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十五夜会2023.11.29
アドラインプラスの小野です。
第111回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢13名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第111回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 4名
・カメラマン 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 6名計13名の内、初参加の方は1名で、仕事をしながら、イラストレータとして活動している方でした。
交流内容
今回のメインゲストは、柏木れいなさんです。
現在は会社に勤めながら、副業でイラスト制作をしています。趣味はお絵かき、コスプレ、アニメ鑑賞など一つの事に没頭するというよりは、色々なことを楽しむのが好きなタイプ。最近好きなコンテンツは、ツイステとミニオンズです。ミニオンズは、特にハマっていて毎日30分ずつ映画を見ています。また、誰かの推しを聞いたりするのも好きなので、色々とお話を聞かせくださいとの事でした。ここからは実績紹介です。
最初の制作は、シェアスペースで一緒になった方の動画作りでした。
その後、スイーツのデザインをしました。よくいただく仕事は、イラストでアイコンを制作するお仕事です。個人の方が、ブログやコーポレートサイトで使うアイコンなどを作成してます。当初はイラスト1本で行こうと考えていた時期もあるそうですが、どうしたら自分自身も楽しみながら仕事ができるのかを考えて、イラストを絡めたアイコン、動画編集など色々模索しながら仕事をしています。他には、漫画制作も行っています。
セリフを考える事が苦手なため、あまり向いてないかなと思っているそうですが、趣味では今後も描いていきたいと思っています。また、アクリルで絵を描くことも好きで、キャンパスに絵を描いているそうです。
これ以外にも、Youtubeのサムネイルのための絵を描いたり、キャラクターのデザイン、アニメーション制作、趣味でグッズ制作をしたりと幅広いジャンルで作品を作られています。最後に、今後やりたい事として「クリエイターズカタログギフト」というサービスを紹介していただきました。
こちらは、友達のためにクリエイターの人達が描いた絵を贈れるサービスという事で現在ホームページも制作中という事でした。クリエイターの方を応援するサイトにしたいという思いがあり、一緒に活動してらもらえるクリエイターの方を募集しているそうです。まだ、開発途中という事なので、内容は若干変化するかもしれません。色々とご意見をいただきたいという事で、報告終了後も熱心に皆様とお話をされていました。報告終了後の質問タイムでも、クリエイターズカタログギフトの内容やネーミングに対しての質問などもあり色々な意見が出ていました。最後は、みんなで恒例の15のポーズで記念撮影をして十五夜会が終了となりました。
次回の十五夜会
次回の報告は、十五夜会では初めての学生のメインゲスト山崎文也くんです。
プロダクトデザインを行う学生ですが、色々なコンペに応募して、賞を取ったりしています。
実際に販売されている作品もあり今後の活躍が期待の学生さんです。
ぜひ当日お話を聞きに来てください。第112回「十五夜会」
【日時】2023年12月15日(金) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】 学生
【報告者】山崎文也さん詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.10.24
アドラインプラスの小野です。
第110回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢14名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第110回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 0名
・カメラマン 0名
・ライター 1名
・ホームページ制作 3名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 7名計14名の内、初参加の方は4名でした。
ホームページ制作のデザイナーとして働いている方3名と、コワーキングスペースの運営から交流会の主催までを行なっている方が参加していただきました。交流内容
今回のメインゲストは、マインドプットノート開発運営チーム 代表 キシモトシンジ さんです。
岸本さんは、パチンコ業界でソフトの開発をしています。
プライベートの時間を活用して、コワーキングスペースでマインドプットノートという、アイデアを促進するノートアプリの開発を進めています。当日は名作文学である、夏目漱石の「坊ちゃん」や太宰治の「人間失格」の書き出し風にキシモトさんはこんな人という形で自己ご紹介をしていただきました。
子どもの頃は、親とは真逆の性格でとても幸せに暮らしていました。小学生の頃は近くでとった竹を加工して秘密基地を作ったり、友達とのサバイバルゲームでは竹を使って自作で弓矢を作り、エアガンを持ってきた友達と対決するなど物作り好きな少年だったそうです。高校の時はミニ四駆が流行っていて、みんなはメーカーから出ている市販品を制作しているのに対して、プラ板などを加工してモーターなどつけて完全にオリジナルで作ったりしていたそうです。また、中学生時代には、ファミコンにはまり、自分でプログラムを書いてゲームを作って遊んでいたそうです。それ以来今までずっとプログラムを書いているそうです。
岸本さんは、みんなが恥ずかしがってやらないことをやりまくってきた人生です。
学生時代は、劇団を作り、ご自身で演出したり台本を書いたりなど幅広い活動を行いました。他には司会をしたり、プレゼンを行ったりと色々な事にチャレンジされました。
劇団時代に3ヶ月で10本ぐらいの新作を書かなくてはいけないという状況があった時に、編み出したアイデア出しの方法があります。それは、とにかくたくさん書き出すということ。
今でも困ったら、とにかくたくさん書き出してみるということを実践しています。そうすることで自分の考えがきちんとあらわとなり、他の人に伝わるものが出来上がると思うし、それを見た人に感動を与えられるといいます。今のチャットGPTで作った文章では、まだ思いは伝わるような文章が書けないと感じています。ここでマインドプットノートについて説明していただきました。
マインドプットとは、考えること。インプットとアウトプットの間にあるもので、人間らしいアルゴリズム化できない考えのことと岸本さんは定義しています。インプットを私のアウトプットに変換する力。言い換えれば、人の祈りとか、願いとか欲望などを表す事柄の事です。ここで、栓抜きを開発した人を例に挙げて説明をしていただきました。
すごいアイデアほどどのように思いついたか説明ができない。いきなり思いつくものである。「アイデアの作り方」という本に書いてあるそうですが、データを集めて、しっかり考えて、一回忘れる。そうする事でいきなり思いつくそうです。つまり、脳に課題とネタを与えると無意識で考えてくれるらしい。ということです。次に、無意識は何をしているのか?という事で、ある絵を見ながら、どのように感じたかを参加者に報告してもらいました。すると脳内に自然とパターンを作り出していたり、みる人の願いや欲望によって色々な形に捉えることがあるということが分かりました。
旅行に行きたい場所を考えるというテーマで、マインドマップを深く考えてた例をあげていただきました。
ここで書かれたことを整理してみると、旅行に行きたい場所を考えるという目的が、美味しいもの巡りなど他の目的にもなっている事に気づきました。人の考えから生まれた情報というのはとても素晴らしいと思う。関連要素を並べると別のパターンが浮かび上がってくる、ということがわかりました。
つまり頭の中に色々な情報を並べておくと、脳が無意識に整理してくれるということです。最後に、このようなアイデアを考えて整理するという楽しい作業を効率よくやるために、マインドプットノートを活用してください、とお話されました。マインドプットノートは、パターンを見つけるために視点を切り替えるツールになります。
スマホなどでネタを集め、マインドマップやアイデアボードでパターンを浮かび上がらせることができます。これを活用してやりたいことは、日々の生活や仕事にもクリエイティブを活かして行きたいということ。
そして、私たちは生きていくためには、生み出すしかない。ということで、お話を締めくくりました。ご興味がある方は、以下をご覧ください。
https://mindputnote.com/次回の十五夜会
第111回「十五夜会」
【日時】2023年11月15日(水) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】 クリエイター
【報告者】柏木れいな さん詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.09.29
退屈を捨てて街に出よう
街歩きイベントへの参加がここ最近のマイブームです。
愛知県名古屋市は何もないという評価を世間からは受けがちですが、とんでもない。
視点を変えれば本当に面白いものこそ街の随所に紛れていることがよく分かります。
それは都市とそこに暮らす人達とで積み重ねた歴史により熟成された芳醇な香りをまとっているように思います。
ということで、今年も毎年恒例の『やっとかめ文化祭DOORS』に参加してきました。
本開催は10/28から(ブログ執筆時は9/29)なのですが、一足先にプレイベントが7コース催され、その内の『観音さまが見守る道徳から名古屋初の水族館へ〜100年前の理想郷を歩く』コースに強く興味を惹かれたので参加しました。丘に上がったクジラに進路を取れ
今回の街歩きイベントの拠点となったのは名古屋市の道徳。おそらく初めて降り立った地でした。
集合場所である道徳駅は装飾性を配した簡素な造り(失礼!)で周辺も静かな佇まい。ですが、この何でもない様子に逆に期待感をそそられました。
まずは私的に一番に見たかったソレを目指し、ツアー一行の足が向かったのが道徳公園。
大正14年に徳川家より分譲された土地の一部が公園として整備され、昭和2年に竣工。96年前です。すごい!
ソレは公園敷地の中心あたりにありました。
じゃじゃん!実物大の背美鯨を模したクジラ型噴水施設(会いたかったよぅ!)
