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十五夜会2020.09.22
第76回目の十五夜会のご報告です。 今回の十五夜会は、ZOOMで半年ぶりに開催をしました。
当日は16名の方にお集り頂き開催致しました。 内訳は作家0名。デザイン制作7名。イラスト制作4名。カメラマン0名。ホームページ制作3名。映像制作0名。その他2名です。そのうち初参加の方はWEBのディレクター、WEBコーダー、グラフィックデザイナーを行なっている方の3名でした。初参加の皆さまは、昔から十五夜会の存在は知っていた人ばかりです。今までなかなか参加できない状況であったとの事ですが、ZOOM開催という事で今回やっと参加して頂けたとの事です。
今回のメインゲストは、WEBクリエイターのユメノさん。イラストからホームページ制作まで幅広くデザイン、ディレクションをこなし、物販サイトの構築なども得意としています。半年ほど前に独立し、現在はイラストを使ったランディングページの制作を中心に仕事を行なっているということでした。イラストもタッチをあまり絞らず、要望に近いタッチを提案できるということで、バリエーションが豊富な印象を受けました。
これからの活躍が楽しみなWEBクリエイターのユメノさんでした。 -
その他2020.07.29
弊社のお客様でもあります、AIKIリオテック 様と中部テクノ様で共同開発されたUVCステリライザーをご紹介します。ステリルエア社のUV-C殺菌灯を使い、強力な紫外線を照射する事で、空気を除菌し綺麗な空気を排出する装置です。新型コロナウィルス、インフルエンザなどが心配な状況の中、カビ、細菌、花粉などにも効く空気清浄装置ができました。この装置の販売代理店を行わせて頂くことになりまして、ご紹介をさせていただきます。
小規模事業者の方には、以前ご紹介した小規模事業者持続化補助金<コロナ型特別対応型>を活用して、導入を行う提案も行っております。
ご興味のある方はぜひご連絡をお願いいたします。
ご相談の方法は、ZOOMでの打ち合わせ、もしくは愛知県名古屋市近郊は伺う事も可能です。
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みんなのいろいろ2020.07.17
久し振りの更新となります。
春先の桜が咲き誇る頃に犬山へふらりと散策をしてきました。
もう初夏なのに何を今更と思わないでくださいね。ね!
この時はすでにコロナ渦でしたので、城下町の通りは極力避けて、人のまばらな路地裏を選んで歩きました。
メインストリートから外れた横道にこそ面白いものが潜んでいるものです。
ほら、ご多分に漏れず見つけましたよ。テント生地のセンターに配された店名のなんと素敵なレタリングの佇まい。
カリグラフィタッチの装飾とロゴタイプが上手くマッチしています。
左隣に舞う流麗なタッチのイラストと相まって、余白のとり方も絶妙です。
おしゃれ。
まさに看板に偽りなしです。
名古屋の街なかで見掛けるブティック?の品揃えとはまた違う、この地に根付いた品のいい品揃えなのかなとお見受けしました。
建物自体も年代物のようで城下町の景観とマッチした外観も見逃せません。
桜を愛で、横道で出会った素敵なデザインに心潤い、コロナで暗くなっていた胸中に光が差し込んだかのような心持ちで犬山を後にすることができました。〈writing:兼松〉
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みんなのいろいろ2020.04.26
コロナウィルスで大変な状況の皆様もたくさんいらっしゃると思います。営業時間の短縮、停止などを余儀なくされている会社さんも多いと思います。今こそ、コロナウィルスが去った後、すぐにでも販促活動をスタートし業績をV字回復できるような準備を少ない資金ではじめませんか?
現在、利用することができる補助金は、小規模事業者持続化補助金がございます。
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が商工会議所・商工会の協力のもと、販路開拓などの持続的な取り組みを行うための事業費用の2/3(最大50万円まで)が補助される制度です。この補助金を使って、ホームページやチラシなぢの販促ツールを作ってみませんか?
売り上げが20%下がっているなどコロナウィルスの影響が出ている会社さまには、優遇される場合もあるとのことです。
詳しくは名古屋商工会議所のホームページでご確認ください。当社では、申請書類の作成をサポートしていただける会社様もご紹介できますので、安心してご依頼いただけます。
現在の募集は全4回を予定されています。補助金事業のため、予算がなくなり次第終了する場合もございます。【公募締切日】 ※すべて最終日当日消印有効
第1回受付締切 2020年3月31日(火)終了
第2回受付締切 2020年 6月5日(金)
第3回受付締切 2020年10月2日(金)
第4回受付締切 2021年 2月5日(金)ぜひ、この機会をご活用いただきまして、売り上げ作りの準備を進めて行きましょう
ご希望の方は、ぜひ当社お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
zoomを利用した、ウェブ会議による打ち合わせを行わせていただきます。
お気軽にお問い合わせくださいませ。アドラインプラス 小野
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十五夜会2020.02.26
第75回目の十五夜会のご報告と次回のご案内です。 今回の十五夜会も、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんをおかりし 22名の方にお集り頂き開催致しました。 内訳は作家1名。デザイン制作6名。イラスト制作2名。カメラマン1名。ホームページ制作2名。映像制作1名。その他9名です。
そのうち初参加の方は1名。グラフィックのデザイナーで独立されたばかりの方でした。
今回の十五夜会のメインゲストはMATBARD(マットバード)こと、的場さんです。的場さんは、「デザインの現場で役立つ営業の話」というテーマでお話をして頂きました。昔は、デザイナーとして働いていて現在は、英語教材のシステムを販売する会社で、営業と営業を支援するエグゼクティブ・アドバイザーとしても活躍されています。高校を卒業した頃に一時期DJを行なっていた経験があるそうです。今はデザインの世界にハウスミュージックを紹介し、クラブに来る若者達などにデザイナーを紹介するため、デザインナイトというイベントを毎月第4月曜日に午後8時からサウンドバーMIRAIで行なっています。
