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十五夜会2022.05.18
第95回目の十五夜会のご報告です。今回の十五夜会の参加者は19名です。名古屋市伏見の屋台やさんの3階会議室をおかりして行いました。内訳は、デザイン制作6名。イラスト制作2名。カメラマン2名。ホームページ制作1名。映像制作3名。その他5名です。
初参加は7名。デザイナーが2名。カメラマンが1名。映像制作が1名。学生が1名。その他としてデザイナーを目指しているの方、交流会の主催などを考えている方でした。初参加の方がとても多く、とても楽しい会となりました。今回の十五夜会のメインゲストは、映像プロデューサー・ディレクターのプチフィルム株式会社釘松 靖幸さんです。前回から、参加された方にメインゲスト報告の内容や感想を書いていただく事としました。それでは、メインゲスト報告の内容です。
今回のメインゲストは釘松靖幸さんです。
28歳の時に独立し、映像・動画の企画や制作を行う「プチフィルム株式会社」を立ち上げて15年になります。代表取締役の釘松さんと社員である山木さん、平林さんの三人で仕事をしており、すべての仕事がBtoBで
下請け仕事はほとんどおこなわず、映像制作を必要としている会社にノウハウや技術の提供をしています。
代表的な仕事として紹介して頂いたのは、豊田通商 シンフォニートヨタビル オープニングセレモニーの映像です。先方からの依頼は、「9社一致団結できる映像」。そこで釘松さんが提案したのが、交響曲(シンフォニー)でした。プチプチや車のパーツなどの各社の代表製品から出る音をベースにオーケストラのように演奏をする映像です。9社全ての魅力があの短い時間に集約されていて、見る人も出ている人も楽しめる素晴らしい映像でした。
その後、社員の皆様も最新の実績を紹介して頂きました。
平林さんは、中部テレコミュニケーション株式会社の動画を、
山木さんは愛知産業大学の動画を実績として紹介していただきました。
プチフィルムでは「みんなで豊かになろう」をスローガンに活動しています。釘松さんがお子様が生まれたことがきっかけで、子どもに豊かさを与えたいという想いが強くなった事からこのようなスローガンを作られたそうです。
私としては「クリエイター同士での受発注によって循環が生まれ、より良い仕事やクリエイター全体の豊かさにつながる」というお話がプチフィルムの理念が強く出ていると感じ、とても印象に残りました。
(ライティング/山崎文也 )報告に関しては以上です。
次回のメインゲストはニジラボという屋号でWEBデザイナー、動画クリエイターとして活躍するユメノさんです。最近動画制作のお仕事が増えてきているという事です。「この人に頼めば楽しいものを作ってもらえるだろう」と思っていただけるような制作をしていきたいという思いで活動をされています。当日は、最近の実績も紹介をしていただけるとおもいますので、楽しみにしてください。ぜひご参加ください。
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十五夜会2022.05.16
昨日は十五夜会へご参加頂きまして、ありがとうございました。
水色のカバーのついた携帯電話の忘れ物がございました。
会場にてあづかって頂いておりますので、
受け取りは会場までおねがいします。 -
十五夜会2022.04.19
第94回目の十五夜会のご報告です。今回の十五夜会の参加者は17名です。久しぶりのリアル開催。名古屋市伏見の屋台やさんの
3階会議室をおかりして行いました。
内訳は、デザイン制作7名。イラスト制作0名。カメラマン1名。ホームページ制作1名。映像制作2名。
その他4名です。今回の初参加は4名。デザイナーが2名。カメラマンが1名。その他として会社の販促を担当している営業の方でした。
今回の十五夜会のメインゲストは、
アートディレイクターのCyn design(シンデザイン)藤森 晋一さんです。今回から、参加された方にメインゲスト報告の内容や感想を書いていただくこととしました。
それでは、メインゲスト報告の内容です。
関西で生まれ、育ち。関西で就職し仕事をしていたのですが、なぜか愛知県にご縁があり、
愛知を中心にお仕事をすることになります。
バブル経済の破綻から働いていた会社の倒産も経験。一つ間違えたら阪神淡路大震災に巻き込まれていて、
今この場にいない人だったかもしれない。
など修羅の道を歩いたかたです。代表的なお仕事としては、愛知教育大学、UR広告、グローバルゲートタワーのディレクション業務。
愛知教育大学パンフレット制作については、コンセプトをはっきりとさせて写真を
メインに魅せるように提案。
広大な敷地を色々な学科を周り1週間で写真撮影し大変だったとのこと。UR チラシ広告も担当されており提案の一例を紹介。矢印をメインビジュアルにし、
方向性を表現するデザインを提案。
矢印を駆使することで、サービスとイメージを直結できているように思えた。109シネマズ向かいにあるグローバルゲートタワーの1周年と2周年の担当広告も担当されており
2周年目のモデルの写真は109シネマズの予告にも上映されていた記憶があります。持参して頂いたポートフォリオを拝見しましたが、
シンプルなのにどこか映画のポスターのような心を掴むデザインが多くありました。
使用しているソフトはイラストレーターとフォトショップがほとんどのこと。今後の会社組織については、縦型会社から横型会社へ。
インターネットやSNSなどで透けて見えてくるようになり、
今後の会社組織は十五夜会のような横のつながりが重要となるとお話されていたのが、印象的でした。
(ライティング I.S)
報告に関しては以上です。次回のメインゲストはプチフィルム株式会社の釘松社長と社員の皆様で
報告をして頂きます。プチフィルム株式会社さんは、主に映像制作のお仕事をされておりますので、
当日は映像に関わる報告をしていただけます。楽しみにご参加ください。
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十五夜会2022.03.29
第93回目の十五夜会のご報告です。
今回の十五夜会も、ZOOMを使って行いました。参加者は11名です。
内訳は、デザイン制作4名。イラスト制作3名。カメラマン0名。ホームページ制作1名。映像制作0名。その他3名です。
今回も、2名の方が初参加して頂きました。一人は、イラストレータを中心として
もう一人はデザイナー兼イラストレーターをしている方でした。今回の十五夜会のメインゲストは、イラストレーター & デザイナーのスミ マミ (鷲見 真実)さんです。
当日は、事業説明の資料をもとにお話をして頂きました。