100年近く、このクジラはここから激動の時代の移り変わりを、つぶらな瞳で見守り、また数えきれないほどの人たちに子供時代の記憶の一部として刻まれてきたのでしょうね。
とても感慨深い心持ちとなります。
今でこそ干上がったかのような窪地に置かれた彫像のように見えますが、昔はプールとして活用されたそうです。
令和3年10月に登録有形文化財として登録。
ちなみに、制作者はコンクリート彫刻家の後藤鍬五郎。東海市聚楽園の大仏像も彼の手によるもの。名古屋の道徳はコンクリ製の観音様に見守られる街だった
クジラにサヨナラを告げて、街歩きを再開。
かつて道徳公園の敷地と隣接するように、南側の土地には映画の撮影所があったそうです。
京都のマキノ撮影所が手狭となったことから中部撮影所として、日本映画の父と言われたマキノ省三が撮影所として昭和2年から使用。
8本の作品を制作した後に不幸なことにマキノ氏による失火をきっかけに撤退、別の撮影所へ譲渡されるなどの紆余曲折を経た後に撮影所としての使用は短命に終わり、建設から僅か数年で閉鎖(Wikipedia)
同敷地に後に建てられた中学校の横を通りから眺めつつ、かつての痕跡も何も残って無いけれども、ここは当時は華やかな映画スターが行き交う場所だったのだなと思うと夢の中の出来事のようで、少し物悲しい気分になりました。もののあはれなり…。そこから住宅街へ移動して、不思議な区割りの町並みを実際に歩いて体感。
史実としては実施されなかったものの遊郭地としての計画があったそうで、それを前提にして土地が区画整理されたようです。
(明確な資料が残されていないので、全て推察の範囲としておきます)更に歩を進めた先で違和感を持った路地のT字路。
説明によると今はもう跡形も無いですが、ここにはかつて道徳観音山(昭和5年竣工)と呼ばれた人口山の行楽施設があったとのこと。コンクリート製の躯体の上から土が盛られた山の高さは13メートル。観音像が立つ頂上からは道徳の町並みが展望が出来たそう。
中は上下二層構造になっていて、2階はダンスホール(計画のみで中止)、1階はアイススケートリンクに喫茶室。
麓には池のようなプールが設えられていて、13メートル上の頂上から滝のように水が注がれている当時の写真も残されています(Wikiに写真あり)
道徳住民には憩いの場所であり信仰対象にもなっていましたが、昭和39年に管理会社からの事前説明もないままに突然に解体。このあと、ツアーは港にあった跳ね橋の痕跡や明治の終わり頃に造られた名古屋教育水族館跡地を見に行くのですが、ここでは割愛します。
街に歴史あり。
今、この時代に生きている私達の足元にも、かつて何かがあったわけで、知らないままに過ぎ去っただけで、きっとたくさんの事が歴史のはざまに埋もれている。
痕跡さえも無くなったとしても、こういった逸話をパズルのように拾い集めて後世に残す語り部が居るからこそ、拡散してまた未来へと繋がる。
歴史はそうやって残されていく。
今回がその好例だなと、道徳の街歩きを振り返って思いました。今回ツアーに参加した際に道徳が公式に作った記念誌が配られました。
街の住人達による証言や秘蔵の古い写真も沢山掲載されていて、とても資料価値の高い本となっています。
道徳学区連絡協議会により編集・発行された、誰もが入手できる本ですので機会がありましたら手にとってみてください。〈writing:兼松〉
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十五夜会2023.09.20
アドラインプラスの小野です。
第109回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢24名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第109回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 1名
・カメラマン 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 2名
・動画制作、映像制作 4名
・その他 12名計24名の内、初参加の方は6名でした。
デザイナーとシステム開発、ゲーム開発の営業、テレビタイトル、CG、テロップ、
パネル制作などを行っている会社の社長とその社員の方が参加していただきました。交流内容
今回のメインゲストは、クリエイター専門の派遣会社フェローズの吉田 幹成さん、奈良 康孝さんです。
今回お話しただく奈良さん、吉田さんはともに東京から名古屋に来ています。
奈良さんは1年半ほど前、吉田さんは2年ほど前ぐらいから名古屋にいらっしゃるそうです。
お二人とも名古屋には縁もゆかりもなかったそうです。
十五夜会などのクリエイティブな人が集まる交流会に積極的に参加しながらご縁を深めてきました。
名古屋のクリエイティブに貢献していきたいと抱負を語りました。次は、会社の紹介です。
拠点は、国内に12拠点、プラス、シンガポールとハワイです。社員数は約150名ぐらい。
メインの仕事は、人材紹介です。特徴は、ダブルサイド・エージェントという形で紹介を行なっています。他社だと、クライアントへの営業マンとクリエイターを紹介するコーディネーターは別の人が担当するとの事ですが、フェローズでは1人の担当が両方を担当する形をとっているそうです。
そのため、どちらにもきめ細やかな情報を提供でき、ご紹介のスピードも速いというメリットがあります。また、実際の案件を進行する場合でも、お互いへのスピーディなフィードバックやきめ細かいフォローができるので、クライアントからは安心して仕事を任せていただけるし、クリエイターはストレスなどが溜まりにくいそうです。お互いの潤滑油の役割をフェローズさんが担っているという事です。
他の仕事としては、提案営業。
セミナーの主催、企業のピーアール活動への協力や、研修をサポートしたりなどクリエイティブに関わる仕事には幅広く対応をされているという事でした。具体的な職種は、映像のAD、ウェブのデザイナーをはじめ、ゲーム業界、アニメ業界などです。変わった職種では、専門学校、大学の講師の紹介なども行なっています。幅広くクリエイティブの人材などとの関わりがあるため、人材不足の際はお声かけ頂ければ、何かのご協力、解決ができるとのことです。
また、フリーランスの方にも仕事を紹介したりも行なっていますので、興味がある方は声かけくださいともお話がありました。さらに、フェローズでは、フェローズクリエイティブアカデミーという名称でセミナーを開催しています。
コロナ禍では、オンラインセミナーが続いていたが、リアルでの開催も始まったとの事。プレミア、アフターエフェクト、イラストレーター、フォトショップ、一眼レフの撮影、ペラ1枚でまとめるデザインの仕方など幅広いセミナーを開いているそうです。セミナーといえば、クリエイティブNEXTという題名で、毎月1回オンラインセミナーも行われています。
こちらは、クリエイティブ業界の先駆者の方々がとても登壇する学びの多い無料セミナーです。以前私も参加させていただきましたが、最新のクリエイティブを知る上でとても有益な情報が聞けると感じました。興味のある方は参加してみてください。他には、クリエイターズステーションというウェブマガジンも運営してます。名古屋のクリエイティブ企業に取材に行ったりして、企業情報を発信しています。弊社も以前に取材をしていただき掲載していただいています。無料で取材をしますので、ぜひ活用してくださいという事でした。
加えて、映画、こどもミュージカル、学生を対象にしたフェイルフェスティバルで作品を募集するなど様々なイベントも主催されています。クリエイティブに特化し、情報発信、情報提供、教育などクリエイターを大切にするために様々な活動をされているフェローズの吉田さん、奈良さんの報告でした。
年々事業を拡大されていて、どんどん新しいことにチャレンジをし、成長されていいます。
その根本には、経営理念、社長の想いなどをしっかりと受け継いで、クリエイターを大切にする気持ちが根付いているという事を強く感じました。最後に最近定番の十五夜会のポーズにて参加者の皆様と記念撮影を行いました。
次回の十五夜会
第110回「十五夜会」
【日時】2023年10月15日(日) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】 システムエンジニア
【報告者】キシモトシンジ詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.07.23
アドラインプラスの小野です。
第108回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢16名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第108回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 5名
・イラスト制作 3名
・カメラマン 0名
・ライター 1名
・ホームページ制作 3名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 3名計16名の内、初参加の方は2名で、デザイナーとLP専用のホームページ制作を行なっている方でした。
交流内容
今回のメインゲストは、コピーライター「ことばの制作所」代表の小澤直人さんです。
はじめに、自分の興味のある話をしたいということで、アマゾンで「珍獣大決戦」という興味深い本を見つけたというお話から始まりました。世界的で珍獣というと、シーラカンスが一番有名らしいです。という振りから、日本で見られる珍獣たちという中に「オザール」という珍獣がいる。今日はそのオザールの生態を紹介してみましょう、という事でお話がスタートして行きました。
オザールはおとなしい性格で、危害を加えることはない。実は、人見知りで仕事場では社交的に振る舞っているという事でした。十五夜会の当日もまだ、2、3人ぐらいとしか名刺交換をしていないので、終了後は積極的に名刺を配りにきてほしいと言われたので、会場から笑いがおきました。
27歳でコピーライターとして大手広告制作会社に採用されたが、全く何もわからない0からのスタートだったそうです。当時は、大手広告代理店の仕事をこなしていました。実績を積み、10年前に独立し、フリーランスとして活動してきました。生息地は、岐阜県の岐阜市。活動拠点は名古屋市がほとんどです。
コロナでほとんどの仕事がオンラインになってしまったので、自宅兼事務所にて巣篭もりの状態で生活しています。コロナ前は、取材で北海道千歳市から九州は鹿児島まで広範囲で出没していました。残念ながら沖縄での仕事がないため、生息地を沖縄まで伸ばせていない事をとても残念がっていました。次にどんな仕事をして生活してきたかを紹介していただきました。
名鉄・名古屋三越、積水ハウス、司法書士協会などの販促物、各企業の会社案内などに携わったという事でした。他にも、芸能人の取材も行われるそうです。芸能人の取材は、取材時間が十分に取れない場合もあるそうです。そのような場合には、事前に出されている本などからの情報を頼りに事前に質問内容を考え、回答も想定して準備をしておき、聞き取りを行うことで時間を短縮するそうです。このように聞き取り時間が極端に短い場合で、数ページの記事を偽りなく書くことは、とても綿密な準備が必要で大変な苦労があるというお話がありました。次にコピーライターとはどんな仕事であるかという説明をしていただきました。
コピーライターは単にコピーを作るだけの仕事では無く、販促の企画からアイデア出し、ヒアリング、制作管理、専門のアドバイザーとしても幅広く活動します。そのため社長さんの愚痴を聞くことなどもあるそうです。基本的には、常に下調べをして現場に向かうということを当たり前として仕事をしています。最近多くなっている仕事は、ホームページのお仕事です。
中身の骨組みから原稿作り、SEO記事の作成までを幅広くこなしています。
業種は、建設会社、コンサル会社、整体、工業系、医療系、その他色々と実績があるそうです。フリーランスになってからは、生き残りのために色々な仕事やツールをこなしてきました。
要するに雑食ということです。雑食ではありますが、単に仕事がいただければいいとか、お金を頂ければいいとかではなく、関わる会社の社長や担当者がどのようにしたいのかという想いをくみ取って極力言語化するということを意識しています。そして、収集した情報を元に提案を考えていくというスタイルで仕事を行なっています。そのため、直接クライアントと話すことができない代理店の仕事は現在はあまり行なっていないそうです。最近では、オザールさんのように企画立案から入り、全面を構成したりできるコピーライターという職種はかなり希少種になっているそうです。今多いのは、単にホームページの記事を書くだけのウェブライターで、副業でやっている人も多くいるそうです。
最後に、オザールは絶滅危惧種でもあるので、絶滅しないように餌をきちんと与えてください。という事で話を結んで、楽しい報告時間が終了しました。今回のご報告は、企画から最後の落とし所までの流れがきちんとしていて、わかりやすく楽しい報告でした。
そして十五夜会終了直前にはいつもの15ポーズで記念撮影をしました。
オザールさん楽しいお話をありがとうございました。来月の8月15日はお盆のため、お休みとさせていただきます。
1ヶ月空きますが、次回は9月15日に開催いたしますので、皆様お楽しみにしてください。次回の十五夜会
第109回「十五夜会」
【日時】2023年9月15日(金) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】クリエイター派遣
【報告者】フェローズの皆様株式会社フェローズ (FELLOWS Inc.)