今回のお話の中で、短時間でお客様の心をつかむ「20秒自己紹介」というお話をして頂きました。プレゼンとは、「人の心を動かして、行動にかりたてる事である」と的場さんは言います。また、誰がプレゼンをするのかがとても大事でるため、まずは自分自身を理解して頂く事がとても大切だという事でした。20秒の構成としては、最初の10秒で自分の凄さを伝え、残りの10秒で相手への貢献を伝えます。凄さと言われても、何も見当たらないという人もいらっしゃるのですが、小さな事に絞っていけば、必ず一つは凄いと言われる事があると思いますとの事でした。
また、お相手の方が一言でいい表せるのが、良い自己紹介だという事です。ただし、20秒でもシチュエーションによっては長い場合もあるので、色んな場面で使えるように普段からダイレクトに伝える伝え方を、時間に合わせて色々と考えておいた方がいいとの事でした。当日は、20秒自己紹介のワークも用意して頂いていたのですが、時間の都合でできなかったのが、とても残念でした。
次回は、3月15日に開催する予定でしたが、コロナウィルスの影響により中止とさせて頂きます。会場も今まで使わせて頂いていた所が今後は使えなくなりますので、変更になります。また、コロナウィルスが終息した頃に開始したいと思います。
アドラインプラス 小野 -
十五夜会2020.01.21
第74回目の十五夜会のご報告と次回のご案内です。
今回の十五夜会も、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんをおかりし
23名の方にお集り頂き開催致しました。 内訳はデザイン制作6名。
イラスト制作3名。カメラマン0名。ホームページ制作2名。映像制作0名。その他12名です。そのうち初参加の方は6名。グラフィックのデザイナー。日本酒とワインが楽しめる飲食店を2月にオープンさせる方。 錦でバーを運営しながら、クリエイターの為のシェアハウスを運営している方。とその従業員の方。 一般社団法人で外国人の方の支援をしている方。保険業と相続診断士を行なっている方でした。
今回の十五夜会は、メインゲストが無しで、一部の人に豊富を語って頂くという事でスタートしたのですが、1年の豊富として参加者同士が応援できるような内容となるとその場で応援団を見つけてむすびつけるという事までできなかったのが残念でした。ただ、初参加の方も多かったため、自己紹介の時間もいつもより多く取れた事が良かったのと、皆さまが色々な所で思ったより繋がっていたので、色々なご縁を感じる会となりました。さて、来月の十五夜会はMATBARD(マットバード)でDJ兼イベンターとして活躍中の的場さんです。的場さんは「英語と洋楽で、日本を元気にする」という目標を掲げ、ダンス・ミュージック文化の普及に取り組んでいます。
SOUND BAR MiRAi で第4月曜日に行なわれる「デザインNight」は、名古屋圏のデザイナーさんや
アーティストの活動を応援するためにおこなっているイベントです。十五夜会にご参加いただいている方も時々出演しているそうです。的場さんとお知り合いになって、イベントに参加してみたい作家さんも募集してます。皆さまご参加よろしくお願い致します。アドラインプラス 小野
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十五夜会2019.12.23
第73回目の十五夜会のご報告と次回のご案内です。 今回の十五夜会も、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんをおかりして17名の方にお集り頂き開催致しました。内訳はデザイン制作8名。イラスト制作3名。カメラマン0名。ホームページ制作2名。映像制作0名。その他5名です。
そのうち初参加の方は2名。名古屋で活動するDTP関連の方を対象にスキルアップや交流を目的とした勉強会「DTPの勉強部屋」を主催している方。 デザインやイラスト制作、MCなどを行なっておいる方でした。
今回のメインゲストは、「おたまじゃくし」の屋号で活躍している、イラストレータの「なるさわいつお」さんです。
当日は、イラストレータとして独立するまでと、今まで書いたイラストの実績とイラストの書き方についてのお話をしていただきました。なるさわさんは、専門学校卒業後20歳でプロを目指して活動を開始。最初はアクリル絵の具を使ってのイラストを絵を描くアナログの仕事からはじめました。その後、パソコンのマッキントッシュを使ってイラストを描く時代になり、マッキントッシュを使ってデジタルでイラスト制作を行なうようになります。
しかし、仕事をとり続けて行くたいへんさや、一人暮らしをしたかった事もあり、一旦印刷会社に就職して9年ほどそこで仕事をしました。
でも、やはりイラストが書きたい、物作りがしたいという思いが強くなって、専門学校時代に講師をやって頂いていたイラストレータさんの事務所に就職。そこから再度独立して現在に至るとの事です。最近の仕事は、イラスト素材の制作、教材への挿絵、冊子のカット、携帯アプリのキャラクター制作などを行なっています。
基本はイラストレータというソフトでも加工できるようにベジェ曲線を使って作る事が多いそうで、マウスではなく、ペンタブレットを使ってイラストを書かれています。漫画を描いている人などに主力を注いでいるクリップスタジオのペイントというソフトを使ってラフを作っています。それでは、なるさわさんがイラストを作る時の流れを順をおって説明していきます。はじめにイラストレータというソフトにてフレームを制作し、それを書き出し、フォトショップで読み込み、クリップスタジオのペイントに取り込む。その後、ペイントでラフを作成しているそうです。
なぜラフからフォトッショプをそのまま使わないのかといえば、やわらかいタッチが表現できるからとの事でした。また、紙に描いて読み込むという事を以前は行なっていたそうですが、紙だと無くなってしましたり、修正がしにくい、履歴が残しにくいという事もあり、デジダルデータで取っておけるようにクリップスタジオのペイントを使うようになったそうです。
ラフ作成後は、フォトショップの形式に書き出して、下絵としてイラストレータに張り込み、その上から本書きを始めるという事です。
