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十五夜会2024.09.27
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十五夜会2024.08.14
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その他2024.04.23
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび弊社は5月1日より新しいオフィスにて業務を行うことになりましたので、ご案内いたします。
新オフィスはJR勝川駅より徒歩で約9分ほど。これまで弊社事業の一つであった児童福祉の架け橋をNPO 法人として独立化させ、拠点を新オフィスへと併設させることで新しい企画など取り組みしやすくしました。
スタッフ一同、新たな気持にて業務へ取り組んでまいります。
お近くまで来られた折にはぜひお立ち寄りください。【新オフィス住所】
〒486-0926
愛知県春日井市小野町1-61-1
【Googleマップ】 -
みんなのいろいろ2024.03.01
こんにちは。アドラインプラスの舘です。あっという間に3月ですね。
今回のブログは、昨年行われたアートイベントについてです。アートサイト名古屋城
2023年12月、名古屋城で開催されていた「アートサイト名古屋城」というアートイベントに行ってきました。
名古屋城秋の特別公開「アートサイト名古屋城」
2023年11月29日(水)〜12月10日(日)
https://nagoyajo.art/現代アートと名古屋城が交錯する、散策しながら城内をめぐるアート鑑賞。
『 想像の復元 』
名古屋城のこれまでの歴史や、2018年に完成公開を迎えた「本丸御殿」、
今なお復元整備が進む「名勝二之丸庭園」などからインスピレーションを受け、
4組の現代アーティストが独自の観点をもとに新作を発表しました。本丸御殿エリア
作家:玉山拓郎 + GROUP
見る時間帯によって作品の印象が変わり、見る人によって様々な想像ができる景色が印象的でした。
茶席エリア(猿面茶席・望嶽茶席)
作家:寺内曜子
通常、茶室は一般公開していないので、貴重な機会に茶室の外も写真を撮りました。
(一般公開はしていませんが、名古屋城総合事務所へ問い合せをすればお茶会や結婚式などの利用が可能です。)名古屋城築城時に使わなかった石を庭石として利用していて、刻文が入っている石もみつけることができました。
名勝二之丸庭園エリア
作家:丸山のどか
作庭後に大規模な改修が施され、明治期には兵舎造営のために一部が取り壊され、
現在は発掘調査と庭園復元が続く二之丸庭園。
庭にまつわる所作に関連する様々な時代のものを併置することで、庭園と庭に関わってきた
異なる時代の人々の労働が描き出されています。昼と夜とで印象が変わるのも面白かったです。
西之丸エリア
作家:山城大督
名古屋城の正門を入ってすぐのエリアにある樹齢600年以上の天然記念物「カヤの木」。
晩夏から初秋にかけて実るカヤの実や、カヤの木の葉などを使用して
エッセンシャルオイルを精製する過程をみることができました。会期中にできた日付ごとのオイルの瓶もあり、製作日によって香りの変化も楽しめました。
香りという目に見えないものを、みんなで共有する体験が面白かったです。かやのき音楽祭
音楽家・蓮沼執太さんをゲストに迎え、山城大督主催による「かやのき音楽祭」も開催されました。
西之丸エリアで展示していた山城さんの作品モチーフにもなった樹齢600年以上の天然記念物「カヤの木」を囲んだ音楽祭。
16時からの野外ライブということもあって、カヤの木と夕暮れを背景に、蓮沼さんの音楽を楽しむことができました。・ ・ ・
名古屋城での久しぶりの野外アートイベントでしたが、紅葉も楽しみつつアート鑑賞ができてとても楽しかったです。
2023年は、名古屋城で開催される素敵なイベントが多くあったので初めて定期観覧券を購入したり、
観光以外で来場する名古屋城も楽しいという発見ができて、新鮮な目線で名古屋を堪能できた1年でした。 -
みんなのいろいろ2024.01.19
ARで加速するわくわく体験
2023年10月の終わり頃に来年の年賀状はどうしようか。ぼんやりと思ったところまで話は遡ります。