子どもの頃から絵を描くことが好きで、夏休みのポスターには全てのテーマに応募するほどでした。そして夢は漫画家になる事。大きくなり美術教師を目指して教育大学に入り、金属工芸という立体物を作ることを勉強しますが、立体を作るのがあまり得意ではないことに気づきます。そのため大学生時代は大好きな漫画を書いて販売するなどを行なっていたそうです。大学卒業後に本当にやりたい事を考えてみると教師になる事ではないと思い、基礎からデザインの勉強をしたいと思い広告デザイン専門学校に入学しました。在学当時は、賞にも応募し入賞された事も何度かあるそうです。専門学校を卒業後、ゲームの制作会社に入り、あるゲームの立ち上げから関わっていたこともあり、アートディレクターとしてチームでのモノづくりを学びました。
6年間務めて楽しい場ではあったが、ディレクターとなると自分で制作に関わることができない事が多く、やはり自分自身で手を動かし、イラストを描いたりデザインをしたいと独立を決めたそうです。スミ マミデザインのミッションは、お客様が形にできないふわっとしたイメージを「ちゃんと」した形にして世の中に送り出すことです。また、大事にしている価値観は、4つあります。
1つ目は、「届いた先の体験を創造。」デザインは受取手の人を動かしてこそ意味がある。本当に伝わるデザインとは何かを常に考えながらデザインを作っています。
2つ目は、「クリエイティブプラス。」お客様とのコミュニケーション、アフターサービスなどありとあらゆる事にまで、常にクリエイティブ120%で応える。
3つ目は、「寄り添い頼れるパートナー」。隣にいる絵が上手い人ぐらいに思ってもらえるぐらいの距離感でお客様のそばにいて、スタートからゴールまで二人三脚で歩めるパートナーになりたいと思っている。
4つ目は、「進化し続けるサービス。」常にサービスの品質向上を考えて自分自身をスキルアップし、お客様の期待の上をいく仕事を行なっているという事でした。この価値観を大切にして仕事をされているという事でした。
この後、制作実績も見せて頂きました。挿絵、キャラクターデザイン、漫画、映像素材、リーフレットなど幅広い仕事の実績を見せて頂きました。まだ、独立して1年ぐらいとは思えないぐらいしっかりした軸を持ったデザイナーであり、イラストレータであると思いました。今後の活躍が楽しみです。
さて、次回の十五夜会ですが、リアルでの開催が決まりました。
伏見駅近くの「寿司居酒屋 や台ずし 錦二伏見町店の3Fレンタルルーム」にて行わせていただきます。
久しぶりのリアル開催です。メインゲストは、アートディレイクターの藤森 晋一さんです。
印刷会社、広告制作会社、広告代理店など経て昨年独立された業界的にもベテランです。
当日は、藤森さんの半生とお仕事、今後のビジョンなどディレクターの立場から考えることなどを
色々とお話して頂くということです。当日は、どんなお話を聞けるか楽しみにしてください。
またリアル開催ですので、皆様に見せたいもの、宣伝などがございましたら、案内チラシ、会社案内、
作品などをどしどしお持ちくださいませ。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2022.03.10
さあ、次に向かってジャンプの時です
寒かった日々は通り過ぎ、徐々に気候も暖かく春めいてきました。
このご時世であっても停滞することなく巷では新しい命が芽吹きますし、社会では新生活に向けて着々と歩み続けている人達も多くいるのではないでしょうか。アドラインプラスでも新年度に向けて何か新しい息吹を迎え入れようという事で、昨年から始めた準備期間を経て弊社サイトのトップページを一新し、公開に至りました。
今回はそのトップを飾るメインビジュアルのお話をしたいと思います。活動の先で見つけた私たちの財産とは
ビジュアルのコンセプトを考えるにあたり、アドラインらしさとは何かと考えを巡らせ思い至ったのが『つながり』でした。
弊社の理念に『すべての人にとってプラスをつくる』とあります。
デザインスタジオとしての活動がつながりを生みだし、水面の波紋のようにそれは周囲へと広がっていき、やがて社会全体がプラスへ動き出す。そのような考えのもとに私達は活動を続けてきました。かつての弊社事業にて多くのクリエイターたちとも交流を重ね、それはやがて私たちにとってかけがえのない財産となりました。そのつながりをビジュアルに反映させたいという思いが募り、今回のコンセプトにご賛同頂けた方々から協力が得られるに至りました。
ここで参加いただけたクリエイターをご紹介いたします。イワタニユウスケさん
> HPはこちらもえさん
> HPはこちら安楽雅志さん〈ひげラク図絵社〉
> HPはこちら榊原ますみさん〈あーとすぺっく〉
> HPはこちらその他のイラストは拙作となります。
あなたのハートを射止めたいのです
最後にビジュアルのコンセプトを披露し、筆を置こうかと思います。
この世界は多くの発見や驚きに満ちています。
それは決して遠くの出来事でもなく、あなたの半径1メートル以内にでさえ見つけることが出来るでしょう。
私たちがクリエイトするものが世に向けて発信され、いつかあなたの身近へと届いた時に『ズキュン!』と胸をときめかせる。
そうであったらどんなに嬉しいか。そんな願いを込めました。〈writing:兼松〉
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十五夜会2022.03.07
第92回目の十五夜会のご報告です。
今回の十五夜会も、ZOOMを使って行い、参加者は12名の方にお集り頂き開催致しました。
内訳は、デザイン制作6名。イラスト制作3名。カメラマン0名。ホームページ制作0名。映像制作0名。
その他3名です。 今回、2名の方が初参加して頂きました。
一人は、イラストレーター兼デザイナーを行っている方。
もう一人は東京の方でイラストレータとして活躍している方でした。今回のメインゲストは、デザイナーの古田倍己さんでした。当日は、古田さんの小さな頃から今までの事を、
古田さんらしい手書きのイラストを入れながらおもしろ、おかしくお話をして頂きました。
古田さんは、岐阜県土岐市出身。現在は、日進市に住んでいます。
小学生の時は、漫画が好きでよく4コマ漫画を描かれていたらしく、
新聞の募集コーナーによく投稿されていたという事もあり、
何度か掲載をされたというお話をされました。
また、工作では、とても細かいものまで作る器用な少年だったようです。
中学生頃から映画にはまり、丸一日映画鑑賞を行なったりして過ごすことが多かったということで、
特に特殊メイクが好きで映画雑誌などをよく見ていたらしいです。
ちぎれた指などをねり消しゴムなどを使ってリアルに作って、それを使って人をビックスさせたりしていたらしく
とてもいたずら好きだったそうです。社会人となり印刷会社に入社。アナログ時代からデジタルへの移行を経験。
企画部の立ち上げに関わりデザイン制作の中心として現在も頑張っています。
今まで作られた作品を見せて頂きましたが、学校関係のパンフが多く実績として紹介されていました。
また、個人的にもロゴ、ポストカード、年賀状、PTA便りなど様々な作品も見せて頂きました。