https://www.fellow-s.co.jp/詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.06.19
アドラインプラスの小野です。
第107回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
総勢13名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第107回「十五夜会」参加者
・作家 0名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 1名
・カメラマン 3名
・ライター 1名
・ホームページ制作 1名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 3名計13名の内、初参加の方は5名で、デザイナー、コピーライター、見習いカメラマン、イラストレーター、ディレクターと幅広い職種の参加者でした。
交流内容
今回のメインゲストは、鉄道写真家「Yoshi ヨシ!」代表 石黒義章さんです。
はじめに、日本に鉄道ができて150周年になるという紹介がありました。鉄道写真を見せていただきながら、撮影秘話やエピソードなどを交えてお話しをしていただきました。桜と蒸気機関車
蒸気機関車は、日本全国でまだ数台程度保存されていて走っているそうです。
時刻表などに使われる写真として撮影されたという事ですが、桜は1年中咲いているわけでないのと、時刻表の印刷のタイミングがあるため、利用する9ヶ月ぐらい前に写真を撮影しておかないといけないという事でした。
言われてみれば納得ですが、確かに季節感が出る写真などは前撮しておく必要がありますね。新幹線
この写真は、過去に撮影した写真です。昔よく走っていた新幹線の写真です。
この写真は、700系の新幹線が引退するときに、コロナが流行ってしまい、イベントが中止になった関係で、新幹線の顔の部分に「700ありがとう」という文字を入れた新幹線が走ったそうです。その時に取られた写真です。マークが入っているところをメインに取らないといけないことや、新幹線の車両数の多さも表現するために、確実に車両が入るような形で撮るということを意識して撮影された写真です。
この写真は、富士山をバックにして撮った写真です。
新しく車両が出た場合によく撮影する場所として、日本を象徴する場所である富士山をバックにして撮影することが多いそうです。ここで雑談として新幹線内の3列シートの中央部分は、5cm他よりも大きく作られていると言うことを教えていただきました。みんな嫌がるかもしれないが、少しだけゆったり座れるサイズになっているとのプチ情報でした。この写真は、黄色の新幹線(ドクターイエロー)です。
月に6〜8回程度走るそうで、どこでどのタイミングで走るかは公表されていないそうです。
撮影場所は、岐阜県垂井町です。石黒さんが新幹線を撮りに来る時のために、地元の農家の方が、わざわざアジサイを毎年育ててくれているそうです。所有地での撮影のため、このように協力して頂ける人がいるのはとてもありがたいとの事でした。季節感のあるより良い写真を撮るためには、所有地での撮影も必要になります。地元の方とのコミュニケーションを大切にしながら撮影されている事が伝わる楽しいエピソードもお話していただきました。この写真は、黄色い新幹線がひまわり畑を通る瞬間を撮影しに来た人々を遠目から撮影したものです。
黄色い新幹線が黄色いひまわり畑を通るのは珍しいということで、たくさんの方が撮影におとづれていたそうです。名鉄電車
昔、アドラインプラスが運営するギャラリーバー TORIDE(トリデ)で開催された餃子8耐というイベントで、偶然隣に居合わせた方が名鉄電車の広報をされている方だったそうです。
そのご縁が繋がって仕事をいただくことになり、撮られた写真という事でした。TORIDEが閉店した今でも継続的にお仕事をされているという事で、ご縁の繋がったエピソードとして石黒さんがお話をしてくれました。岐阜の樽見鉄道
これは岐阜の樽見鉄道の夜桜と電車の写真です。
ライトアップされてとても幻想的な1枚になってます。地元の方が、気に入ったから欲しいという要望があったらしく、何店舗かのお店に飾られれているそうです。三重県近江鉄道
これは、三重県近江鉄道で取られた蛍と電車の写真です。
蛍が飛んでいるという情報はあったが、どのあたりに飛んでいるのかが分からなかったため、地元の皆さんに2、3日かけて複数の聞き込みをして教えて頂いた場所でやっとの事で撮影できた写真という事でした。これは、近江鉄道で蛍を探している時に撮った写真です。
夕日になってきたため、とてもいい雰囲気になったところで偶然走ってきた電車を撮った写真で、某新聞会社さんにて掲載されたそうです。雪景色の電車
最後に紹介するのは、高山で撮った雪の中の電車の写真です。
昨年は、2回ほどしか雪が積もらなかったそうで、撮影が大変だったというお話でした。
撮りたい構図があっても、その環境があるとは限らない。
とても厳しい中で撮影できた貴重な写真を見ることができました。石黒さんは、毎年、来年度にきちんと使える写真を残すために、かなりの責任感を持って撮影に行かれているのだということをお話になりました。
鉄道写真家として素晴らしいなと感じるエピソードやお話しがたくさん聞けて、とても楽しい報告でした。
当日見せて頂いた写真を全部は紹介できませんでしたが、石黒さんは時々イベントでお話しをされています。
興味のある方は、石黒さんからの情報をfacebookなどで調べてみてぜひイベントに参加してみてください。
とても楽しいお話であっという間の時間でした。最後に報告終了後に聞いたお話ですが、今では構図を考えて1発でトリミングもせずに動いている電車を撮影できるようになったという事も伺い、25年間続けられている努力の結晶が形になっているんだなということを感じました。
楽しい報告をありがとうございました。次回の十五夜会
第108回「十五夜会」
【日時】2023年7月15日(土) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】コピーライター
【報告者】ことばの制作所 代表 小澤直人さん詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.05.17
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
先月末の話しですが、豊田市美術館で開催されている「ねこのほそ道」展へ行ってきました。ねこのほそ道(豊田市美術館)
しゃがんで猫の目線で作品をみたり、天井を見上げると面白い変化があったり。
猫の作品ばかりの展示ではなく、様々な角度からみた日常を感じられる面白い展示でした。
面白くて気がついたら2周していました。
授乳室や茶室にも作品があるのでお見逃し無く。(授乳室は誰も使用していない時にお邪魔しました。)
火曜・金曜には茶室でねこまんじゅうも頂けたりします。毎回顔が違うねこまんじゅうも楽しみの一つでした。
「ねこのほそ道」展の図録が素敵で、何度も手に取り見てしまいます。
作品に関する文を読んで「ふふっ」となったり、印刷されている紙が面白くて断面に見とれたり。
本の断面を触ると猫をなでているような気になったり。(一個人の意見です)
猫と紙好きにはたまらない1冊でした。最後に、ミュージアムショップで可愛い猫ちゃんたちをゲットし、とても充実した1日となりました。
平日だったので混雑も無く、時間に余裕があったのでボランティアガイドさんの案内と共に鑑賞できました。
みなさんと一緒に見ていると、また違った発見があり楽しかったです。
本展示は5/21まで。巡回もないので予定が合う方はぜひ。■ ねこのほそ道
会期:2023年2月25日〜2023年5月21日
会場:豊田市美術館
出品作家:泉太郎、大田黒衣美、落合多武、岸本清子、佐々木健、五月女哲平、中山英之+砂山太一
https://www.museum.toyota.aichi.jp/徳冨満──テーブルの上の宇宙
愛知県美術館と同時期開催していたコレクション展も素敵でした。
愛知県美術館で展示のチラシを見て、とても楽しみにしていた展示で
作家さんのことは詳しく知らなかったのですが、何か惹かれるものがありました。2001年に35歳の若さで亡くなられた徳冨満さん。
どんな人だったのか気になり、後日ネットで調べてみると
情報誌AACのウェブマガジンで徳冨満さんに関する記事を見つけ、さらに興味が湧いてしまいました。愛知芸術文化センター 情報誌AACウェブマガジンVol.114(2022.12号)
https://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aac114/contents/202212/index02.html■ 徳冨満──テーブルの上の宇宙
会期:2023年2月25日〜2023年5月21日
会場:豊田市美術館※愛知県美術館での展示は既に終了しています。
愛知県美術館の会期:2023年1月14日〜2023年3月14日 -
十五夜会2023.05.04
アドラインプラスの小野です。
第106回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
総勢10名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第106回「十五夜会」参加者