卯年では弊社のプロモーションムービーをAfter Effectsにて制作し、QRコードを載せた年賀状からムービーへアクセス頂く道筋を用意して公開しました。年賀状という日本中で繰り返し行われてきた挨拶状でのやり取りも年々減少傾向にある中で、少しでも印象に残るもの、そして企業として年始にふさわしい新風をお届け出来るコンテンツをと考えた時に思い浮かんだのがARでした。
ARとはAugmented Realityの略で、デジタルによるコンテンツを現実空間に重ねて表示させる仕組みの事を指し、閲覧方法としてはスマホやタブレットを介します。
用途では有名な某ゲームの他に、販促物やイベント、ショッピング、SNSのエフェクトなど非常に多様性を帯びていますので、意識していないだけで体験している人は意外と多いのではないでしょうか?他にも装着型のスマートグラスを介して遠隔にて工事現場での手順支援に使われたり、医療現場でも今後需要が高まることが期待されています。
そうして改めて見回してみると数えきれないほどのコンテンツが身の回りで急速に普及しつつある事が分かります。電通グループが2023年に発表したARに対する浸透度調査結果によると、認知度および体験者の数値が予想以上に高いことも伺えます。
電通グループとプレティア・テクノロジーズが共同でAR浸透度調査を実施
私自身もエンターテインメント分野での使用経験から、弊社がデザインスタジオとしてARに取り組むならどのような切り口があるのかを以前より考えていたので、タイミングとしては今しかない!と思い立ち、まずは始めの一歩として遊ぶつもりでスタートしました。
WebARよ、君は一体何者なのか
今回は簡単なARをイメージしているので閲覧方法が容易な、誰でもアクセスしやすい方法が望ましい。
当初からそのように考えていたので、その条件で模索してたどり着いたのがWebARでした。WebARとは何でしょうか?
簡単に言えば、スマホなどを使用してWebブラウザ(Chrome、Safariなど)からカメラへアクセスしてARを表示させる仕組みで、専用アプリのインストールは不要。〈WebARに必要な仕組み〉※これ以外にも色々あるようです。
・ARおよびVR用に開発されたオープンソースのフレームワーク『A-Frame』
・トリガーとなるマーカーを認識してARを表示させるライブラリ『AR.js』上記の仕組みをHTMLに記述したコードより読み込むので、本来は必要となる膨大なJavaScriptの構築が省けるために開発コストと制作時間が比較的抑えられる。良いこと尽くしではないですか。
まずは手始めにWebARについて書かれた記事を手当たり次第にリサーチしてプロトタイプへ投入していきました。ここで先人がネットに残してくださった知見をありがたく参考にさせて頂きました。
特にこちらのブログでは工程がセクション毎に書かれてあり、とても分かりやすくて助かりました。Blender + AR.js + A-FrameでWebARを作る方法
トライアンドエラーの末に成功したARプロトタイプ第一号がこちら。コンテンツは仮の3Dオブジェクトです。
モニターの左角に配したマーカー上にARが浮かび上がっていることが分かると思います。年賀状でARドラゴンを飛ばしたい
一通りの工程を体験した事により実現の手立てが見えてきたところで、次はコンテンツの本制作に着手。
2024年は辰年という事もあり、現実空間に龍を出現させたらインパクトもあり面白いよねと考え、まずは完成イメージを一枚さらっと描いてみました。やばいです…
今更ですが日本絵画やアニメで龍を見ることはあっても意外と描いたことが無い事に、はたと気が付きました。
今回はARとして表示させるのに最適なコンテンツとして3Dによる制作を決めていたので、まずはキャラクター像を固めるためにスケッチをする事に。資料を参考に発展させつつ、スタンダードから曽我蕭白風、ゆるい龍を経て、はてはキュビスム風と造形の引き出しを増やすために色々と描いてみました。
龍たらしめる造形を研ぎ澄ましたキュビスム風(下部)は存在感も尖っていてオリジナル性が高いことから、一旦はこれで進めようかと考えましたが、ニューフェイスで冒険するよりも多くの人に受け止めてもらえるであろうスタンダード路線の安定感が新年にはふさわしいかと考え直し、中庸あたりを狙ってみることに。Blenderによるモデリングとアニメーション
龍の形状イメージを掴んだところでBlenderにてモデリング開始です。
Blenderに関しては2023年の初め頃からプライベートで学習を始めていたので、割とスムーズにスタートが切れました。とはいえ、3Dはとても学習コストの高い分野なので知識の不足分は後追いで調べながらの制作となりました。後々テクスチャを描く段階で不具合が起こることを避けるため、メッシュの面が裏返っていないかを確認しながらモデリングしていきます。