その作品の中で印象的だったのが、必ず何かの仕掛けがデザインの中に入っている事。
みた人が、気づくかどうかわかないけど、どこかに何かのアイデアが隠されていて、
とても楽しめるデザインになっているのが印象的でした。他には、趣味の自転車では、毎日20kmかけて通勤。
今までの走行距離でなんとオゾン層を往復するぐらい走っているなどビックリする距離を走っています。
そして、長い自転車人生の中でテレビに出たり、googleマップの写真にもこっそりと登場しているらしく、
まるでウォーリーを探せのリアル版。古田さんを探せができるという情報がとても面白かったです。
とてもアイデア満載で楽しい報告に時間が経つのがあっという間の、報告となりました。さて、次回の十五夜会ですが、メインゲストはイラストレーター & デザイナーの鷲見 真実さんです。
鷲見さんは、弊社が運営していたTORIDEに学生時代に展示で参加してくれていました。
そのお店で出会った人がきっかけでゲーム制作会社に就職。ディレクション業務ではなく、
クリエイティブな仕事をもっと行いたいということで独立されました。
当日は、どんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2022.02.28
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
今年も、久屋大通のセントラルギャラリーで行われている『つくし賞』へ行ってきました。
(昨年の様子はコチラ)つくし賞は、毎年開催している作品公募展です。
今年の作品テーマは「トラベル」と「パーティー」の2つ。
1つのテーマに50名の作家さんが出展していて、計100点の作品展となっています。作家さんへの感想カードを記入すると、その作家さんのポストカードが貰える仕組みです。
また、感想カードを記入しなくてもポストカード単体で販売もしているので、
気に入った作家さんのポストカードを購入して自宅の壁面に飾ることができます。今回は2点購入して、感想カードを記入して4点、計6点のポストカードをゲットしました。
ポストカードの絵柄は、展示作品とは異なるので、展示作品は会場でのお楽しみに。ゲットしたポストカードは、早速会社のデスク横に飾りました。
ポストカードを飾るだけで、空間が華やかになって気分良く仕事ができそうです。ポストカードは上段左から
山口昇悟さん twitter
鮎さん twitter
すえのちよりさん twitter
下段左から
渡辺亜希さん twitter
にんじんやさん twitter
chunさん twitterイベントの近況はこちらでご覧頂けます。
https://twitter.com/tsukushiso・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
つくし賞(称)2022
会期:2/22(火)〜3/6(日)
時間:10時~21時
会場:セントラルギャラリー(久屋大通)
https://tsukushi-team.com/event/3986.html -
みんなのいろいろ2022.01.31
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
去年の出来事ですが、2021年の11月に名古屋城で行われた『SOCIAL CASTLE MARKET』。すっかり地元ではおなじみのイベントで、2021年で10周年だったそうです!すごい!
「テレビ塔のあるまちに新しいかたちの社交場を」をテーマに、『SOCIAL TOWER MARKET』として名古屋テレビ塔(現在は中部電力 MIRAI TOWER)付近で開催スタート。当初は名古屋まつりと同じ日に開催されていたので、名古屋が一番盛り上がる日でもありました。(2017年からは名古屋まつりとは別日に開催されています)地元の人が観光地に行く時って、知人が遠方から来た時に稀に案内するぐらい。
だから名古屋城や名古屋テレビ塔などが会場だと、非日常と日常が融合していて少し不思議な感じ。コロナ禍でまだまだ油断はできない状況ですが、スタッフの方々の工夫と努力のおかげで、2021年も無事開催されました。
混雑を避けるために出店者数を減らして店舗の間隔を広げたり、密集する音楽ステージを辞めたり、その他にも沢山の工夫と配慮をスタッフの方々がしてくれたからこそ、安心して足を運ぶことができました。
名古屋を盛り上げているお店や作家さんと会うことができ、作り手の方と直接お話ができてとても楽しい2日間でした。野外イベントを続けていくって大変なことが多いと思います。
ただでさえ台風や悪天など、天候に左右される野外イベント。
ここ数年は、名古屋テレビ塔や久屋大通公園のリニューアル、そしてコロナだったり。
マスクやアルコール消毒などの生活はまだまだ続きますが、リアル開催ができて楽しい時間を共有できることがとても幸せだなと感じました。スタッフの方々の思いと頑張りがあるからこそ来場者に愛され、イベントが続いているんだと思います。
新しいイベントがスタートして、楽しいからこそ続いて、これが当たり前になっていく。それって素敵ですよね。
ずっと続いて欲しいと願いつつ、2022年の開催も楽しみにしています。・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
SOCIAL CASTLE MARKET 2021
期間:2021年11月27日・28日
会場:名古屋城
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十五夜会2022.01.27
第91回目の十五夜会のご報告です。
今回の十五夜会は、当初久しぶりのリアル開催の予定でしたが、オミクロンカブの急拡大を受けて、残念ながら急遽ZOOMを使って行いました。リアル開催での参加予定は18名でしたが、ZOOMに変更になったため、残念ながら参加者は10名と少なくなりました。初参加が、1名。十五夜会ではおなじみクリエイター専門の派遣をしているフェローズの営業をしている方です。
今回は、久しぶりにリアルで会えることを想定しておりましたので、メインゲストを立てないでの開催としました。そのため、自己紹介後はフリートークを行いました。派遣をやっている会社さんに60歳以上の方が登録されていて、実際雇用されているというお話で60超えたら派遣登録しようかななどの冗談話で盛り上がりました。また、最近会社を法人化して、借り入れを行い新しい機材を購入したというように経営者として新たなステージに向かうべく、会社に投資を行っている話なども聞かせて頂きました。そこで、経営者として借金をどのように考えるか?資産?という事で色々な議論になりました。会社勤めの方には少し分かりにくかったみたいですが、経営者としての大変さは感じたという意見もありました。参加者の皆様も経験豊富な方が多いので、色々と為になる情報交換ができるのが、十五夜会の良さだなと感じました。