・作家 2名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 6名計10名の内、初参加の方は0名でした。
交流内容
今回のメインゲストは、編み工房Iwao 坂本巌くん。
実は1994年タイのバンコク生まれ。生まれて2年半ぐらいバンコクで過ごし、日本に来ました。
幼少期は獣医になりたかったが、高校でデザインについて勉強してデザインに興味が湧き、高校3年生の時にはファッション甲子園で愛知代表にも選ばれたそうです。コンペで文部科学大臣賞をとった事もあるそうです。
その後家具の勉強がしたいという事で、名古屋造形大学で家具について勉強をしていました。家具を作る会社に入りたいと思い就職活動をしていた時に、アドラインプラスが運営するギャラリーバー「TORIDE(トリデ)」と出逢います。
そこで、ポートフォリオを持って、デザイン関係者の交流会「十五夜会」に初参加。参加者の方から、ポートフォリオに関しての沢山のダメ出しをされて、とても悔しい思いをします。見返そうと何度も作り直したポートフォリオのおかげで、遊具メーカーに就職ができ、今ではダメ出しをしてくれた方に感謝しているという事でした。
遊具メーカーでは6年ほど勤めて退社し、自分と向き合う時間の中で手芸作家の道を選びました。
今はまだ副業としてですが、今後は、本業にできるように頑張っていきたいと思っています。今まで作ってきた作品を紹介して頂き、簡単に作り方も教えてくれました。
まずは、Adobe Illustratorで横50個・縦84個のマスを作り、その下のレイヤーに写真を配置し編み図を作成します。その編み図を元に編んでいく作業をします。1つのカバンを作るのにトータルで最短で5日、最長で7日ぐらいはかかるという事でした。各部分の細かいところにまでこだわって、手作業で丁寧に仕上げているという事でした。編み物を始めたきっかけは、母方の祖母の影響だそうです。
おばあさんはよくセーターなどを編んでいたそうで、お母さんやおばさんも一緒に楽しく編み物をしていたそうです。そこで編み物に興味を持ち、一緒に編み物をする事になったそうです。
おばあちゃんはすでに他界してしまっているので、もっと早く一緒に編み物をする機会があれば色々な事を学ぶことができたのにと後悔しているそうです。編み物以外のもう一つの作品は、刺繍です。
編み物をしているうちに、もう少し違うことができないかと思い刺繍を始めたそうです。
黙々と細かい作業の繰り返しが、とても自分には合っていると感じているそうです。
始めは刺繍キットで作り方を学び始めたようですが、その後Tシャツやズボンなどにも刺繍をしていきます。
メーカーで作られたものに刺繍して販売した場合、著作権がどうなるのかなど色々と問題に感じ、付属品としてどこにも付けることができるワッペンの製作に取り組み始めます。昨年神戸で行われた物販イベントに参加しますが、ワッペンの売れ行きはあまり芳しくなかった。売れ行きが悪かったことを分析し、アイロンが必要で貼り付ける生地が限定されるワッペンではなく、ブローチを製作をしていくと決めたそうです。
坂本くんが作る作品に動物が多いなと思ってましたが、小さな頃に獣医さんになりたかったということを聞いて納得しました。トライアンドエラーを繰り返して成長していく坂本くんを、今後も応援したいと思う報告でした。
今後の目標は、クリエイターズマーケットへの出店と、minneでの販売を増やしたいということでした。
6月に開催されるクリエイターズマーケットに出店されるそうなので、行かれる方はぜひ坂本くんのブースにもお立ち寄りください。minne「IWAO1118’S GALLERY」
https://minne.com/@iwao1118つくるひとの祭典「クリエーターズマーケットvol.48」
開催日:2023年6月17日(土)・18日(日)
開催時間:11:00 〜 18:00
会場:ポートメッセなごや2・3号館
https://www.creatorsmarket.com/次回の十五夜会
5月15日は、小野所用のためお休みとさせて頂きます。
次回は6月開催で、メインゲストはデザイナーのYoshi 石黒義章さんです。第107回「十五夜会」
【日時】2023年6月15日(木) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.04.11
4月15日の十五夜会への申し込みされる方へ
大量の迷惑メールが届いておりまして、
一時的に申し込みフォームを非公開にしております。お申し込みを希望される方は、
直接小野メールアドレスまでご連絡をお願いします。
わからない方は、アドラインプラス の会社までお電話ください。4月11日9時現在
アドラインプラス 小野
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十五夜会2023.03.23
アドラインプラスの小野です。
第105回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は初参加の方が4名で、総勢20名の方にお集まりいただきました。第105回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 6名
・イラスト制作 1名
・ライター 0名
・ホームページ制作 2名
・動画制作、映像制作 2名
・その他 8名計20名の内、初参加の方は4名でした。
初参加者としては、店舗のデザインを行なっている方。
手などのパーツモデルをやっている方。
イベント会社を経営している方。デザイン会社を経営している方でした。交流内容
メインゲストは、イラストレーター兼、デザイナーとして活躍中の、スミマミデザインの鷲見真実さんです。
当日は、自己紹介から始まりました。専門学校時代に弊社が運営していたTORIDEというギャラリーバーで学生展に参加しました。そこで知り合った人の紹介でゲーム会社に入り6年ほど勤めてフリーランスとなって活動し2年程になります。そして、現在はイラスト活用に特化したデザイナーとして活動しています。
例えば、イラストメインの本、イラストの入ったチラシやバナー、イラストの入った動画などを作ることが多く、よく頼まれているということです。「自分の制作物で人々を喜ばせることが大好きな人です」という簡単な紹介がありました。その後、ゲーム会社時代の詳しいお話がありました。
ワンダープラネット株式会社に入社した当時は、今でも世界的に楽しまれているゲーム、クラッシュフィーバーを担当されていたそうです。はじめは、UI、バナー、ディレクションなどの業務でたずさわり、その後アートディレクターも兼任されて企画などにも携わっていたそうです。当時はイベントなども積極的に行っていたそうで、ファンの方との交流イベントやイラストコンテストなどのイベントも企画して行い、どうしたらユーザーが楽しめるかを突き詰めて、アイデアを出してイベントを作っていたそうです。その時感じたことは、作り手の熱量が、ユーザーの熱量に比例するということ。
より多くのユーザーに楽しんでもらうには、イベントの目的を、より明確にしてユーザーの予想を超える最高のパフォーマンスを出すことがとても大切である。また、ユーザーは単に、物を購入するということではなく、心を動かす体験を買うということを目的としているということも学んだそうです。
何より、自分たちが作ったもので、最高の体験が提供できるというクリエイターという仕事が本当に楽しいということを感じた6年間だったそうです。8年経った現在でも、世界的にとても売れているソーシャルゲームの制作に関われた事がとても良い経験となりました。というお話がありました。このような経験をした後で、他の事にもチャレンジしてみたいと思って、独立をされました。
代表的な仕事としては、「一気にビギナー卒業!動画でわかるAfterEffects教室」という本の表紙のキャラクターと冊子のイラストを担当しました。こちらの本は、アマゾンでベストセラーになったり、AfterEffectsでも一番売れている本だということです。他にも、幅広く実績をご紹介していただきました。現在は、まだ実績公開できないものも多いとのことで、自主制作も紹介していただきました。
3Dアニメーションの制作や、3Dで作ったものを逆に平面的な2Dに落とすなどもチャレンジしました。自主制作を続ける理由としては、チャンスが来た時に、いつでも手を動かせる準備をしておく。という事が大きいという事でした。
また、制作工程の紹介としてイラストをどのように書いているかを動画として見せていただきました。
動画でみると出来上がるまでの工程がとてもわかりやすく理解することができました。最後に、十五夜会で出会った方とも一緒にお仕事をされているという事を伺い、人との出会いや繋がりをとても大切にされているなと感じました。
今後は、専門学校で講師もされるという事で、ますます活躍が楽しみな報告となりました。次回の十五夜会
次回、106回目のメインゲストは、編み工房Iwaoの坂本巌くんです。
当日はどんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。第106回「十五夜会」
【日時】2023年4月15日(土) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.03.17
街は無名な意匠であふれている
唐突ですが古い商店に掲げられた看板文字に惹かれませんか?