イラストレータのペンツールを使いながら、ペンタブレットでベジェ曲線で線画を作り、その後イラストレータのライブペイントという機能を使って着色していく。ここで注意なのが、線がきちんとくっついていないと綺麗に色がぬれない事。そのため、線画の下のレイヤーに塗り専用のレイヤーを作り、色づけ専用のパスを作っているそうです。そして出来たデータに対して背景を作成したり、影を作ったりなど最終の加工を施して仕上がりとなります。
イラストレータで作っておけば、パーツで差替えなどもできるので、バリエーションを作るのには便利だという事でした。これはイラストレータで後程変更できるようにと指示があるイラストを描く時の作り方という事です。
イラストを描くのにも色々とやり方があるのだなという事を感じました。さて、来月の十五夜会は令和2年1月15日に新年会という形で、メインのゲストを決めずに参加者の皆さまの1年でやってみたい事の報告とそれを手伝える人探しをやってみたいと思います。誰かと繋がって1年間目標に向けてやりたい事がある方は、ぜひ参加して頂いて目標を語ってください。
例えば、「クリエイターマーケットに出店したい」「独立したい」など。
それを協力や応援できる人達をその場で募集して、マッチングしてみたいと思います。その場で応援者がすぐに見つからなくても、参加者の皆さまには印象が残りますので、後程応援者がみつかるかもしれません。
口に出す事が、新しい行動の一歩になればと思います。
皆さまご参加よろしくお願い致します。アドラインプラス 小野
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これサポ交流会2019.12.05
11月27日19時から、第29回の福祉関係者の交流会「これサポ交流会」を、
新栄グリーンハイツにある「ぶくパル」さんをお借りして開催致しました。
参加者数は、11名。様々な業種の方にご参加いただきました。今回、マイビジネス報告をしたのは、主催者であるアドラインプラスの代表取締役小野 裕司です。
今回は、猫の手アプリの活用とアプリで繋がろうという事でお話をさせていただきました。猫の手アプリは、お年寄りや身体の不自由な方(以後助求者:じょきゅうしゃと言います。)が普段仕事を依頼している業者同士を繋ぐ事で、一人でも多くの助求者さんのお困り事を解決しようという事で、作ったアプリです。
普段助求者さんが仕事を依頼している業者Aさんが繋がっている業者をアプリで見る事ができれば、お困り事が発生した時に、助求者さんは安心して困り事を依頼できるのではないかと思いました。普段から関係性の出来ている人の知り合いの業者Bさんであれば、初めて依頼するのも安心ではないかという事をコンセプトにして制作しました。また、これサポ交流会では定期的に会う機会を作る事で参加者同士が、新しいご縁を広げて頂けます。しかし毎回会っている人ですら、お互いの仕事の内容を深く聞けていないという事も時にはあります。人の記憶は、当てにならないものです。折角交流会でお互いが知っていても、紹介に繋がりにくい。また誰かに紹介しようと思った時に、すぐに情報が出てこないという事もよくあります。そこでこの猫の手アプリを使って頂く事で、このような問題を解決してもらいたいと思います。
猫の手アプリでは、業者登録していただけば、ご自身の繋がりがある業者Bさんをオススメ業者として表示する事ができます。お知り合いの助求者さんにはこのアプリをダウンロードして助求者さんが仕事を依頼している業者Aさんが登録してあげてください。
Aさんの繋がりのある業者Bさんを紹介したい時は、アプリを立ち上げて、すぐに業者Bさんの情報を見せて紹介をしてあげる事もできますので、業者同士でお互いを登録して頂く事で紹介しあえる環境が作れます。
交流会などで繋がりの出来た業者さんのすべての名刺を毎日もちあるいてる人はほとんどいないかもしれませんが、携帯電話は持って歩いている人がほとんどです。だからこそこのアプリが有効です。業者さん同士でお互いの接点のある助求者さんにこのアプリを登録してあげる事で、助求者さんはこの猫の手アプリを使って、お困り事を安心して依頼する事ができます。
また紹介して登録してくれた業者Aさんの情報は固定で表示される事になるので、助求者さんも紹介業者Aさんに簡単に連絡ができるようになりますので、助求者さんとのホットラインとしてもご活用頂けます。連絡も発信ボタンを押すだけで電話がかかるし、予め登録しておいた情報を「メール」ボタンを押すだけで依頼したい業者に送信できますので簡単です。もちろん事前に、名前などの必要事項は登録して頂く必要はあります。
他にも、アプリによく使う連絡先(4件まで)を登録しておく事で、そのボタンから発信した時に、自分の今の居場所を相手に送る事もできます。使い方次第でありますが、何かトラブルが行なった時に場所を知らせるのにはとても役立ちます。
例えば、自転車がパンクして、詳しい場所が分からない。待ち合わせをしたが、近くにいるのに詳しい場所が分からない。などあらかじめ設定しておくと、助求者さんの居場所が分かって便利です。介護タクシーなど位置情報を必要とする業種は、この機能を利用していただくとお迎えの場所が分かって便利ですし、お客様の囲い込みもできると思います。
ぜひご活用くださいませ。このように猫の手アプリを活用しながら、業者Aさん、Bさんは、お互いの仕事を紹介しあえ、助求者さんは、フォローして頂ける業者が増えていく。ぜひ、猫の手アプリをご登録頂きながら、業者同士の紹介を加速して、多くの助求者さんのお困り事を解決出来れば幸いです。
猫の手アプリの詳細は、こちらから
最後に、これさぽ交流会ですが、少しの間お休みを頂く事になりました。
また、1年後ぐらいを目処に開催したいと思いますので、今後ともこれサポ交流会をよろしくお願い致します。アドラインプラス 小野
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児童福祉の架け橋2019.12.04
当社が運営している児童福祉の架け橋も今年の9月で4年を超えました。
1年間のセッション数約13万。ページビューが29万。ユーザーは10万。とかなりのよい反響が出ています。おかげさまで、施設が必要としている物を買ってあげる事ができる、「必要な物リスト」で購入して頂く機会も増え、児童養護施設の皆様から大変多くのお喜びの声が届いています。支援を頂いている皆さま本当にありがとうございます。