さて、次回の十五夜会ですが、オミクロンカブの感染拡大を受けて、再zoomで行うこととなりました。メインゲストはデザイナーの古田倍巳さんです。古田さんは、印刷会社に勤めるデザイナーで、実務経験も30年ぐらいのベテランです。当日は、どんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。
アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2022.01.14
いつも弊社交流会の十五夜会にご参加いただきまして、ありがとうございます。
最近のコロナウィルス感染急な拡大の状況を鑑みまして、
ここの数日でキャンセルのご連絡もいただき、リアルで開催予定でした、
十五夜会の開催をZOOMに変更する事といたしました。(1/14 9時現在の情報です。)
楽しみにしていただいていた方には申し訳ありません。すでにお申し込みをいただいている皆様には、メールでご案内をさせていただきましたが、
メールが到着しているかどうか、一度ご確認くださいませ。ZOOMとなりますので、キャンセルされる場合は、事前にご連絡をいただけますと助かります。
よろしくお願い致します。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2021.12.27
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
今年最後の更新となる「デザイナーの日常」は、名古屋造形大学の卒展についてです。
愛知県美術館で開催された卒展に行ってまいりました。名古屋造形大学は2022年春に小牧から名古屋市・名城2丁目へ移転します。
その関係で、例年よりも2ヶ月も早い卒展の開催となりました。いつもなら年末年始で制作の追い込みができていましたが、
今年はその余裕もなく学生たちは大変だったと思います。けどその大変さを感じさせないほど、素敵な作品が沢山ありました。
素敵な作品が沢山あったので、一緒に行った友達と感心しっぱなしでした。
(作家名と作品名は後ほど追記させていただきます。)時間の関係で写真が少ないですが、他にも沢山素敵な作品がありました。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
卒展記念公開講座は、「デザインのひきだし」編集長の津田淳子さん。
今までに津田さんのお話を聞いたことがあるのですが、
貴重なお話を無料で聞けるというのはありがたいですね!紙を一から作ったり、紙に刺繍をしてみたり、表紙が100種類パターンのある本を作ったりなど
デザインや印刷、本や流通、全てにおいて挑戦をされている印象があるので
デザインのひきだしを買うたびにワクワクし、読んでワクワクし、作ってワクワクし、
デザインにまつわる楽しさと新たな知識を学ぶことができます。好きな仕事をずっとしているように思われるそうですが、最初は違ったというお話はとても意外で、
編集という仕事をしていく上で、紙や印刷の面白さや、編集の楽しさを知っていったそうです。
公開講座では、編集というお仕事をする上で大事にしていることを教えていただきました。聞いたお話をざっくりお伝えすると、
〈どうやって企画を考えるか〉という話では
・自分がいつも困っていることを重視する
・編集者は素人のプロであれ
・自分が欲しい本を作る
・マーケティングリサーチをしない〈どんな本が売れるのか〉という話では
意匠性:感性に訴えかける部分
機能性:書ける・めくれる
表現固定:紙と印刷という物質
固定概念:本はこういうもの・こういうものはできないという思い込み
という紙の本の強みを理解した上で、企画を考えることが大切だとおっしゃっていました。最近だと「デザインのひきだし」の他にも「バターの本」を発売し、話題となりました。
日本全国で作られている100種類超のバターを紹介し
それぞれのバターの特徴や栄養成分、オススメの食べ方、味の感想などを知れて、
なおかつ、バターの色やパッケージがわかるように写真も掲載されています。http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=39638
身近なスーパーで売っているバターは選択肢が限られているし、
旅行先でバターをお土産に買うことは稀だと思うので、
素敵なバターが全国各地にあると知ると、不思議とワクワクしますよね。
この本を読むまでは、バターでワクワクする日がくるなんて想像もしていませんでした。津田さんは、新しいジャンルの沼に優しく招き入れてくれるな〜とつい思ってしまうほど(笑)
世の中はまだまだ面白いことが沢山あるな、と感じることができて幸せです。学生たちも刺激され、さらに面白いことが生まれるきっかけになったと思います。
私も学生の感性に触れ、津田さんのお話しを聞き、まだまだ挑戦したいな!と思った週末でした。デザインのひきだし最新号はこちら
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?cat=4&p=45791・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
第29回名古屋造形大学卒展 第18回大学院修了展
2021/12/22(水)〜12/26(日)
午前10時-午後6時 (24日(金)は午後8時まで 最終日26日(日)は午後5時まで)
愛知県美術館ギャラリー A室-I室(愛知芸術文化センター8階)
https://www.nzu.ac.jp/ -
みんなのいろいろ2021.12.27
2021年もいよいよ年の瀬が押し迫ってきました。
ここで唐突に話は1か月ほど前へとタイムスリップします。社長の小野より会社用の年賀状作成の依頼を受けたので着手。
プライベートの年賀状もですが、毎年何を表現するかで頭を悩ませられます。
小学生の頃のように「お餅の食べすぎに注意しようぜ!」という、ある意味で幸福そうな文章のみという訳には行きませんから。
ビジュアルの鉄板である干支ネタで作ることにしました。
来年は寅年という事なので、何かに勇猛と挑むようなイメージで考えてみましょう。
まずは小一時間ほどエスキースを描き散らかします。一枚目:まずは軽くジャブを打って様子を見ました…汗
二枚目:しまった。勇猛にするはずがブレてしまった。一枚目:虎の敷物。いよいよ自分を見失い始めたかもしれない…。
二枚目:虎の親子。嫌いじゃないけれど見据えているものから外れたのでボツです。これで作ってみます。何がなんだかという有様ですが頭の中には完成形がふわっと見えています。
まずは、ざっと作ってみてビジュアルを定着させます。レイアウトも配色もまだまだ仮です。
使用アプリケーションはAdobe Illustrator 2022。象徴となるメインの要素を作り込みます。
猛進する虎とそれにまたがる人のようなもの。
これはコロナ禍において低迷気味な世界を明るい世界へと導く、人を超越したシンボル的な存在とします。