テレビゲームの制作でも同様だと思いますが、3DオブジェクトをARで表示させるときに遅延が起こらないよう、出来る限りデータは軽く作っておく必要があります。形状を損なわないラインを見極めながらローポリゴンで組んでいきますがアニメーションさせる時に不自然に曲がらないように、関節部分はどのように割っていくのか、そのあたりのバランスを探りながらの制作でした。
龍の半身はミラーで反転させてあるので、モデリングが一通り終わった段階で左右一体化させて、ボーンを組み込みます。次はUV展開してテクスチャ制作へ。
カラーリングは地味な緑系を思い浮かべがちですが、新年らしく爽やかで派手めな青色&黄色を中心にあしらいました。鱗模様の描画にはIllustratorを併用しつつ、Blenderでのテクスチャペイントで3Dオブジェクトへ直塗りをしてモデリング終了です。
最後にアニメーションを付けましたが、これも今回初めてのチャレンジとなりました。頭の中ではもっとダイナミックに動く龍を思い描いていましたが、12月末の仕事納め前々日とタイムリミットが迫ってきたので最小限のアニメーションで留めました。もっと出来ることはあったはずなので、これについては更に学習を深めて再チャレンジしたいと考えています。
苦節3ヶ月、いよいよ龍が飛ぶ
BlenderよりgIFT 2.0形式にてgibファイルをエクスポート。
エクスポートした3Dオブジェクトのファイル名を予め制作してあったHTMLファイルへ記述して、ライティング設定、表示サイズ、浮上位置などを調整後にサーバーへアップ。
確認のためにスマホに表示させたARドラゴンの飛翔する様子に、手前味噌ながら思わず感動で震えるという体験をしました。
ということでQRコードを内包させたマーカー付きの年賀状はすでに印刷済みでしたので、これで全ての工程は終了となりました。
ARの完成形が実際に見られるようにPCブラウザ閲覧用として用意しました。下のQRコードから見られます。
[表示方法]
スマホ、タブレットのカメラで下のQRコードを読み取り、カメラでのアクセスを許可するとARの龍が現れます。QRがカメラの枠内にある限り龍が飛び続けます。弊社のAR元年幕開けを祝いつつ、フィナーレへ
今回、ARを年賀状に活用する事を思い立ち、時間的猶予の少ない中で早足での開発に至りましたが、今後の展開としては他の制作物へのプラスARも考えています。
現在の技術レベルで展開可能なのは以下の制作物を想定していますが、学習と開発は継続していきますので新たな機能追加も近い将来には実装できるようになるはずです。
もしもご興味を持って頂けましたらお気軽にご相談ください。〈writing:兼松〉
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十五夜会2024.01.18
アドラインプラスの小野です。
第113回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢15名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第113回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 5名
・イラスト制作 1名
・カメラマン 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 1名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 7名計15名の内、初参加の方は3名でした。
事務代行をしている方、公文書写の先生や認知症カフェの代表をしている方、デザイナーとして会社勤めをしている方でした。交流内容
今回のメインゲストは、クリエイトイクスの佐藤幹雄さんです。
佐藤さんは、名古屋芸術大学デザイン学科を卒業後、広告デザイン会社3社を経て2012年にクリエイトイクスを設立したという経緯をお話しされました。
仕事としてはグラフィックデザインをメインに行い、ホームページやECサイトのデザインやディレクション・その他、広告にまつわるディレクション業務をされていて、十五夜会で知り合った方々とも協力して仕事をしたことも多数あるとのお話しでした。ここで、ロゴ作りについてどのような考えに基づいて制作しているかを詳しく説明していただきました。