何かの用事で出向いた先に商店街を見つけたとします。
そうなると本来の用件そっちのけで、物件を見逃すまいと全方位へとロックオンしてしまう、これはもう重度の症状を発症することに。
趣のあるもの、異彩を放つ癖の強いもの、文字の作りが簡略されていて難読なもの、大量生産されて平滑化した意匠が氾濫する現代において、オートクチュールのような唯一無二のその存在感に惹きつけられる事を誰が責められようか(誰も責めない
そして、それらは恐らく無名な人々による手仕事なのだと思い至ると、胸も熱くなるというものです。もう昨年11月の話となりますが、やっとかめ文化祭にて「レトロな看板の文字をみつけよう!書いてみよう!のらもじ in 円頓寺」というワークショップがあったので、我が意を得たり!と参加してきました。
今回はその時の振り返りブログとなります。看板文字について、わしも考えた
当日はお天気に恵まれ、看板文字ハントには絶好な日和となりました。
会場は円頓寺商店街の近くにあるなごのキャンパス。初めて赴く場所でしたが、かつての小学校をリノベーションした施設でした。今にも子ども達がそこかしこから顔を出してきそうな様子。
ワークショップ講師はのらもじ発見プロジェクト主催の下浜さん。
最初に概要について座学を受けた後に、参加者全員で円頓寺商店街へと散策に繰り出し、看板文字ハントを決行。
普段の単独行動では気が向くままに歩き回ってのハントですが、この日は集団行動。
講師の下浜さんが予め下見されたルートに沿って商店街を歩き、要所々々で立ち止まっては看板文字のつくりに対しての見どころ解説があったり、店主さんが看板に使われたロゴタイプを制作依頼した当時の話をしてくださったりと、単独行動では収集出来ないような逸話も聞くことが出来て、もうハントだけですでにお腹いっぱい。
最初は戸惑いがちだった参加者たちも、われ要領を得たりと能動的に看板文字を楽しげにハントし始め、場の雰囲気が良い感じに暖まり始めたのが伝わってきて心地いい。ああいう時の包まれるような一体感が堪りません。様々な看板文字が収集されました。一見ただの壁面にみえても、よく見るとかつてあったであろう看板の痕跡を発見、なんてことも。
無いものを想像して創造するって難しい
ハントで文字の収集も終え、次はいよいよ実践タイムとなります。
ここで講師の下浜さんが主催しているのらもじ発見プロジェクトについての簡単な説明を。
「のらもじ」とは看板屋によって書かれた屋号のデザイン自体を指し、ほぼ無名であった彼らのセンスに対して敬意を表し、のらもじと呼称されているようです。
採集した看板の数文字を基に、文字のつくりを分析し、体積を何十倍にも膨らませて、平仮名もしくはカタカナとして50音分を作成して、あまつさえ配布用にフォント化までやってのけるというアートプロジェクト。今回のワークショップもそのプロジェクトになぞらえて、のらもじを基にして最大4文字をデザインしてみようという内容なのですが、つまり看板には「めかぶ」としか書かれていないのに、基デザインから推測し「ししゃも」へと文字を創作するわけです。これは中々にハードルが高い。
専用の用紙が参加者へと配られ、各々が取り組んで行きます。私が選んだのはインテリアショップのクマザワさん。
じっくりと分析し、用紙へ思い思いのカタチ(私は自分の名前を)で定着させていきますが、一発で決まるものではありませんから、何度も消しては書いてが繰り返されていきます。
私は仕事に限らず趣味の範疇でも、こういった手作業を昔からやってきているので、まだ何とか自走できますが、皆が皆そういう事に携わってきた経歴があるという訳ではないので苦戦している様子が空気から伝わってきましたが、そういう方には講師の下浜さんからの神アドバイスが的確に入っているのが聞こえてきました。
ちなみに下浜さんの本業はバリバリのグラフィックデザイナーですので同業者。ゆえに匂ったのでしょうね。直ぐに同業者と見抜かれました汗
書き終えた文字は係員である、やっとかめ大使の方が縮小コピーしてくださり、缶バッチにして完成となります。作成した文字。それを基にして作った缶バッジ。
ワークショップは全体で4時間と、これまで参加したやっとかめ文化祭のプログラムの中でも最長の類となりましたが、散策して手を動かしてと、久しぶりに自身の知覚を最大限に研ぎ澄ましたことから達成感と満足感が得られ、終わる頃には心地よい疲れに包まれていました。
今年も何のプログラムが用意されるのかと10月の到来が楽しみです。帰り際に参加者全員へ配られたお土産のシール
公式によるレポートはこちら
やっとかめ大使レポート〈writing:兼松〉
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十五夜会2023.02.21
アドラインプラスの小野です。
第104回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は初参加の方が非常に多く、総勢18名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第104回「十五夜会」参加者
・作家 0名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 1名
・その他 15名計18名の内、初参加の方は6名でした。
初参加者としては、当日のメインゲストのnon-fatの横井さん。
企業の広報として働いている方。ヘアースタイリストをやっている方。デザインをやっている方。
旅行業を行なっている方。クリエイティブデイレクターをされている方などです。交流内容
今回のメインゲストは、「伸びしろの塊ユニット」non-fatの横井さんと清水さんです。
当日は、メインゲストとして、お二人にはミニライブを行なって頂きました。
初めは、演奏からスタートしました。1曲目はオリジナル曲で「日常」を披露して頂きました。
その後自己紹介。non-fatは2021年12月に結成したばかりのユニット。
ライブハウスや路上でライブ活動を行なっています。
十五夜会で歌う機会をいただきありがとうございますとお話していただきました。2曲目もオリジナル曲で「パズル」。とても素敵な歌声が、会場に響きわたりました。
参加者も携帯で写真を撮ったり、動画を撮ったりなど思い思いの方法で歌を楽しみました。この後、non-fatのロゴを募集の告知がありました。
その中で彼女たちのユニット名であるnon-fatについても説明がありました。
non-fatを直訳すると「無脂肪」という意味です。脂の無いという所から、しつこくない。つまりさっぱりとした飽きのこないミュージシャンを目指したいという想いでこのユニット名をつけたという事でした。そしてこのユニットにロゴを作ってくれるデザイナーさんを募集しました。
採用された方には賞品として無脂肪にちなんで「ヒレ肉2万円分」をnon-fatを応援してくださるスポンサーの方から提供していただけるという事です。と報告があり、さらに「カンガルー」というオリジナル曲のCDを2枚サイン入りでいただけるという事でした。3曲目は、カバー曲で「歌うたいのバラッド」でした。斉藤和義さんの歌ですが、男性が歌うのと、女性が歌うのでは、やはり印象が違うなと感じました。
4曲目は、オリジナル曲で「カンガルー」。
5曲目は、オリジナル曲「消えたあかりの先に」でした。キャッチフレーズが「伸びしろの塊ユニット」と言われるだけあって、今後の活動がとても楽しみに感じたライブでした。演奏終了後には、参加者の皆様と積極的に話をして感想などを聞いていたみたいです。
この十五夜会から羽ばたいて頂き、いつか、夢である武道館ライブを達成できるように頑張ってもらいたいと思います。ちなみに、ロゴ募集の締め切りは3月31日まで。
応募は、十五夜会に参加したことがある方が条件となります。
応募希望の方で、まだ十五夜会に参加したことがない方は、ぜひ次回ご参加ください。
ご応募をお待ちしております。次回の十五夜会
次回、105回目のメインゲストは、鷲見真実さんです。
デザイナー鷲見さんは、ご自身のイラストを用いたデザイン制作をメインに活動しています。
当日はどんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。スミ マミ デザイン
https://www.sumimami.com/第105回「十五夜会」
【日時】2023年3月15日(水) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.01.19
アドラインプラスの小野です。
第103回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は初参加の方と久しぶりに参加される方もいて、17名の方にお集まりいただきました。第103回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 4名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 8名計17名の内、初参加の方は3名で、2月にライブを行っていただくnon-fatの清水さんと、福祉系の会社を経営されている方、デザイナー兼レンタルキッチンのついたギャラリーを経営されている方でした。
交流内容
今回のメインゲストは、デザイナーの田中農さんです。
当日は、過去の仕事についてとインデザインの使い方についてのお話をしていただきました。正月らしく、カルタのデザインで田中さんの名字である「たなか」から始まる文字で過去のお話がはじまりました。たまたま出会ったアルバイトで、印刷会社の製版の準備と刷版の仕事をする事になりました。
当時はアナログとデジタルが混在する時代で、オペレーターとして写真の分解に関しての作業を黙々とこなしていたそうです。印刷会社で行っているオペレーターからデザイナーになりたいと思い、印刷屋をやめてその後、広告代理店を営む会社に入社します。その会社の社長と二人で展示会などの設営から、チラシ制作、ポスター、案内状などのデザインまで幅広く、ジャンルを問わずなんでもデザインをしていたそうです。
また、印刷物に関しては自力で営業を行い、給料が安かった事もあり副業も認められていたそうで、派遣社員としても働いていたそうです。その派遣社員時代の中で、今でもやっている仕事は、サインデザインの仕事。
当時は大手ゼネコンさんなどとのやりとりが多く、とても大変だったそうです。不況もあり、広告代理店を退社。
独立して最初の頃は、得意先を行脚したり、新規の獲得に奔走していました。
その後、順調に仕事を取れるようになったのはいいが、過剰に仕事を取りすぎたため、体を壊してしまった事もあり、今では横のつながりを大切にして無理の無いように仕事を行っているそうです。
また、20代ごろに知り合った人からも今でも仕事をいただく事もあり、仕事が安定してきたそうです。
さらに奥様が印刷会社の分解の仕事を行っている関係で、配色などは奥様にも相談して行う事もあるそうです。
おかげで、お客様から褒められる事もあり、奥様は強力な助っ人となっているという事でした。その後、実績紹介となりました。
以前の報告の時に、インデザインを使えるという話をしたら「すごいね」と言われた事もあり、今回はインデザインで行なった仕事の紹介とインデザインの使い方も一緒に報告していただきました。
冊子の流し込みなど、統一フォーマットに文章を流し込んだり、マークを表示させるなど自動的に行うことができるのがインデザインの強みです。ページ物は、流し込みしたデータを後から他にもルビが個別にふれるため、文字が移動した時にも一緒に移動するからルビが多い教科書などのページ物の仕事には役立つそうです。
そのため、頁単価が安い仕事でもある程度は割りが合うような割りが合うようにできるため、仕事が取りやすくなるという事でした。
参加された皆様も実際文字が流し込まれたり、文字がマークに変わっていくところを実演で見ることができたので、少しは理解が深まったのではと感じました。他の人があまりやりたがらない、安くて量が多い仕事でも効率化を測ることで、単価が合うようになったり、仕事がもらえるようになります。素晴らしい企業努力であるなと感じました。
次回の十五夜会
次回のメインゲストは、non-fatというユニットで音楽活動をしている横井さんと清水さんです。
当日は、簡単な自己紹介とミニライブを行っていただきます。non-fat(ノンファット)
https://lit.link/nonfat25non-fatのユニットロゴ募集中!
更に積極的に活動をしていく「non-fat」のユニットロゴを募集することになりました。
現在、十五夜会に集うデザイナーの皆さまにロゴ制作のコンペを依頼中です。参加条件:十五夜会に参加したことがある方。もしくは参加されたことがある方からの紹介。
締め切り:2023年3月31日まで。
特典:採用された方には、特別に特典もございます。詳しい募集要項と特典に関しては、十五夜会に参加してお確かめください。
十五夜会の参加と、ロゴデザインコンペへのご応募をお待ちしてます。第104回「十五夜会」
【日時】2023年2月15日(水) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.01.01
年賀状、どうしていますか?
新年2023年が明けました。本年も宜しくお願い致します。
年賀状の話ですが毎年どれくらい届きますか?