希望の女神という見方もできるやもしれません。
ということで、2022年の年賀状は虎の勇猛な勢いに乗って、皆でコロナ前の世界を取り戻しに行くぞ!というテーマとなりました。一枚目:えいやっと虎を配置。ふむ。さらに作り込んでいきます。
二枚目:細かな部分を調整しながら、パーツの前後関係を意識しつつ配色を煮詰めていき、影なども足して立体感を醸し出します。メニュー〈効果〉のブラシストロークにある〈ストローク(スプレー)〉フィルターをパーツ毎にかけていきます。疾走感や質感がプラスできました。
一枚目:視線誘導を狙って上部に明部を、下部には暗部を表現すべく、それぞれグラデーションにてフィルタリングしていきます。
二枚目:さらにレンズフレアー風なパーツを置いて、強い光が降り注いでくる様子を演出します。これで絵作りは完了。社名や事業の告知などをレイアウトして完成です。
「行け!みんなの寅年」
このブログを読んでくださった皆様には、きっと素晴らしい2022年が訪れることでしょう。
さあ、今度はプライベート用の年賀状を考えないとです(ふりだしに戻る)〈writing:兼松〉
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その他2021.12.24
事業復活支援金を知ってますか?補正予算が成立すれば、
新型コロナの影響で2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上が
50%以下に落ち込んだ事業者に対して、支払われる支援金です。
中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主 に対し、
地域・業種問わず、固定費負担の支援として、5か月分 (11月~3月)の売上減少額を
基準に算定した額を一括給付してくれるそうです。
コロナの影響で売り上げ減が予想される方は、ぜひ参考にしてください。上限額は、売上高に応じて、三段階に設定されています。
売上30~50%減少の事業者に対しては上限額を6割として給付。
法人は最大250万円。個人事業主は最大50万円。です。【法人の場合】
年間売上高 1億円以下の場合、 50%以上減で100万円。50%〜30%減で60万円。
年間売上高 1億円超~ 5億円以下、50%以上減で150万円。50%〜30%減で90万円。
年間売上高 5億円超の場合、 50%以上減で250万円。50%〜30%減で150万円。【個人事業主の場合】
50%以上減で50万円。
50%〜30%減で30万円。詳しくは以下中小企業庁のこちらのPDFをご確認ください。
以上です。
厳しい世の中を乗り切るための、情報提供でした。アドラインプラス 小野
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十五夜会2021.12.21
第90回目の十五夜会のご報告です。今回の十五夜会も、ZOOMを使って行いました。参加者は12名の方にお集り頂き開催致しました。
内訳は、デザイン制作5名。イラスト制作1名。カメラマン0名。ホームページ制作0名。映像制作1名。その他5名です。
今回、2名の方が初参加して頂きました。一人は、アートディレクターを行っている方。もう一人は映像制作、編集作業をしている方でした。今回の十五夜会のメインゲストは、デザイナーのコログラフィックスの田中農(たなかみのり)さんです。
当日は、人生ゲームのボードのようにデザインされたプレゼンシートを元に、ご自身の今までを年表で振り返りながらご報告をしていただきました。
小さな頃から、勉強もままならい程、闘病生活をされていたという事を初めて当日に伺いびっくりしました。しかしとても大変な状況の中でも勉強されて、日本福祉大学に行かれたそうです。卒業後は、将来パソコンを使った仕事をしたいと考えていたこともありビジネススクールにも通われてイラストレータやフォトショップの使い方を学び、そして東海市にある印刷会社に就職されました。当時はアナログとデジタルが混在する時代で、色々なことを経験されたそうです。その後、派遣社員として、別の印刷会社で働くことになりました。その会社は、分業が進んでいたらしく、効率化を求める職場だったこともあり、制作などの効率化を学び、制作するスピードもかなり速くなっていったそうです。その後、ご縁があった広告代理店を始めた方の所に転職されました。そこの社長が、イベントの設営、看板制作などの営業を得意とされていた事もあり、展示会のブースデザインや設営の仕事までも行うようになったそうです。ブースはサイズも大きくて図面などを起こす必要もあるため、サイズ感をきちんと把握しながらデザインができるということが今では武器にもなっているという事でした。その後、その会社を辞めて2015年に独立。仕事は順調に増えるが、体調が悪くなったりすることが多くなっていき、仕事に追われる生活を見直したそうです。そして今では、仕事も生活もとてもバランスよくなっているという事でした。最後のまとめとして、大変な思いをしたこともあったが、その都度頑張ってやっていたことが、今もとてもやくにたっていることに気づきました。無理強いするような人からでも心に残る言葉がある。十五夜会に参加した事で、今までできなかったような仕事を、みんなで行うことができるようになったので、今まで不安で断っていた仕事も、誰かに聞いたり、助けて貰えばなんとかなるということを学びましたとお話されました。当社で行ってきた十五夜会が、役に立てていることがとてもうれしく思いました。
さて、次回の十五夜会ですが、リアルでの開催が決まりました。伏見駅近くの「寿司居酒屋 や台ずし 錦二伏見町店の3Fレンタルルーム」にて行わせていただきます。久しぶりのリアル開催ですので、ゲスト報告を無しにして、皆様の自己紹介の時間を多めに持ちたいと思いますので、当日は、皆様に見せたいもの、宣伝などがございましたら、案内チラシ、会社案内、作品などをどしどしお持ちくださいませ。
詳しい内容は弊社ホームページにて掲載をさせていただきますので、しばらくお待ちくださいませ。
皆様ご参加よろしくお願いします。アドラインプラス 小野
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十五夜会2021.11.26
第89回目の十五夜会のご報告です。今回の十五夜会も、ZOOMを使って行いました。参加者は14名の方にお集り頂き開催致しました。
内訳は、デザイン制作6名。イラスト制作4名。カメラマン0名。ホームページ制作1名。映像制作0名。その他3名です。
今回、2名の方が初参加して頂きました。一人は、ウェブ、システム関係の営業を行っている方。もう一人はデザイナーで、3月にフリーランスになられた方です。今回の十五夜会のメインゲストは、グラフィックデザイナーで米金荘(べいきんそう)という屋号で活動している安藤 恵美さんです。