単純に感性で制作するのではなく、クライアントの思いを聞きとり、その付随する情報集め、理論に基づいて、どのように設計していくのかを意識してロゴ作りをしています。次に、佐藤さんの新卒当時のお話がありました。
当時は、今のようにブラック企業、パワハラなどの言葉がない時代でしたが、デザインの業界では、そのようなことが当たり前に会社で起きていたそうです。
それでも会社をやめなかったのには、先輩や上司がかっこよく仕事をこなす姿を見て、そのようになれれば楽しい毎日が送れると思っていたから。
まずはキラキラして働く先輩のようになろうというのが、当時のモチベーションになっていたそうです。
でもある時、もっと色々な仕事をしたいと初めての独立をしました。その後、仕事をもらっていたデザイン会社の仕事量が増大し、その会社に入社するカタチで合併したそうです。当時は、不動産の仕事が多く制作のスピードを重視するあまり、新入社員が入ってきても、育てるというよりは、パーツを作る人というような対応になっていたとのこと。そしてやめることになった新入社員からの一言で、自分が昔感じたかっこいい大人にはなれていなかった事に気付き、とても反省したそうです。
そしてまた一人で仕事をすることになりました。
その当時、自分の財産は何なのかを考え、見つめ直した結果、自分の今までの人生経験が宝となることに気付き、これを生かすにはと考えぬいた結果、たどり着いた結論が、自分の経験を共有するための教育事業でした。それから佐藤さんはセミナーを積極的に開催します。
一般の人と飲みながらデザインについて気軽に話せる会としてデザインバカの壁ミーティングを開催したり、クリエイター向けの悩みを解決に導くためのモヤモヤバスターズなどを開催しました。
東海テレビなど企業内での社内向けセミナーの講師としても話をするようになります。
その後は、2018年からビジュアルアーツ専門学校にて非常勤講師として学生に教えるようになっていきます。ここで佐藤さんが、教えるということに対して衝撃を受けた動画として、「教えてイチロー先生」というWEB動画を紹介されました。
夢を語った子どもに対してイチロー先生が、好きなことを仕事にするのは大変だということをご自身の経験をもとに説明しました。それを聞き、その子の顔が夢を語っていた時の笑顔から険しい表情に変わってしまいました。でもこの授業をきっかけに、その子が、その夢に進む選択をすれば、絶対にその夢を実現できると思うし、諦めたとしても納得ができ、次のやりたい事へ進めるのではないか。そしてこの相談した子の人生に影響を与えるイチローさんを見て、とてもかっこいいと感じました。
多分ここでイチローさんが伝えたかったのは、好きなことを仕事にするには、覚悟を持てということを伝えたかったのではないかと佐藤さんは、解釈されました。
イチロー先生までにはなれないかもしれないけど、学生から少しでも憧れられるかっこ良い存在になりたいという目標を持ちこれからも頑張っていきたいということでした。そして、最後にJAGDA主催のエール展のご紹介がありました。
2024年1月16日から28日まで名古屋のCENTRAL GALLERYにて開催されます。
そこで展示される佐藤さんの作品の紹介がありました。
このデザインに対して解説もありましたが、この解説はぜひ会場に足を運んで実物を見ながら近くにある解説文を読んでみて欲しいと思います。メインゲスト報告終了後には、4月からの十五夜会の運営をどうするかを佐藤さんから問題提議をしていただきました。参加者のみんなに意見を伺ったところ、無くしたくないと言う意見やできる範囲でお手伝いしますと言う意見も出ました。
十五夜会は、3月末でアドラインプラスの主催ではなくなりますが、新たな形でどのように今後進めるのかを、2月以降の十五夜会で皆様の意見も伺いながら決めて、新たな形で4月からスタートできれば幸いです。
最後にいつもの15のポーズで記念撮影して閉会しました。
次回の十五夜会
第114回「十五夜会」
【日時】2024年2月15日(木) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【報告者】なし。十五夜会の今後の運営に関して参加者の皆様と議論します。詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.12.22
アドラインプラスの小野です。