昨今、年賀状終いが私の周囲でも加速しつつあるように見受けられます。
LINE、TwitterなどのSNS系がコミュニケーション手段として浸透した現代、人との繋がりがネットワーク上で密になった反面で様々なことの省略化も進みましたので、これも当然の流れかと。
ですが企業においては新年のご挨拶として、まだまだ有効な手段ではないかと思います。
ただし、これまでの通りに郵送に頼った年賀状だけでは想定内のものになりがちですよね。わだば年賀状の動画を作る!と決意する
弊社でも、そこのところを何とか出来ないかと考えていましたが、折しも昨年2022年はモーショングラフィックスによるムービー制作に力を入れた年でもありました。
有限会社ピーズグリーン様
この案件では制作したビジョンムービーと名刺を連動させ、YouTubeへ誘導するという仕組みを提案。
ピーズグリーン様の案件を応用し、今回は年賀状を入り口にしてムービーへ誘導という流れにたどり着きました。
これで今まで以上に新しいアピールが可能となります。
さあ、ムービーで何を表現するか?
年始にお手にとって頂く年賀状ですから、モーションを派手に使用した尖ったものよりは、和やかなものが新年にはふさわしい。
来年の干支はなんだったかな?と思ったら兎ですね。
兎が軽快に跳ねていく様子は、企業としても飛躍していくイメージに重ねやすそう。
兎→お月見→月に住む兎…と連想ゲームでストーリー作りをしていきます。
通勤電車の中で全体のシーンが浮かび上がったので、忘れない内にiPhoneにメモ。発想から書き留めるまで、その間5分。〈メモ〉
JUMP!
背景白、月が浮かんでいる
クルッと回転すると表面が割れた中にうさぎが寝ている
こちらに気がつき目を覚まして顔を出す
月の光の輝きが増す
それらを一掃跳びしていくうさぎ
制作実績が浮かび上がる
実績のみにクローズアップ
業務内容がスライド
ジャンプして空中にシルエット化して静止
ジャンプ!とタイトルがイン今あらためて見ると、ちょっと何言っているのか分かりませんね、という箇所もありますが汗
ふわふわしたイメージを定着させよう
まずは手書きで思い浮かべたシーンを描きます。
絵コンテに沿って素材をシーン毎に用意していきます(ここではIllustratorを使用)。
全体のトーンを統一するために、テイストを突き詰めていく工程です。
より具体的なシーンを作り込んでいくとモーションのアイデアや音のイメージなども浮かんでくるので、後で見返せるようにコメントも置いておきます。アピールしたい重要なシーンとして、これまでの実績を網羅していきます。
ここが一番の見せ場ですので効果的な絵作りの意識が必要ですね。静止画に命を吹き込む魔法を発動
ある程度の素材作りが終わったので、次はモーションを付けていきます(ここからはAfter Effectsをメインに使用)。
After Effectsのコンポジション(シーンを作成する最小単位の場所。イラレで言うところのアートボードですかね?)に、Illustratorで作成した素材を読み込ませます。
その前の準備として、動かす要素を全てレイヤーに分けていきます。兎の耳、頭、前足、胴体…などといった感じに。ここで神プラグインと誉れ高い『Overlord』が活躍します。
詳細は割愛しますが、Illustratorで作成した素材をAfter Effectsへ効率よく受け渡すためには無くてはならないプラグインです。本当に便利!おおまかになりますが、そうやって各シーンとして小分けで作成したコンポジションを作成していき、メインステージとなる別のコンポジションのレイヤーへ入れ子状態で配置していって、全体のシーンを組み立てていきます。
月をふわふわ浮遊させたり、兎の動きにブラーをかけたり、その都度で各パーツの心地の良い出現タイミングなどを細かく調整して、最後にSEと音楽も付けてムービーの完成です。
Adobe Media EncoderにてMpeg形式で動画データを書き出し、YouTube Studioにて動画を登録して公開ページのQRコードを発行。
別で作成してもらっていた年賀状にQRを載せてもらって印刷所へ入稿。これが2023年の年賀状。月の裏側には兎が住んでいたというコンセプトです。
新年のご挨拶ムービー
モーションを使用したムービー制作を承っています
モバイルが情報収集および発信の要となった現代ではYouTube、TikTokなどといった動画投稿型SNSの利用が今後も拡大していくと想像されます。
またWEBにおいてもファーストビューを動かすことによって、経営理念などを明確に表現しているサイトを多く見受けられます。
静止画では表現しきれない内容でアピール可能なムービーは、アイキャッチとして閲覧者にきっと刺さることでしょう。
現在、弊社ではモーションでの制作を承っています。
興味を持たれた方、実際にムービーの導入を考えている方、まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら→ お問合せフォーム
〈writing:兼松〉
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みんなのいろいろ2022.11.25
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
先月、大ナゴヤ大学のイベント「まちシル」に参加してまち歩きをしてきました。まちシルとは
まちシルとは
大ナゴヤ大学が企画する「歩くまちには、何がある?」をキャッチコピーに、
まちを知ることを楽しむまち歩き形式のプロジェクトで、2022年4月に開設されました。大ナゴヤ大学とは
特定非営利活動法人 大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワークが運営する、
「まち」と「学び」を掛け合わせて生まれたプロジェクトで2009年に設立されました。
人が集う場をつくり、「授業」という「未来の可能性」と出会うコンテンツを提供しています。
まちの人と一緒に、「やっとかめ文化祭」や「SOCIAL TOWER MARKET」などのイベント企画もしている。清水〜尼ケ坂エリアを散策
まちシルは以前から気になっていたのですが、今回初めて参加しました。
今回は、名鉄瀬戸線「清水」駅集合で、清水〜尼ケ坂エリアを散策。
空き家や、空き家を改造して生まれ変わったお店などを巡りました。
大杉長屋(コロッケ屋みね)
今回の参加者には、みねさんのバタコロ1個が貰えるサービス付きでした。
まち歩き終了後に再び来店し、ノンアルモヒートとコロッケ(オマコロ)も頂きました。
大杉長屋(とこといろ)
金城市場
現在は、精肉店1軒のみが営業している状態ですが、市場の一画に
「HOME ECONOMICS EXPERIMENT」のショールームがオープンする予定らしいです。
清水五軒長屋(コーヒームテ・古着屋さん)
店舗オープンにむけて地道にDIYで改装中のムテさん。
大須にある古着屋さんの2号店が入ることも決まっているそうです。
まなみ古書店
イベント出店などでお見かけしていたお店で、2022年5月に実店舗がオープンしました。
ずっと気になっていたので、今回一番楽しみにしていた場所でした。
ゆっくり店内を見ることが出来たので気になった本を買うことも出来ました。参加者にはみねさんの記念タオルや、金城市場のレトロなマッチ、
ショップカードやステッカーなど、デザインが素敵なお土産も沢山頂きました。空き家といっても様々ですが、使う人によって街の活気が生まれたり、憩いの場になったり。
今後、空き家が新たな人によって利用され、まちが変化していくと想像するとわくわくします。
普段は入れない建物の中にも入れていただくことができ、とても貴重な時間でした。今回のスケジュール
個性派物件の大家さんがまち案内!清水〜尼ケ坂の空き家再生店舗と、“もったいない”空き家めぐり
開催日時:2022年10月15日(土) 13時00分 ~ 15時00分
散策した場所
・SAKUMACHI商店
・久国寺(岡本太郎の鐘)
・大杉長屋(コロッケ屋みね・尼ヶ坂 ケケ・とこといろ・クレープ屋)
・白サッシ倉庫
・金城市場(平野屋・HOME ECONOMICS EXPERIMENT)
・清水五軒長屋(コーヒームテ・古着屋)
・まなみ古書店【案内人】小田井 孝夫さん・康子さん/LOOK BOOK Instagram:@2020_akiya_lookbook
【授業コーディネーター】齊藤美幸さん大ナゴヤ大学
https://dai-nagoya.univnet.jp/
https://www.instagram.com/dainagoya/まちシル
https://dai-nagoya.univnet.jp/relations/machishiru/ -
十五夜会2022.11.18
アドラインプラスの小野です。
第101回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は久しぶりに参加された方、初参加の方が多い交流会となり、18名の方にお集まりいただきました。第101回「十五夜会」参加者
・作家 0名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 2名
・カメラマン 0名
・ホームページ制作 2名
・動画制作、映像制作 2名
・その他 8名計18名の内、初参加の方は5名でした。
金山でラウンジ経営と腸揉みサロンを経営している方。
イラストをキャンパスや壁などに書いている方。
パラパラ漫画のような動画を得意として制作している方。
洗車機の会社の生産企画をされている方。
電気関係の会社を経営されている方でした。交流内容
今回のメインゲストは作曲家/サウンドデザイナーとして活動している酒井宏幸さんです。
最初は、十五夜会らしく、童謡うさぎうさぎをアレンジした曲とお月見を連想させるムービーを
作って来て頂きました。そのオープニングムービーからスタートしました。そして、自己紹介。作曲家として活動はしているが、物を作ることが好きなため、
音を作ることを中心とて制作物を作ることを主に行っていますが、単に物を作るだけではなく、
ディレクター、プロデューサー、演出家、講師業なども幅広く行なっています。まずは、音楽の制作の流れについて説明をして頂きました。
一般的なスケジュールの流れだと企画があり、その後プログラム、映像編集。
デバック、サウンド作成。終了後に発売のような流れがあり、
ある程度各セクションの持ち時間が決まっているそうですが、
実際のところは、プログラム、映像編集の工程がなかなか終わらないことが多いらしく、
発売が決まっている案件に関しては、そのしわ寄せがサウンド制作時間にずれ込み、
作業時間が大幅に削られることも多いそうです。
最近ではネットワーク販売などが増えてきたため、さらに時間が遅延する状況に
なってきている現状もあるということでした。また音の業界は、良し悪しがクライアントで判断がしにくいということもあり、