安藤さんは、デザイン会社から独立して6年ほどになります。自分の書いたイラストをメインにして平和な雰囲気のする親しみやすい制作物を作っています。屋号の米金荘(べいきんそう)はどんな意味?とよく聞かれるという事でしたので、まずはそのルーツについて説明をして頂きました。母方の曽祖父の家の玄関に掲げられていた看板に書かれていた文字が「米金荘」だったというのがきっかけという事ですが、その看板ができたルーツを知った事でその名前を使おうと思われたそうです。看板を作ったのは曾祖父。その父が金左衛門という名前で、米屋を行っていたので、よく「こめきんさん」と呼ばれていたそうです。そこからちょっとシャレも込めて、「べいきんそう」という名を考え、金左衛門さんが米を運ぶのに使っていた、大八車の車輪の残りを再利用して、そこに米金荘という文字を掘ったり、漆を塗ったりして曾祖父が作り上げたそうです。父の事がとても好きだった曾祖父は、他にも父の木彫りの像を作ったりと多彩な才能を生かして色々な作品を作たりするような器用な方で、戦前はある会社の技術者として働き、戦後は茶道華道の先生を行っていたりと多彩な能力をお持ちだったそうです。また、机の中に石英の塊が入っていたりと、普通の家庭ではあまり見かけないような不思議な物も色々と集めて飾っていたそうです。続いて今まで制作された作品についてのご紹介をしていただきました。イラストはとても温かみがある作品がとても多くほとんどにイラストが入っていました。以前の就職先の方から仕事を頂く事が多いという事で、既に安藤さんをご存知の方が発注してくれることもあり、デザイン案を複数作るのではなく、ほぼ1案で勝負しているということでした。もちろん1案でも大きな変更がほとんどないということでしたので、最初の聞き取りなど制作の準備がしっかりされているのだなと感じました。また、イラスト入りのチラシなど慣れた案件で方向性が決まれば、制作時間は1日もかからずに作ってしまうこともあるという事でデザインだけでなくイラストに関しても制作のスキルの高さも感じました。
発表後の質問で、イラスト代に関して、見積書、請求書にはどのように記載されていますか?という質問がありました。ご本人は、知り合いからの仕事も多いため、一式として請求する事が多いと回答されていましたが、イラストに関してはデザイン代と分けて表示した方が、案件を長く行っていく時には有効であるという話がありました。例えば、自分のタッチでなく、違うタッチのイラストを要求された場合、他のイラストレータさんに依頼しないといけない状況になることもあり、その時にイラストの価値を知ってもらってないと困ることもあるからです。きちんと自分の仕事に価値を表現するだけでなく、イラストレーターさんの価値を守っていくこともとても大事なことであると感じました。次回の12月15日は、デザイナーの田中農さんです。印刷会社からの独立をされたこともあり、オペレーション技術も高く、すごいスピードで様々な案件をこなしています。様々なグラフィックデザインをこなす、田中さんの制作物を見ながら当日は色々とお話をしていただく予定です。どんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。
また来年の1月15日は、ZOOMではなくリアルでの開催を予定しております。詳細はまた来月報告します。
皆様ご参加よろしくお願いします。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2021.11.19
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
先日、円頓寺で行われたイベント「本のさんぽみち」へ行ってきました。円頓寺 本のさんぽみち
開催日:2021年10月23日(土)、24日(日)、11月6日(土)、7日(日)
会場:円頓寺商店街 (愛知県名古屋市西区那古野)
時間:11時00分 ~ 16時00分
※10/23(土)、11/6(土)は円頓寺サタデーマーケットとのコラボ開催。
https://hon3pomichi.localinfo.jp/昨年はコロナ禍で中止だったため、2年振りの開催となりました。
今までは2日間での開催でしたが、今年は4日間に分けて行われました。
ブースの間隔もゆとりが生まれ、密にならずとても見やすくなっていました。このイベントでは、普段出会うことのできない愛知県外のお店も出店しています。
どんな本に出会えるのか、どんな人に会えるのか。
大型書店やネットでも手に入るからこそ、誰から何を買うかが大切だなと私は思っています。
今回購入した本は、このイベントで、このタイミングだったからこそ出会えた気がします。
対面で購入できるからこそ、思い出の本となりました。📚買った本3冊のご紹介
⑴ 古書からすうり[三重]
https://twitter.com/kosho_karasuuri
買った本は1970年に発行された「はじめてのゆき」という絵本(古本)
調べて見たら90年代に表紙をリニューアルされ再び発行されていました。
初めて見る雪に心踊るストーリーや、ゆるいタッチの絵本に癒されます。⑵ 歌猫古書店[岐阜]
買った本は「girls ZINE」(古本)
ZINEとは何ぞやという基礎から、コレクション、作り方まで知ることができます。
自由度の高いZINEというものを楽しむことができる1冊。
いつか私も作って見たいなーと、読んだ人は思うはず。⑶ TUG BOOKS[小豆島]
https://www.instagram.com/tugbooks_shodoshima/
買った本は「世界をきちんとあじわうための本」(新本)
この本は、2013年に開催された名古屋市文化基金事業 ファン・デ・ナゴヤ美術展2013
「のこりもの‐世界の性質:残るということについての研究‐」の記録集として作られた一冊です。
そうだと知らず、さらっと立ち読みし気になって購入したのですが、実はこの展示、過去に拝見していたのです。
当時わずかな部数しか作られていなかったこの本は、数年の時を経て増刷され、
今もなお販売している方がいるからこそ、2021年に私が購入することが出来ました。
ふとした瞬間に再び出会えて嬉しかったです。「TUG BOOKS」は小豆島にて書店を開業すべく準備を進めているそうです。(2022年4月オープン予定)
オープンしたら小豆島の店舗にも遊びに行きたいですね。お店の由来や、開業までの近況などnoteで知ることができます。
https://note.com/tugbooks・
また、11月21日には岐阜で行われるブックマーケット「美殿町本通り2021秋」が開催されます。
「古書からすうり」と「歌猫古本店」も出店されるそうです。
同じ日にサンデービルヂングマーケットも開催されます。お近くの方はぜひ。美殿町本通り2021秋
http://mitonomachi.com/サンデービルヂングマーケット
http://ysbmkt.com/前回の様子はデザイナーの日常(11)をご覧ください。