まだ、愛知県内の児童福祉施設もすべて登録が済んではおりませんが、なるべくはやいうちにすべての児童養護施設、乳児院が登録して頂けるように頑張って進めていきたいと思います。
必要な物リストからの購入が増えるとアマゾンさんからも紹介料がいただけるしくみになっており、その紹介料も徐々に増えてきました。
児童福祉の架け橋を通じてお知り合いになった、たくさんの皆さまと新しい繋がりも増えてきました。先日も、MIJW~水戸発夢を叶えるプロジェクト~を行なっている中井川さんの社会問題解決セミナーと福地桃子さん主演の「あまのがわ」の上映会に参加させていただき、古新舜監督の講演も聞く事ができました。心と身体を考える、古き良き日本の伝統文化と今の時代の社会が絡み合うとても素敵な映画でした。
古新監督も実は私が常任理事を行なっている、一般社団法人アソシア志友館の柴田理事長が取り上げられた、ドキュメンタリー映画「日本一幸せな従業員を作る」の配給元であるNPO法人のハートオブミラクルの皆さまとも繋がっており、ただならぬご縁を感じました。
色々な人との繋がりが、児童福祉の架け橋を通じて広がっているのがとてもうれしい今日この頃です。
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十五夜会2019.11.20
第72回目の十五夜会のご報告と次回のご案内です。 今回の十五夜会も、名古屋市新栄にあるs新栄グリーンハイツ205号室をおかりして26名の方にお集り頂き開催致しました。
内訳は作家1名。デザイン制作8名。イラスト制作3名。カメラマン0名。ホームページ制作2名。映像制作1名。その他11名です。そのうち初参加の方は4名。保育士をしている方。デザイナー兼DJをしている方。会社でデザイングループのマネージャーをしている方。デザイン会社を経営している方でした。
今回のメインゲストは、豆本作家のhokori(松下 寛子)さんです。松下さんは、ウェブ会社でプログラマー兼コーダーのお仕事をしながら、豆本作家としても活動しています。当日は、豆本の魅力を伝えたいという事で、様々な豆本を見せて頂きながらお話をしていただきました。
はじめに豆本(ミニュチュアブック)の規定のお話がありました。豆本は規定サイズがあって、手のひらにおさまる76×76ミリ以下のものを豆本というそうです。また、これより大きいものをマクロミニチュアブック、小さいもので7ミリ以下の物をマイクロブックというそうです。 豆本は、歴史的にもかなり古い時からあるらしく、最古の豆本は、古代メソポタミア文明で発見された、楔文字で刻まれた約4センチのねんど板と言われているそうです。日本では、奈良時代に百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)という高さ約6センチの豆巻物があったそうで、それは日本最古の印刷物でもあるという事でした。
また、印刷技術が上がってきて、小さいものでも刷れるようになってきて日本では、江戸時代頃から豆本が増えて来たそうです。増えた理由は、携帯性があるからという事ですが、聖書などを宣教師が持っていくためとか、兵士さんが戦争に行くときにお守りとして持っていったというお話もあるそうです。
松下さんが豆本を作り始めたのは、豆本作家の田中淑恵さんの本と出逢いその本に豆本の作り方がのっていて、作ってみた事がきっかけになったそうです。豆本は、豆本作家の皆さまが作品展やクラフトフェアなどで販売されているという事ですが、がちゃがちゃの景品などでもあるそうで、絵本のように絵が描かれている物から、切り絵のような物を続けた豆本もあるそうで、当日もいろいろな豆本を見せて頂きました。
豆本を作ってみたい方は、松下さんが開催されているような教室へ行くのが一番手っ取り早く学べるそうですが、本なども結構出ているという事ですのでそれをみながら作るという事もできるという事でした。さらにもっと知りたい方には、日本豆本協会という協会もあるそうです。当日は、たくさんの豆本を持って来て頂き、見せていただきましたが、多彩な仕掛けがある豆本もあり、豆本の世界の深さを感じる会となりました。
さて、次回は12月15日に、おたまじゃくしという屋号でイラストレーターとして活躍されている、なるさわいつおさんにお話をして頂きます。
なるさわさんは、印刷会社からイラストレーターの事務所勤務を経て、フリーのイラストレータとして活動しています。また、作家活動などもされいて、色々なグループ展などにも参加されています。当日は、イラストレータで作成するイラストの描き方を説明していただけるという事です。ご興味ある方はぜひ、ご参加頂きまして、繋がって頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.10.23
メインストリートから外れた路地を歩いてみる。
フーテンの寅さんのように気の向くまま風の吹くまま、A地点からB地点へという縛りから自らを解き放ち、見知らぬエリアを彷徨っていると思わぬ発見に至ることがあります。
それが今回の採集物。
青地に白文字のシンプルなデザインと突き出し看板という合わせ技で目立つ上に、その詩的な屋号にハッとさせられました。発見した時間帯が営業時間外だったためシャッターは降りていましたが、どうも地図のお店らしいです。
彼方ということは、つまり「地図の指し示す先にあなたの向かうべき目的地がある」という立体的な意味が含まれており、あまつさえ人生観をも醸しているかのようで美しい。なんと秀逸な屋号なのでしょうか(感動)
HPを見ると地図とはこんなにも種類の幅があるものなのかと驚かされる位に様々なものを取り扱っているようです。
小さい店構えながら、ここから始まる冒険もあるのかもしれないと想像すると、なにやら壮大でもあり重要拠点とも感じられてワクワクする気持ちを禁じえませんでした。
こういう様々な思いを馳せることができる屋号はそれだけでご飯が三杯たべられます。〈writing:兼松〉
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十五夜会2019.10.22
第71回目の十五夜会のご報告と次回のご案内です。 今回の十五夜会も、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんをおかりして26名の方にお集り頂き開催致しました。 内訳はデザイン制作5名。イラスト制作4名。カメラマン1名。ホームページ制作2名。映像制作2名。その他12名です。