ある程度映像ができるまで発注が出ないということも多いそうです。
頼む側もどのように発注をしていいのかわからないで発注する場合も多く、
「いい感じでお願いします」という曖昧な指示がでる事も多く、制作時に困ることもあるそうです。修正に関しても、「もうちょっと何とかならない」という感性に頼る、
曖昧な指示が出ることが多いそうで、訂正が多く繰り返えされることも特徴ということでした。
そのため、とても忍耐力がいる仕事だというお話をされました。この後、音楽だけだと伝わりにくい作品もあり、映像も入った形で、
実績も含め当時の業界の流れなどを紹介して頂きました。
はじめに紹介していただいたのは、16歳の時の作品。携帯電話もまだ普及してない時代だったため、
できる人を探すより、できる人ができることをやらないといけない状況だった。
当時はデザインなども行いながら、作曲も行っていたそうです。また、18歳で独立して、個人事業としてゲームなどの開発案件にも携わっていたそうです。
その後、アフターエフェクトというソフトがアドビから発売されて、本格的に、映像と音楽の同期を
行うようになったそうです。その当時、初めてアフターエフェクトを使用して作られた映像や
音楽を見せて頂きましたが、モーショングラフィックスという名前も無い時代に作られた
動画とは思えないぐらいの作品でとてもびっくりしました。その後も色々と紹介して頂きましたが、酒井さんが業界の分岐点だったと感じている出来事が、
2007年6月に動画投稿サイト「YouTube」が日本語に対応したことです。
この時期から画面のアスペクト比が4:3から16:9への変化が起こっていったということで、
その頃から、テクニカルアーティストとして技術的な演出の仕事も増えてきたそうです。
その当時関わった仕事のプロモーションムービーを紹介して頂きましたが、今でも通用する、
立体的で、派手な演出のムービーだったことと、よく知っている作品だったので、びっくりしました。その後、技術の平準化が計られ、派手な演出だけではダメになってきて、
脚本や展開の細部にこだわった作品作りへと移行していきます。
しかし、PS4の出現のタイミングで、個人の限界を感じて、インディズへと転身されました。
このあたりから企画コンサルから講師業なども始められました。
現在は、レトロPCやゲームの保護、復刻などの活動も行っています。その後、現在関わっている仕事として、ご友人が開発したゲームの音楽も紹介して頂きました。
インディーズのゲーム作品の中で、最優秀賞を取られたということです。最後に講師を行っている学生さん達の作品を見せて頂きました。
演出なども酒井さんが関わっているとはいえ、かなりの出来栄えで、
まだ、数年しか勉強していない子が作ったとは思えない作品に、とても驚きました。
技術の進歩で、ある程度ソフトが進化しているとはいえ、
感性も含め、空間認識能力など絶対必要な能力もあると思います。
これからの若きクリエイター達の活躍が楽しみな報告でした。報告の最後に、「クリエイティブに定年はない」と言い切った酒井さんの今後の活躍が
ますます楽しみとなる報告でした。ありがとうございました。次回の十五夜会
第102回「十五夜会」
【日時】2022年12月15日(木) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル次回のメインゲストは、中島精隆さんです。
テレビ業界をへて、名駅地下街の運営をする会社にお勤めです。
趣味で音楽を作詞、作曲をされています。100回目の記念にも歌って頂きました。
十五夜会のテーマソングも作っていただいたということで、披露していただくこととなりました。詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2022.11.07
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
今年は「国際芸術祭あいち2022」が開催されたので、会場巡りをしている間に夏が終わってしまいました。
今回は、更新が滞ってしまったので数ヶ月前のお話です。以前、アドラインプラスが運営していたギャラリーバーTORIDE (トリデ)。
そこで展示をしていただいたこともある、syoboii*ちゃんと坪井香保里さんの個展に行ってきました。syoboii*個展「iroiro de iroiro.」
ここ数年は子供も生まれ、作家活動をお休みしていたsyoboii*ちゃん。
去年、大曽根にある喫茶ぱんとまいむさんで行われた展示で、久しぶりに再会しました。そんなsyoboii*ちゃんの個展が、覚王山にあるiroiro.さんで開催されました。
子育てをしながら作家活動をしていて、今回の展示では子供が描いた作品も展示されていました。2017年にTORIDEで展示した『なんだかめでたげ!!な50音表』も展示されていましたよ。
在廊中は、うちわにオリジナルの絵を描いてもらうことも出来ました。以前、覚王山アパートでお店を開いていたsyoboii*ちゃん。
2018年9月にお店を閉めてからあまり会えていなかったので、久しぶりにsyoboii*ワールドを堪能できました。syoboii* 個展「 iroiro de iroiro. 」
会期:2022年7月16日〜7月24日
会場:iroiro.
名古屋市千種区山門町2-58 2階A号室syoboii*
http://syoboii.jugem.jp/iroiro.
https://www.instagram.com/iroiro.20205/
https://www.instagram.com/iroiro_20205/坪井香保里 個展「けものみち 3」
グローバルゲートにある園芸店garage。その店内にgarecoというギャラリースペースがあります。
garecoで毎年恒例になっている、坪井香保里さんの個展に行ってきました。動物たちが壁一面に飾られていて、とても迫力のある展示でした。
坪井さんの描く動物は、いつも生き生きしているので見ていて楽しかったです。購入した作品は、そのまま額に入れて飾ることもできますが、
内布や持ち手の革を選んだりして、世界に一つだけのオリジナルバッグにすることも可能でした。そして、以前購入した鞄を持参すると、内側にイラストを描いていただける特典までありました。
私は太っちょな猫を描いてもらいました。
既にオリジナルバッグなので一点物の鞄なのですが、更にこの鞄が特別なものになりました。坪井香保里 個展「けものみち 3」
会期:2022年8月5日〜8月16日
会場:gareco[ガレコ]
名古屋市中村区平池4-60-12
グローバルゲート3F/garage店内坪井香保里
https://www.instagram.com/tsuboi_kaori/gareco
https://www.instagram.com/gallery_gareco/坪井香保里 個展「 ねこか。」
11月にも坪井さんの個展が開催されます。
会場は、星ヶ丘テラスにあるトドさん。
11月10日から開催されるので、こちらの展示も楽しみです。坪井香保里 個展「 ねこか。」
会期:2022年11月10日〜24日
会場:TT” a little knowledge store
名古屋市千種区星が丘元町16-50 星が丘テラス
月-木 11:00-18:00/LO17:00
金土日祝 11:00-22:00/LO21:00
https://www.instagram.com/tt_a_little_knowledge_store/ -
十五夜会2022.10.25
アドラインプラスの小野です。
第100回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。今回は、100回記念ということもあり、2部構成で開催となりました。
昼の1部に18名、夜の2部に37名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第100回「十五夜会」参加者
<1部> 計18名(内、通しでの参加12名)
・作家 0名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 2名
・カメラマン 0名
・ホームページ制作 1名
・動画制作、映像制作 3名
・その他 8名<2部> 計37名(内、通しでの参加12名)
・作家 2名
・デザイン制作 10名
・イラスト制作 1名
・カメラマン 1名
・ホームページ制作 1名
・動画制作、映像制作 4名
・その他 18名合計43名の参加者の内、初参加の方は8名でした。
映像制作の関係の仕事をしている方、デザイナー、クリエイター派遣会社の営業の方、人生のクリエイター、
東別院のマルシェでスープの販売を行なっている方などでした。交流内容
今回の十五夜会は参加者全員の方がメインであるとして開催しました。
アピールしたい人は、ご自身の作品、仕事がわかるものを展示していただくか、
持ってきていただき配置していただく形で交流会を行いました。【 第1部 】
まず初めにテーブルに分かれて、弁当をみんなで食べながらの交流で始まりました。
食事後は、フリータイム。
みなさま名刺交換や展示を見ていただいて、お話を聞くなどの時間を過ごしていただきました。その後、全員揃っての自己紹介タイム。
みなさま思いおもいの紹介、宣伝を行っていただきました。その中で、たくさんのお祝いメッセージを頂きました。
この会があったから仕事につながったなどの報告もとても多くいただいて
みなさまがこの会以外でもたくさん繋がっていたことがわかり、とても嬉しかったです。自己紹介の最後には、K.factory中島さんとがご自身で作詞、
作曲した作品を田中さんと一緒に披露していただきました。
謙遜して単なるオヤジバンドと聞いていたのですが、本格的でカッコよくびっくりしました。
昼の部の最後に全員での記念写真を撮り忘れてしまったのが大変心残りです。また、前回の第99回十五夜会でご報告を頂いた東海テレビの山崎さんが所属する
美術スタッフの皆様からお祝いで、とても素敵なお花を頂きました。
ありがとうございました。【 第2部 】
乾杯の挨拶を山崎さんからいただきました。
第2部は、全盛期の十五夜会を思い出すぐらいの、とても多くの方に参加していただきました。
参加人数が40名近かったこともあり、2回に分けて自己紹介を行いました。思いおもいの自己紹介のあと、前半の最後の自己紹介で、
昼の部に続きK.factory中島さんと田中さんの演奏を行っていただきました。
演奏のおかげでイベント感も出てありがたかったです。そして、最後は記念撮影を行いました。
十五夜会だから1と5を出して写真を撮ってる人もいて、記念撮影をすることができました。素敵なメンバーと100回を迎えることができたことが、とても良い記念となる1日でした。
参加して頂いた皆様ありがとうございました。また、当日参加できなかった人も、ぜひ101回目にお会いしましょう!