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みんなのいろいろ2021.10.29
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
今回は、映画についてのお話。映画って、いつか見ようと思っていると、いつの間にか上映期間を過ぎてしまうんですよね。
けど、他にも愛知県内には素敵な劇場がある訳で。
どうせならその劇場で見たいなと、思わせてくれる場所があるんです。今回は刈谷にある刈谷日劇へ行ってきました。
場所は刈谷駅ではなく、そこから一駅隣の名鉄三河線「刈谷市駅」。
せっかく刈谷に行くのだからと思い、『サマーフィルムにのって』と『BILLIE ビリー』の2本を見てきました。久しぶりの刈谷、久しぶりの映画館。それだけで、見る前からとてもワクワクしました。
ポスターも素敵。偶然にもどちらも叫んでいるような構図。気に入った映画のパンフレットは必ず買うタイプなので、販売していた『サマーフィルムにのって』のパンフレットも購入しました。
パンフレットは、映画の余韻に浸ることができていいですよね。デザインや紙質などがこだわっていると、誰が作ったのか知りたくてクレジットを見てしまいます。
『サマーフィルムにのって』のパンフレットは、Iyo Yamauraさんのデザインでした。
Iyo Yamauraさんは、映画『かそけきサンカヨウ』のタイトルロゴもデザインされています。
他に最近気になったもので言うと、昨年話題になった『ミッドサマー』も素敵でした。
『ミッドサマー』のパンフレットは大島依提亜さんのデザインでした。
『万引き家族』とか『アメリカン・アニマルズ』とか、『最強のふたり』とか『めがね』も大島依提亜さんのデザインです。どれも拘ったデザインなので、見ていて楽しいものばかりです。好みの映画がわかると、携わっているデザイナーさんも同じなことに気がついて面白いですよね。
そして、映画好き・映画パンフレット好きな人には、こちらもオススメです。映画パンフ好きの、映画パンフ好きによる、映画パンフ好きのための本「PATU MOOK」。
まさに私のための1冊。創刊号は「大島依提亜と映画パンフ」特集。
映画パンフではもうお馴染みの大島さん。過去に携わったお仕事について詳しく知ることができます。
https://pamphlet-uchuda.stores.jp映画好き紙もの好きには、映画パンフレットはとても大好きなツールで、「PATU MOOK」を読むと、より表現の楽しさに気づくことができます。
今年ももう数ヶ月となりましたが、まだまだ観たい映画があるので、見逃さないように。
そしてパンフレットを買い逃さないようにしなくては。 -
十五夜会2021.10.18
第88回目の十五夜会のご報告です。
今回の十五夜会も、ZOOMを使って行いました。参加者は10名の方にお集り頂き開催致しました。
内訳は、デザイン制作4名。イラスト制作3名。カメラマン0名。ホームページ制作0名。映像制作0名。その他3名です。
今回初参加はいませんでした。今回の十五夜会のメインゲストは、可愛いをつくる美少女イラストレーターの前田奈子さんです。モデルとしても活躍しています。
前田さんは、名古屋造形大学を出てから半年間会社に勤め、その後フリーランスとして独立されました。イラストを描き始めたきっかけは、ご自身が泣き虫だった事。楽しい時も、悲しい時も様々な時に涙が出てくる。その涙を絵で表現しようと、好きだった絵を描き始めたという事です。その後、可愛いと思った時、ときめきを感じた時、感動して心が動いた時のことを絵にすることを続けてきました。そしてそのイラストが色々な人の目に止まって、少しずつ仕事を頼まれるようになっていったそうです。また、大学時代にはモデルとしても依頼をいただいた時だけ、活動しているという事です。現在は、色々としばりなどがあると活動がしにくくなってしまうこともあり、事務所などに所属はしていないそうです。また、お世話になった方に恩返しがしたいと語っていた事が、人とのつながりをとても大切にしているなと感じました。
前田さんのイラストレータとしてのルーツは、実は高校時代から始まっていた事が後ほどの質問タイムでわかりました。高校時代に動画用に描いたイラストを見せていただいたのですが、まだ荒削りの部分があるが、とてもよくかけていると参加していたベテランのイラストレーターさんも褒めてました。また、変な先入観が無く可愛いを追求しているのが、イラストに現れていて、素敵なイラストだという意見もありました。
作品はインスタグラム「@nakoko84」にて見る事ができます。ぜひご覧ください。次回の11月15日は、デザイナーの安藤恵美さんです。安藤さんは名古屋市内のデザイン会社で8年ほど勤め、そちらを独立。今年で5年目となるそうです。当日は、どんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。ご参加よろしくお願いします。
アドラインプラス 小野
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十五夜会2021.10.01
第87回目の十五夜会のご報告です。 今回の十五夜会も、ZOOMを使って行いました。
参加者は20名の方にお集り頂き開催致しました。 内訳は、デザイン制作9名。イラスト制作4名。
カメラマン1名。ホームページ制作1名。映像制作0名。その他5名です。そのうち初参加の方が、7名。イラストレータ兼モデルの方。アートディレクターの方。
カメラマンの方。新人のウェブデザイナーの方。フリーのデザイナーの方。保険会社に勤務する方。
にご参加頂きまして、開催しました。今回のメインゲストは、昭和レトロ画家の安楽 雅志さんです。安楽さんは広島県の出身。
大学入学をきっかけに愛知県に住むことになりました。
以前いた似顔絵を描く会社から4年前に独立して「ひげラク図絵社」を設立し、
現在はフリーのイラストレータとして活動しています。仕事としては、昭和レトロなイラストを中心にして、地図を書いたり、看板を書いたり、
テレビ局用のイラストを書いたりという仕事をメインで行なっています。
独立してからは東京の展示会への出店を行い仕事を増やしていたそうですが、
最近ではホームページからの問い合わせの方が多くなってきているそうで、
海外からも仕事を受注しているそうです。昭和レトロな絵を中心に絵を描いているのですが、
実はフェチックなイラストを書くことが好きで、それをどのようにすれば
皆様に受け入れられる環境を作れて、仕事にすることができるのかという事を模索しながら
仕事をしているとのことでした。
そのため、表現の形は様々で、パソコンを使ってイラストを書くこともあれば、
ペンキを使って屋外で、立て看板や顔出し看板を書いたりすることも多いそうです。変わった仕事だと、トリックアートを使ってスピード違反する車を減らすために
道路に絵を書くということも行なったことがあるそうです。