そのうち初参加の方は5名。アニメキャラクターのイラストをモチーフに似顔絵を描いている人、デザイナーシェアハウスに住んでいて、本業とは別にラジオパーソナリティをしている人、クリエイターの派遣をしている人、カナダに住んでいて、カメラマンをしながらWEBデザイナーを目指している人、ブランディングを得意とするデザイナーの方でした。前回に引き続き海外在住の方にご参加頂き、グローバル化を感じる交流会となりました。今回のメインゲストは、ビジネスモデル構築&集客プロデューサーの永島寛之さんです。永島さんは、個人事業主を中心にしたビジネスモデルの構築・イベント集客のアドバイスを行なっています。当日は、ご自身の行なっている集客の方法をセミナーのような感じでお話して頂きました。集客の定義、集客の基本、アナログ・デジタル集客の特徴を知る事を当日の目標としてお話していただきました。時間の関係で自己紹介や実績などは飛ばしてお話していただきましたが、後程頂いた資料を見せて頂いていると集客のコンサルの実績も複数お持ちである事がわかりました。
始めに、集客は難しい、たいへんだという人は多いが、それはなぜだと思いますか?という問いかけから始まりました。それは皆さんのゴールが集客する事になっているから大変に感じるのであって、そのサービスや品物などを買って頂いた方が幸せになるという事がゴールになっていれば、押し付けではなく、その人のために行なっている事になるので、集客のイメージががらりと変わるというお話がありました。次に、集客の定義とはどんな事ですか?また自分自身の集客について明確に定義を答える事ができますか?という質問がありました。集客はしたいと考えていても、その定義について深く考えた事がある人は少ない。まずは、その定義をしっかり考える事が大切であるという事でした。さらに、集客の種類はどれぐらいあるのかについてもお話がありました。アナログの方法、デジタルを使った方法など、別紙で頂いた資料は、詳しく情報がまとめられていてとても参考になりました。また、集客に大切な5つの事の中にも出てきましたが、ペルソナを作り自分自身がターゲットとする人を詳しく理解して、どのようなアプローチをするのが効果的かをきちんと把握した上で、行動する事がとても大切という事でした。
最後に交流会などで知り合った人で、どうしてもお近づきになりたいと思った人にどのようにしてアプローチをすればいいかをお話していただきました。相手に興味を持ちきちんと話をするのはもちろんですが、相手の話をきちんと覚えていて次回あった時などにその事にふれる事などもとても大切だという事でした。他にも封筒で手紙を出す時に使う魔法の方法も教えていただきました。とても勉強になる事ばかりで充実した報告になりました。詳しく知りたい方は、ぜひ永島さんが行なっているセミナーに足を運んでみてください。集客がより楽しく、楽しくできるようになる気がします。
さて、次回は11月15日に、豆本作家のhokori(ほこり)こと、松下 寛子さんにお話をして頂きます。松下さんは、10年程前から豆本の制作をはじめ、日本豆本協会会員、本づくり協会会員などの協会にも所属し、豆本の作家として活動をしながら、ワークショップなども行なっています。当日は作品なども見せて頂きながら、お話を聞かせて頂けると思いますので、ご興味ある方はぜひ、ご参加頂きまして、繋がって頂ければと思います。よろしくお願い致します。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.10.04
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
「デザイナーの日常」第5回は、前回に引き続きトリエンナーレ。2010年から3年に1度開催されている『あいちトリエンナーレ』。
会場は、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館、四間道・円頓寺、豊田市美術館・豊田市駅周辺です。
今回紹介するのは、名古屋市美術館の作品です。会場に入ってすぐに見えるのが碓井さんの作品。
作者自身が不妊治療を経て、妊娠3ヶ月頃に制作していた作品と言うこともあり、生殖や生命倫理をテーマに制作されています。モチーフが左右対称に描かれているのは、染色体の構造をイメージしているそうです。
母性を感じる作品が天井から吊り下げられており、揺り籠やベビー服などのアップリケや刺繍が優しい光に包まれています。インドネシアを拠点に活動されている今津さんは、Photoshopなどを使って下絵を作っていて、その下絵を元に油絵の具で描かれていました。
この作品の横には、回転するプロペラに映像が映し出されていて、オラウータンが可愛く動き回っていました。
描かれた動物を見て思わず「可愛い」と言ってしまいますが、絶滅の危機に瀕する動物や絶滅した動物、銃を構えている人間など、現実世界で起こっている問題が描かれていています。
モニカ・メイヤー《The Clothesline》
※当初の展示内容とは異なりますトリエンナーレの開催に先駆けてワークショップが行われ、4つの問いかけに回答が寄せられました。その回答が洗濯バサミで留められていたようです。『表現の不自由展・その後』が中止になったことを受け、記入されるはずだった未記入のカードが破られ床に散乱した状態になっています。
名古屋市美術館の地下1階では、モニカさんの同意のもと、自主的な企画として《子ども版 The Clotheslin》が行われていました。「子どもとして、嫌だな、と感じたことはありますか? それは何でしたか?」という質問に対してのコメントが展示されています。
また、愛知県美術館の8階では、『表現の不自由展・その後』の展示スペースへ続く扉に「日常で見つけた差別や偏見、我慢や諦め」や「自由を奪われた」経験を紙に書いて壁に貼っていくスペースがありました。陶磁器って器なら食材を盛りつけたり、壺なら花を生けたり。
それぞれの用途に合わせて形を作り絵付けがされるものですよね。
けれど、桝本さんの作品はどれも陶磁器の概念を覆すものばかり。
桝本さんのサイトには、〈用途のある形であるはずの器型をしておきながら、 実際には使用されずに飾られるだけという存在〉に注目し、〈装飾されるだけならばどんな形でも良いはずですが、あくまで器型をしているのはなぜか。〉と書かれていていました。
用途や装飾の枠に囚われない、ユーモア溢れる飾られる為だけに作られた作品に、心を奪われてしまいました。今回はここまで。長くなってしまったので、続きはまた次回に。
早くしないとトリエンナーレが終わってしまう!