次回の十五夜会
次回は101回のメインゲストは、サウンドデザイナーの酒井 宏幸さんです。
クリエイターの中でも、音楽を作るクリエイターということで、十五夜会でもなかなかいない貴重な存在です。映像に音楽を入れる場合、映像に合わせて音楽を選ぶ場合と、先に音楽を選んでから映像を作る場合があると思いますが、どちらにもうまく見せるにはコツがあるということです。
ご自身で作曲、映像制作までもこなす酒井さんだからこそ音楽と映像のマッチングのコツがわかるのだと思います。
当日の報告で技術的なことがどこまで聞けるか分かりませんが、とても報告が楽しみです。第101回「十五夜会」
2022年11月15日(火)
会場:や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルームみなさまのご参加お待ちしております。
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十五夜会2022.09.29
十五夜会とは
名古屋のデザイン業会の人達との繋がりを作り、お互いのビジネスにつながるご縁を作りたいと思い
2012年1月頃から株式会社アドラインプラスが主催をして行なっている交流会です。
勤め人、フリーランスに関わらず、デザイン、イラスト、写真、コピーライティング、映像などのクリエイター、
ディレクター、プロデューサーなど様々な人が参加しています。◎ 先月の様子
https://adlineplus.com/blog/houkoku20220915/10月の十五夜会は100回記念!
100回目の十五夜会は、参加者全員が主役です!
皆様の仕事内容を紹介するもの、もしくは作品を1点から(展示はB3サイズまで)お持ち頂き飾って頂きます。
宣伝OKですので、チラシ、名刺、会社案内など、好きなものを展示いただきアピールをしてください。
展示をされる方は、スペースの準備をしていただきますので、当日は早めにご参加ください。また、当日はオープンマイクで自己アピールをしていただく時間を設けます。
ぜひご自身の活動や魅力を発信してください。イベント詳細
第100回「十五夜会」
2022年10月15日(土)
1部 13:30~16:30
2部 18:00~21:00
※16:30~18:00は片付け・入れ替え作業【参加費】
1部のみ:3000円(ドリンク、弁当付き)
2部のみ:3500円(ドリンク、軽食付き)
両方参加:5500円【定員】
1部のみ:30名
2部のみ:30名
両方参加:10名程度【会場】
や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル【ご注意】
当日の展示スペースは、先着順となります。
展示スペースがB3程度。展示点数は自由とします。
また、展示に関しては、壁に釘打ちなどができません。
ハンガーを引っ掛けるフックが数カ所ある程度のため吊り下げを希望される方は事前にご相談ください。
展示方法はご自身でお考えいただき、必要な道具はご準備ください。お申し込みについて
参加締め切りは、2022年10月12日(水)です。
事前に参加人数に達した場合は、お断りする場合がございます。
詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2022.09.27
アドラインプラスの小野です。
第99回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
先月参加できなかった方もいらっしゃったためか、今回は28名の方にお集まりいただきました。第99回「十五夜会」参加者
・作家 2名
・デザイン制作 8名
・イラスト制作 2名
・カメラマン 1名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 2名
・その他 13名計28名の内、初参加の方は5名でした。
愛知県で初となるTVシリーズオリジナルアニメ「シキザクラ」の企画と制作を行い
中京テレビさんをメイン局として各地へ放送を行った取締役とその会社でデザインを行なっている方。
動画制作から、グラフィックデザインまでのデザインを行なっている方。
SNSなどでの発信コンサルティング、営業代行などを行なっている方。
映像制作全般でテレビの番組づくりの仕事を行なっている方でした。交流内容
今回のメインゲストは、東海テレビ 制作局 美術部長の山崎孝治さんです。
現在はセットデザインのお仕事をされていますが、中学生の頃から遡ってお話をしていただきました。【 学生時代のお話 】
中学校時代、興味があったのはアニメと音楽。
大好きなアニメは、実物を見なくても描けるぐらいだったそうです。
高校時代には、宮崎駿さんのナウシカに興味を持ち始めたそうです。
その頃、アニメージュに投稿することで様々な資料がもらえるという企画があり、
友人と応募して当時の絵コンテや原画などを貰ったということでした。その後、教育大学の美術科に入学。
夜勤のアルバイトでテロップを書くという仕事をしていたそうです。
夜勤は1人しかいなかったため、「絵を書いて欲しい」「テロップを書いて欲しい」などの要望に応え
時間に追われていたそうですが、何万人もの人がそれを目にしてくれるという事に面白さや喜びを感じて、
テレビの業界に入ることになったということです。【 テレビ局でのセット作りについて 】
次に、テレビ局でのセット作りの流れを教えていただきました。
最初に、ディレクターがどんな番組にしたいかイメージを話すところから始まり、
イメージを形にするため、山崎さんたちがパソコンなどを使って調べたり、模型を作ったりします。
スケッチブック1冊を埋め尽くすほど絵を書いて、念入りに下準備をされるということでした。そこからは、何度か繰り返しやり直しなどを重ね、図面が出来上がるそうです。
その図面を使って、道具を作ってくれる皆様の所に声をかけていくそうです。
制作をする上で関わる方は、セットを作ってくれる道具さんや組み立ててくれる方をはじめ、
カメラマン・照明さん・花屋さん・メイクさん、パネルやフリップを作ってくれるタイトルさん、
CG制作の方など、全ての方々とイメージを共有していきます。セットで大事なことは、組み立てやすさと片づけやすさ。
1日程度で組み立てて、片付けてを繰り返すこともあり、
長い物だと数年間、短いものだと数ヶ月で新しいものに変わっていくということでした。
長い間使う物も、少しづつマイナーチェンジを繰り返し、ブラッシュアップしていくということでした。また、番組によってセットにかけられる予算も違うそうです。
予算がかけられるセットは立体物を入れたりできるという事でした。
最近では、CGと合成してセットを作るなど、作り方も進化してきていているそうです。
しかし、合成をするために合わせるのも難しく時間がかかるということでした。【 十五夜会について 】
最後に、十五夜会についてお話していただきました。
山崎さんにとって、十五夜会はともに学び、遊び、高める会であること。
ここで知り合ったクリエイトイクスの佐藤さんと社内でセミナーを企画したり、
十五夜会の参加者を招待してセミナーを行なった話もしていただきました。
十五夜会をとても大切にしていただいていることが伝わり、とてもありがたい気持ちでいっぱいでした。山崎さん、貴重なお話をありがとうございました。
次回の十五夜会は100回記念
2022年10月15日(土)の十五夜会は100回記念!
プチイベントとして2部構成となっています。
昼の部と夜の部とあるので、ご都合の良い時間帯を選択できます。(両部参加も可能です!)第100回「十五夜会」
2022年10月15日(土)
1部 13:30~16:30
2部 18:00~21:00
※16:30~18:00は片付け・入れ替え作業【参加費】
1部のみ:3000円(ドリンク、弁当付き)
2部のみ:3500円(ドリンク、軽食付き)
両方参加:5500円参加締め切りは、2022年10月12日(水)です。
詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2022.08.18
アドラインプラスの小野です。
第98回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
急遽ZOOMへ変更したため、半分以上が欠席となりまして少人数での開催となりました。第98回「十五夜会」参加者
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 1名
・カメラマン 0名
・ホームページ制作 0名
・映像制作 0名
・その他 3名計6名のうち、初参加は1名でした。
交流内容
今回のメインゲストは無しで、フリートークでの開催となりました。
自己紹介から始まり、趣味の話や現在している運動、ゴルフ、ヨガ、ウォーキングなどの話で盛り上がりました。
普段の交流会の中では、あまり話さない内容なので距離が少し縮まった気がしました。また、十五夜会ならではの質問もありました。
絵画をネットで売りたいという人がいて、どのように売ったらいいのかなどの質問も出ました。
実際、ホームページを使って販売している経験者から情報を聞けるのはとても有益な情報だと思いました。ウェブ会議などが最近増えているが、ウェブ会議とリアルのどちらがいいか、という議論があり
「デザインを作る上でまずはその会社の事をよく知らないといけない」という意見が出ました。
リアルに会うことで、依頼者の持ち物も含めてその人の趣味など見ることができます。
そこで、好きなデザインの方向性がより理解できるというメリットもある。また、会社の雰囲気を見る事で、どのようなデザインを社員の皆様が好むのか
どのようなデザインを気に入ってくれるのかなど色々と感じる事ができ、
ちょっとした情報収集もデザインの仕事のしやすさや、感覚のズレなどの防止に繋がるという事でした。制作する媒体にもよりますが、現地に行く事で配布されるエリアの情報、趣向なども知る事ができる。
打ち合わせに伺う道中でもデザインのインプットができ、デザインを作るための情報収集ができる。
そのため、リアルで現場に出向いて打合せする事がいいという事でした。お客様の事を詳しく知る事が、素敵なデザイン作りには必要である事を改めて教えて頂きました。
初回の打ち合わせは現地で、その後の打合せはウェブ会議でもいいというのが、最終結論かなと思います。十五夜会もリアルでの交流を大切にされる方が多いです。
デザイナーとしての感覚を磨く事、一緒に仕事したいと思える共通趣向の人と繋がるためと考えると納得です。次回の十五夜会
次回のメインゲストは、東海テレビの山崎さんです。
美術スタッフとして、スタジオセットのデザインを行なっています。
今回は、テレビのデザインとは何か?どう取り組んできたか?
そして次回めでたく100回を迎える十五夜会参加の効用?などなど
皆さんと楽しく語り合いたいと思っています。第99回「十五夜会」
2022年9月15日(木)
https://adlineplus.com/1533/今後のお知らせ
2022年10月15日(土)の十五夜会は100回記念!
プチイベントとして2部構成となっています。
昼の部と夜の部とあるので、ご都合の良い時間帯を選択できます。(両部参加も可能です!)
ご参加お待ちしております。第100回「十五夜会」
2022年10月15日(土)
https://adlineplus.com/1526/