最近、安楽さんは塗料を使って行う仕事が増えているらしく、
それと逆行して塗料を使って絵を描く方が減っているらしく、
絵を描くために屋外で使う塗料が少なくなってきているということで、
今後使う塗料をどのように探すかが課題という事でした。このように色々な形で仕事をされている安楽さんですが、
どこを目指しているのですかという質問をされるそうです。
根本には似顔絵があり、そこから派生する色々なツールとして
看板、地図、ロゴタイトルなどを作っているということでした。
それをお客様に伝えるために「暮らしに役立ち、地域を発展させ、
観光をうながし、日本を豊かにするイラスト制作を目指します。」という社是も作っています。
自分の心構えを明確にすることで、良いお客様がつくことになるので、若いデザイナー、
イラストレーターさんもこのようなものを何か作った方がいいです。とお話しされました。また、自分の仕事を通して何か世の中に役に立っている実感が欲しいと思い、
愛知県インバウンド協会を仲間と立ち上げ、愛知の魅力を伝える活動も始めました。
当初は仲間とアメリカに見学旅行に行ったそうです。アメリカは街の中に体験、アクティビティが
充実していてとても面白かったそうで、名古屋にも何か持ち込めるんではないかと考えたそうです。
例えば名古屋駅前をもっと面白くB級チックに改造したら名古屋らしさを作ることができのではないかと
いうことで、色々な案をお話しいただきました。
自分の仕事だけでなく、愛知県の魅力づくりの活動にも頑張っている安楽さんの報告終了後に、
たくさんの質問が出ていたのがとても印象的でとてもいい報告となりました。次回の10月15日は、可愛いをつくる美少女イラストレーター、モデルの前田奈子さんです。
「可愛い」や「ときめき」を通して、心を動かすキャラクターイラストを描かれています。
また、モデルとしても映画出演、WEB、雑誌などにも出られているという事です。
多岐にわたり活躍している前田さんの活動をぜひ色々聞かせてもらいましょう。
皆様ご参加よろしくお願いします。 -
みんなのいろいろ2021.09.29
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
数年前に話題になった名古屋の魅力度ランキング。
魅力ある都市は日本に沢山あるので、地元を褒めないということは少なからずあったり。けど私は名古屋生まれ、名古屋育ちで、ずっと名古屋にいます。
意識していないだけで、改めて考えると「なんだかんだ名古屋が好きだな」って気づきました。名古屋好きな人、結構いるんでは?
そう思い意識してみると面白い本と出会えます。今回は、名古屋にまつわる本のお話です。
●名古屋渋ビル手帖
名古屋やその周辺の地域にある、地味だけど味わい深い渋いビルの魅力が詰まった小冊子。私は散歩をしながらレトロな建物を見つけるのが好きで
今から10年近く前「名古屋渋ビル研究会」というブログを読んでいました。
その後2012年から発行された「名古屋渋ビル手帖」。
まだ知らない素敵な建物に出会えて、より地元が好きになりました。生活に馴染みのある、普段から目にしている町のビルなので、
よく目にする観光本には載っていない、新たな名古屋の面白さが味わえます。https://shibubuilding.themedia.jp/
●LOVER’S NAGOYA
「名物」より「好物」を集めた名古屋案内本。現在「vol.01 伏見・丸の内」「vol.02 名古屋・国際センター」「vol.03 鶴舞・上前津」の3冊が発売されています。
馴染みの行ったことあるお店や、気になってはいるけど入ったことのないお店が載っていたり。
地元の方が愛する場所ばかりなので、つい足を運んでみたくなります。
まだまだ知らないスポットを知ることができるのも嬉しいです。https://loversnagoya.stores.jp/
●棲(すみか)
よりよく暮らすための、よりよく生きるための「衣・食・住」の提案本。この冊子は名古屋だけではなく、東海地方で自分らしく暮らしている方を紹介している本で
10年近く前、引越しを考えていた時に出会いました。
普通の不動産サイトにはない、リアルな暮らしを知ることができるので
引っ越したらどんな空間にしようか、想像をしてワクワクしたのを覚えています。※現在は本の発行を終了しているので、写真中央のリノベーション特集(15号)が最終号となります。
http://www.jiyukukan.net/magazine-sumika.html
気軽に旅行に行けていた時は、旅先で出会った方におすすめのお店を聞いたりすることがありましたが
その土地ならではの魅力が冊子でいつでも知ることができるって、素敵だなと改めて感じました。今回ご紹介した「名古屋渋ビル手帖」「LOVER’S NAGOYA」は、覚王山にあるON READINGさんで購入が可能です。ONLINE SHOPだと、渋ビル手帖8冊セットでの販売もあります。笑
https://onreading.jp/
今回ご紹介した本を読むと、読む前よりも、より一層名古屋を好きになっている気がします。
名古屋の人にも、名古屋以外の人にも(つまり全国民)オススメな本の紹介でした。 -
みんなのいろいろ2021.08.31
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
アートラボあいちで行われていた、蓮沼昌宏さんと鷲尾友公さんの二人展「ふへほ展」に行ってきました。今回の展示は、迷路のように柵で仕切られていて、普段のアートラボあいちとは異なる空間になっていました。
柵が110cmほどの高さなので、子供達にはまさに迷路。大人も子供も楽しめる空間だったのが素敵でした。蓮沼さんのキノーラ装置を用いたアニメーションや、鷲尾さんの絵画やドローイングが点在していて、会場内を行ったり来たり、しゃがんで見たり、見上げて見たり、作品を見つけながら鑑賞するのが楽しかったです。
当初は8月8日までの会期でしたが、好評により会期が伸びたおかげで2回見に行くことができました。
会場内にマップがあったので、見落としていた作品を確認したりできるのも良かったです。鷲尾友公さんが主催する、鷲尾友公デザイン研究所から発行された鷲尾新聞も配布されていました。
2022年春には名古屋市内に移転する、名古屋造形大学の生徒の記事もあったり
鷲尾さんの絵が観られるMapが載っていたり、とても読み応えがありました。名古屋造形大学展覧会「ふへほ展」
会期:2021年7月16日(金)〜8月15日(日)
時間:金曜〜日曜・祝日 11時から19時まで
場所:アートラボあいちアートラボあいち
https://aichitriennale.jp/ala/index.htmlLIVERARYに、この展示に関するインタビューが載っていました。
なぜこの様な展示空間になったのか、謎が解けます。
https://liverary-mag.com/feature/92014.html