________________________________________________あいちトリエンナーレ
2019年8月1日(木)〜10月14日(月/祝)
https://aichitriennale.jp/ -
これサポ交流会2019.09.29
9月26日19時から、第28回の福祉関係者の交流会「これサポ交流会」を、
新栄グリーンハイツにある「ぶくパル」さんをお借りして開催致しました。
参加者数は、6名。様々な業種の方にご参加いただきました。今回、マイビジネス報告をしてくれたのは、一般社団法人キャリア戦略開発協会 代表理事の菅野 祥一さん。キャリアコンサルタントとして、個性分析をベースとした働き方改革に貢献する研修とセミナーを行なっています。
今回は、個性心理学を使ったコミュニケーションの取り方のお話をしていただきました。
菅野さんは東京生まれで、奥さまが名古屋出身という事もあり、現在は名古屋で生活をされています。
以前の仕事は転勤が多くコミュニケーションに悩み、個性心理学とであってコミュニケーションを円滑にする方法を知り、コミュニケーションで困っている人達をもっと助けたいという思いで独立されたそうです。個性心理学は、生年月日をもとに統計学を用いて、動物に例える事でより親しみやすくわかりやすくしたもので、自分の本質、表面、意思、希望などを表現する動物12種類に分け、さらにその動物の中もいくつかのパターンに分けて、最大60個に分類しています。また、動物の個性を3つに分類して、MOON、EARTH、SUNというのに分けて表します。この3分類は、ヒューマンリレーション(ジャンケンの法則)として、自分の情報の伝えやすい人、伝えにくい人などが決まっているとの事でした。その区別を知っているだけでも、誰かに物事を頼む時に、自分から伝えるのか、誰かに伝えてもらうのかで、全然コミュニケーションの取り方が違うというのも伺いました。
このコミュニケーションの違いを上手く活用すれば、営業マンがお客様と交渉する時にどんなタイミングで交渉すればより確立が高い制約が取れるか、どのように説明したらお客様によりご納得が頂けるかなど、アプローチの方法が分かります。また、子育てに悩む親御さんにも、お子さまの本質を知る事で、お子さまとの接し方、教育のポイント、お子さまの反応する言葉などを使いながらお子さまと接する事ができるので、より深いコミュニケーションをとる事ができるようになります。コミュニケーションツールとしての個性心理学の応用で、コミュニケーションに悩むより多くの人が繋がれる社会になる事ができればと感じました。もちろん、色々な所で、この個性心理学を応用して、仕事、家庭に活かす試みもされているという事で、事例を元にお話をしていただけて、とても勉強になりました。
菅野さんは、個性心理学のインストラクター資格講座もおこなってます。このツールを使ってコミュニケーションをよりよい物にしたい方は、ぜひこちらの講座を受講してみてください。当日は、参加者が少なかったため、懇親会でもより深い話をたくさんの説明や事例を聞く事ができたので、とてもおトクで濃密な時間を過ごす事ができました。
次回の第29回これサポ交流会は、10月をお休みしまして、11月27日水曜日に開催いたします。
マイビジネス報告は、株式会社アドラインプラス、代表取締役の小野裕司が皆さまのご縁を繋ぐ「猫の手アプリ」についてお話をさせて頂き、その後、猫の手アプリの登録、繋がりの設定などを行いたいと思います。ぜひ、ご参加頂いて新たなご縁を繋げて頂ければ幸いです。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.09.27
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
「デザイナーの日常」第4回は、前回に引き続きトリエンナーレ。2010年から3年に1度開催されている『あいちトリエンナーレ』。
今年の会場は、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館、
四間道・円頓寺、豊田市美術館・豊田市駅周辺です。まずは、メイン会場の愛知芸術文化センターから。
この会場は特に作品の数が多いので、会場の様子を写真中心にお届けします。
クラウディア・マルティネス・ガライ《・・・でも、あなたは私のものと一緒にいられる・・・》
※当初の展示内容とは異なります
写真には写っていませんが壁面にポスターが掲示されており、本来の展示空間とは異なる状態になっていました。
ワリード・ベシュティ「FedEx」「トラベル・ピクチャーズ」
ピア・カミル《ステージの幕》
※当初の展示内容とは異なります
バンドTシャツを縫い合わせて作られたこの作品には、24個のスピーカーが設置されています。
ですが、「表現の不自由展・その後」の展示中止に伴い、本来の作品とは異なり
スピーカーは音を奏でることもなく剥き出しになっていました。
アート・プレイグラウンド《あそぶ PLAY》
この空間は、ダンボールの造形を研究してきた愛知県内の小学生「ダンボール研究会(通称ダン研)」のメンバーが中心となって、建築家の遠藤幹子さんと日比野克彦さんと共に使い方の決まっていない遊具などが作られた空間。
定員入替制ですが、来場者は自由に遊ぶことができ、大人も子どもも無料で入場・参加できるので、特に子連れの方に人気でした。
私は一人で行ったので、横の見学通路からひっそり観察しました。笑他にも見たい作品はあったのですが、「表現の不自由展・その後」の展示中止に伴い、展示室が閉鎖されている箇所もありました。展示室すら入ることができず、作品を目にすることも出来ません。
表現の自由とは何なのか、アートとは何なのか、改めて考えさせられました。「表現の不自由展・その後」ばかりが注目されていますが、素敵な作品は沢山あります。
作品の多くは写真撮影が可能なので、気に入った作品を記録に残せるのが嬉しいです。
ただ、写真では伝わらない迫力や感動、会場の空気などもあるので、
まだ見ていない方は、ぜひ会場で実物を見ていただきたいです。沢山ある作品の中で、自分の記憶に残る作品に出会えると嬉しいですね。
この会場だけで長くなりましたので、他の会場はまた次回に。
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あいちトリエンナーレ
2019年8月1日(木)〜10月14日(月/祝)
https://aichitriennale.jp/ -
十五夜会2019.09.24
第70回目の十五夜会のご報告と次回のご案内です。 今回の十五夜会も、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんをおかりして29名の方にお集り頂き開催致しました。 内訳は作家1名。デザイン制作11名。イラスト制作5名。ホームページ制作1名。映像制作1名。その他10名です。
そのうち初参加の方は12名。十五夜会が始まって依頼の初参加が多い交流会となりました。参加者は、グラフィックデザインをやっている方が3名。ホームページ制作を行なっている方が1名。イラスト制作とデザイン制作の両方をやられている方が2名。岐阜で印刷会社を経営されている方。錦でDJをされている方。コピーライターをされている方。女性の活躍できる職場として、ウェブサイト制作、データ入力、翻訳などを行なっている方。仕事に応じて、適正なイラストレーターやデザイナーをマッチングし仕事を紹介している方。パリにお店をお持ちで、キャラクターグッズなどを作成展開し、日本のサブカルチャーをフランスにて広めるためにイラストレータなどを探しに来た方など、たくさんの方にご参加頂きました。
今回のメインゲストは、イラストレーターのイワタニ ユウスケさんです。イラストレーター歴が約20年というベテラン。プログラミングの勉強をしていたが、独学でイラストの勉強をして、デザイン会社の仕事を経てイラストレーターとして独立。独立当初は、人見知りのため、なかなか話をする事が難しく仕事を取るのに苦労したが、積極的に交流会、飲み会などに参加をして仕事を探すようになった。あまり飲み会に参加し過ぎて、体を壊しかけた時期もあったそうです。
また、名刺を宣伝ツールとして使っている人が少ない時代に、名刺の裏面を辞書の一部のように見せるデザインにして、消しゴムのカスが嫌いという表現を使い、自己紹介文を書く事で、デジタルで絵を描く事が得意であることをアピールする仕掛けを考えて、自己アピールを行なっていたそうです。
独立当初は、お客様も少なかったためタッチを固定しないでイラストを書いていたが、段取りが組みにくい案件、製作過程が分かりにくい作りにくい案件などを形にする仕事が得意とわかり、そのような依頼が多く来るようになっていったとの事でした。例えば、スキー場のコースとリフトを記載するイラストマップを1から作る仕事だったり、バイクのカスタムパーツを取り付けた完成イメージを企画段階から作ることだったり、誰もがやれそうでも、やれない創造力の必要な仕事に特化して作業をしてきたそうです。
しかし独立から10年ぐらい経って周りの友人達がどんどん評価されていくのをみて、イラストレーターとして自分も認められたいという心境の変化やデジタルよりもアナログが好きだという事を改めて感じるようになり、2010年頃からアートイベントに参加したり、デザイン団体に加入したりして色々な賞などにも積極的に応募するようになり活動の場を広げて、2015年頃から少しずつ認められるようになり今があるそうです。
今後のイワタニさんの活躍が楽しみになる報告となりました。
さて、次回は10月15日に、ビジネスモデル構築&集客プロデューサーの永島寛之さんにお話をして頂きます。
数多くのイベントを主催し、集客をする仕事をしています。デザインとはちょっと違いますが、販促としての考え方などはとても参考になると思います。ぜひ、ご参加頂きまして、皆さま繋がって頂ければと思います。
よろしくお願い致します。アドラインプラス 小野
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2019.09.20
今回はいつもとは趣向を変えましょうか。
サインや看板というものは屋外に置かれる媒体のため、紫外線や風雨といった過酷な環境に晒され続ける運命にあり、まさに雨ニモマケズ風ニモマケズ状態です。
それらは幾年月を重ねることで当然劣化していき、宿り主である建物と共に味わい深い趣を深めていきます。エイジングというやつですね。
という事で今回は私の目にとまったエイジング系の看板をご紹介。〈サンプルA・B〉筆文字系です。
昔の塗料は現在とは違って紫外線に弱かったのでしょうか。
お家では影の薄いお父さんのように…文字が消えかかっています。
サンプルAは雨だれの錆が加わり、侘び寂び感を醸し出していますね。
サンプルBに至っては渾身の筆書きです。とめはねの痕跡もうっすらと見られて面白い。〈サンプルC〉立体看板系です。
これは材質自体が板金だからか、良い錆が出ていて味わい深い。
建築物としてもセンターの小窓が可愛らしいのが見所の一つでした。〈サンプルD〉
何て書いてあるのか読めない系。
PTIOIAN IHIBATA?
どうもパーツが欠落しているらしいし、デザイン重視のタイポグラフィのようですね。
OPTICIAN SHIBATAと解読(Oにしか見えないC。Sも難読…)。メガネ屋さんでしたか。
こうやって謎解きをする要素があるのも楽しいなと再発見。
ちなみに渋ビルではおなじみの角丸サッシの窓である事もポイントが高い。〈サンプルE・F〉
これも筆文字系ですが少し珍しいタイプの看板です。
手で触れていないので確信はありませんが、古めかしさからみてガラスに書かれた電飾看板のようです。
表面の均一な光沢感から察するに裏側から鏡像で文字を書いた後に白い塗料を全面に塗ったのだろうなと推察。
よくぞ今日まで割れずに残っていてくれました。これは貴重!今回紹介した看板はおそらくどれも閉店したお店と思われますが(違っていたら御免なさい!)、本来の役目を終えてもその存在感が感じられるのは、そこに店主の愛着や職人の技が籠もっているからなのだろうなと思いました。
〈writing:兼松〉
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みんなのいろいろ2019.09.06
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
「デザイナーの日常」第3回は、トリエンナーレ。2010年から3年に1度開催されている国際芸術祭
『あいちトリエンナーレ』が2019年8月1日からスタートしました。
今年の会場は、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館、
四間道・円頓寺、豊田市美術館・豊田市駅周辺です。4回目にして初めてフリーパスを買ったので、
今年は余裕を持って各会場を巡ることができそうです。私は、8月中に豊田市美術館・旧豊田東高等学校、円頓寺・四間道エリアと
サカナクションの音楽プログラム『暗闇 -KURAYAMI-』に行ってきました。
また、追って感想を書いていきたいと思います。写真に写っている雑誌『 OZmagazine 』8月号が「夏のアート旅」ということで
「あいちトリエンナーレ」についても情報が載っていました。
トリエンナーレだけではなく、開催地にあるカフェなども載っているので
芸術祭を鑑賞しながら、街中を探索するのも楽しみです。
最新号ではないので、バックナンバーが置いてある
本屋さんに行った際にチェックしてみてください。________________________________________________
あいちトリエンナーレ
2019年8月1日(木)〜10月14日(月/祝)
https://aichitriennale.jp/ -
これサポ交流会2019.07.30
7月25日19時から、第27回の福祉関係者の交流会「これサポ交流会」を、
新栄グリーンハイツにある「ぶくパル」さんをお借りして開催致しました。
参加者数は、10名。様々な業種の方にご参加いただきました。
ご参加頂いた方には、ご自身で障がいをお持ちの方に向けた事業をしたい人や、
今取扱いしている信託型の保険を使って、障がいをお持ちのご家族に生活の安心を
届けたい人などがご参加して頂きました。今回、マイビジネス報告をしてくれたのは、
株式会社みんなの福祉村 代表取締役の大林 俊之さん。
就労継続支援B型事業所「じゃがいも」の管理者兼サービス管理責任者であり、
社会福祉士でもあります。当日は、障害(精神障害、知的障害、身体障害、難病)がある方の現状、
サポートに関してお話をしていただきました。
はじめに、障害を持つ人との接点があるかどうかについて質問がありました。
参加者の皆さまも全員が何かしらの障がいを持つ方との接点をお持ちでした。
日本の人口の約7%の方が何かしらの障がいを持っているそうです。
予想以上に多かったので、びっくりしました。障がいは、見た目では
判断できない精神的なのも含まれるので、多いという事が分かりました。就労継続支援B型事業所じゃがいもさんでは、「その人なりの成長と
ハピネスを応援するのが私たちの使命です」を理念に
「楽しむ、働く、相談する、潜在能力を発揮する!」いうステップで
ご自身が考える幸せの追求を行なう事ができます。
管理をするのではなく、居場所を提供して、自分自身の体調に合わせて
そこでの過ごし方も決める事ができるのが特徴です。
作業としては、福祉機器の梱包、草刈り、お弁当作り、アクセサリー製作、
販売などをおこなっているそうです。今以上に、きちんと収益があがる
仕事をもっと増やして行きたいとお話をされていました。賃金についてですが、出勤に対する評価と実作業の作業時間に対する評価を
7対3で賃金に反映させているそうです。
ですから、途中で体調が悪くなった場合でも、賃金は減ってしまうのですが
休む事もできるし、休んでいる仲間にも不満がでにくい
という事でした。素晴らしいしくみだと思いました。
また、月曜日から金曜日は、仕事。土曜日は楽しみがあるという事でメリハリを
つけて活動を応援しているそうです。「じゃがいも」という名前に込められた想いですが、
じゃがいもはカレーに入っている素材という事で、なくてはならない存在。
カレーはみんなから好かれているので、ここにきている子たちも、
皆さまから好かれるような存在になってほしいという想いから
その名前を付けられたそうです。今後の活動として、喫茶店を経営する目標もあるという事で、
そこではカレーを販売したいとおっしゃっていたのが、印象的でした。次回の第28回これサポ交流会は、8月をお休みしまして、
9月26日に開催いたします。マイビジネス報告を行なってくれるのは、
ホンマルラジオ愛知、代表の菅野 祥一さんです。
菅野さんは、一般社団法人 ISD個性心理学協会のマスターインストラクターと
一般社団法人子育てカウンセラー協会のマスターインストラクターの資格をお持ちです。
当日は、どんなお話がきけるか楽しみにしていてください。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.07.29
何と申しましょうか、とても惹かれる物件です。
かつてカメラ屋を営んでいた事は間違いないとは思うのですが〈小笠原〉は何でしょうかね?
カメラのキタムラのように〈カメラの小笠原〉とここまでを一括りにした屋号?
しかし、助詞がありませんから決め手に欠けます。そもそも離れ過ぎですしね。
古い建物と見受けられるので、おおらかだった頃の時代の空気をとても感じます。
〈カメラ〉の字面もカチッとした安定感があって素敵。
黒くて太い眉毛の店主のお顔が思わず想像されます。
建物自体も、じっと見つめていると横の仕切りによって三段組みの紙面レイアウトにも見えてきますから、これはもうりっぱな職業病ですよ、まったく。(建具の縦横のラインを文字のグリーキング表示と見立てます)
それにしても、あらゆる開放部が光の侵入を拒むかのように、しっかり閉じられています。
はっ!もしやこの建物自体が巨大な暗室となっていて、ピンホールカメラなのかもしれませんよ?じゃあ出入り口らしき箇所の丸い穴がピンホール?
「屋号ではなく、これはカメラだよ、持ち主は小笠原さん」
そう言う事なのでしょうか?
余白が多すぎて妄想を膨らませずにはいられない不思議な物件です。〈writing:兼松〉
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十五夜会2019.07.16
第69回目の十五夜会のご報告と次回のご案内です。
今回の十五夜会も、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんをおかりして17名の方に
お集り頂き開催致しました。 内訳 は作家1名。デザイン制作4名。イラスト制作2名。
ホームページ制作1名。映像制作1名。その他8名です。そのうち初参加の方は4名。仏像を修理、修復している方。印刷会社でディレクター兼営業をされている方。
映像制作を中心にし、ボランティアで児童養護施設に楽器をプレゼントする活動をしている方。
フェイシャルリンパマッサージ、幸せ顔メイクレッスンを行なっている方にご参加頂きました。今回のメインゲストは、一般社団法人キャリア戦略開発協会の代表理事 菅野 祥一さんです。
菅野さんは、一般社団法人 ISD個性心理学協会のマスターインストラクターと一般社団法人子育てカウンセラー協会のマスターインストラクターの資格をお持ちです。
今回の十五夜会では、ISD個性心理学のお話をしていただきました。菅野さんは多くの転勤経験があり、人間関係に悩んだ時期もあったという事でこの個性心理学と出逢いました。
参加者のみなさんに、これからの人間関係、コミュニケーションの何かの役に立てばという事で今回は、
そのさわりの部分をお話していただきました。四柱推命が元になっていて、個性心理学という名前では
広まりにくいから、動物占いという名前で広まったそうで、大まかには60分類に分かれているそうです。はじめにコミュニケーションとはという事からお話は始まりました。
コミュニケーションとは、色々な手段を使ってお互いに情報を伝えあう事です。
また、人は知らない人からの電話やお誘いには冷淡になる。でも会えば会うほど、好意を持つようになります。
だからこそ自己紹介は大切だそうです。さらに人は自分の価値観に基づいて行動をしており、
自分の価値観を認めてほしいという考え方があるのと同時に自分と違う価値観を認めないという事があるため、
相性が生まれるそうです。個性というのは性格の一部分で、先天的な個性は変わらないが、
どんな環境で育つかなどで、個体差が出てきます。今回は、その先天的な個性の部分について知ろうという事で
お話をしていただきました。先天的な個性は大きく、月、地球、太陽の3つのグループにわかれるそうです。
月のグループは、みんなと仲良く生活をしたい。地球のグループは、自分のペースで自分の世界をつくりたい。
太陽のグループは、てっとり早い方法で、いつも元気に輝く成功者になりたい。という特性を持つそうです。
この3つのグループについて色々な例を出して頂きながら、具体的にお話をして頂けたので、
とても分かりやすかったです。お互いの違いを理解できた事で、今後のコミュニケーションに活かせればと
おもいました。興味がある方は、9月1日に13時から中川区で初級講座のセミナーがあるという事ですので、
ぜひ参加してみてください。さて、来月の8月15日は、十五夜会はお休みとなります。
次回は9月15日になりますので、よろしくお願い致します。アドラインプラス 小野