第112回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢14名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第112回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 3名
・イラスト制作 2名
・カメラマン 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 1名
・動画制作、映像制作 1名
・その他 6名計14名の内、初参加の方は2名でした。
学生でイラストを描いている方、図書館にお勤めで作家を目指している方。交流内容
今回のメインゲストは名古屋造形大学の空間作法領域に通う2年生の山崎文也さんです。
普段は3Dプリンターを使ってさまざまなプロダクトデザインを行なっている学生さんです。
そんな山崎さんの制作実績を紹介していただきました。
1つ目はカヌレチェアです。三六板という畳1畳ぐらいの板を使いなるべく端材を作らないという事を意識して作っています。
シンプルなデザインを意識してカヌレの形の木材チェアを作成しました。制作時は、3DCADを使って何度も試行錯誤を繰り返して制作していきます。
制作で苦労したことは、木の端の部分を、10.28度になるように削る必要があり、機械ではその精度では作れないということがわかった事。カンナで地道に削り出しをして、調整し組み立て作り上げました。設計的に組み立て時に、接続部分に釘を使わざるおえなかったということが反省点となりました。2つ目はワインスタンドです。
学校の産学連携プロジェクトで行なった課題です。車のバネの部品を作っている工場とのコラボで制作をした作品です。車のブレーキでつかうバネを作っている会社の廃材を再利用して、ワインスタンドを考えました。
バネの端材は線材として再利用するのが一般的ですが、面材を使って何かできないかなと思いたち作品作りに入りました。
ワインをいれて綺麗に飾ることを目的に制作したのですが、多角形を積層して制作をしていく中で角度を変えると、表情の差が生まれることに気がつきました。ここに着目し、ワインスタンドを2層にスタッキング(積み重ね)できるように工夫しました。この制作物は、新聞でも取り上げられました。
3つ目は木製Iphoneスピーカースタンドです。
学校にある設備をフル活用して作品が作りたいと思い、木製Iphoneスピーカースタンド制作のコンぺに応募しました。
シンプルな形だけど、収まりが良く、音の鳴り方にもこだわって作品を作りました。
制作途中で、レーザーカッターを使って作ったサランネットのようにデザインしたパーツが、角度を変えて見ると面白い形状になることを発見し、スピーカーの顔として表面に取り付けました。作品の面白さが評価されて準グランプリを獲得し、こちらは、商品化されました。以下のサイトにて紹介されていますので、一度見てください。
https://theaterhouse.co.jp/contest/order.php
現在は、1つ目に紹介したカヌレチェアを改良して、「もくチャレ」というデザインコンテストにも応募して選ばれました。もくチャレとは、東京都が運営する国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」が開催する木材利用の今をテーマにした学生向けのコンテストです。年明けには実物展示のイベントと表彰があるそうです。
また、今趣味として名刺のQRコードを取り込むと立体が現れるAR技術も勉強しています。
最近ではAmazonの商品のレビューにもARの技術がぼちぼち使われているそうで、今後は、自分が作った作品のPRにこの技術を使っていきたいと考えているという事でした。
将来は、ものづくりで生計を立てたいと考えているので、
今の大学生という環境をフルに活用して学び、物作りを進めていきたいです。
視野を広く持ち、色々な事に挑戦して作品を生みだしていきたいと考えています。
とても頑張っている山崎文也さんの報告は、あっという間に終了しました。
最後は、みんなで恒例の15のポーズで記念撮影をして十五夜会が終了となりました。(今回の報告記事は小野 峻平さんに書いていただきました。)
次回の十五夜会
次回の報告は、十五夜会ではおなじみの、クリエイトイクス代表の佐藤幹雄さんです。
佐藤さんは、専門学校でデザインを教えたり、『デザインバカの壁ミーティング』というイベントを主催したりと幅広く活動をされています。
楽しいお話が聞けると思いますので、ぜひ佐藤さんのお話を聞きに来てください。第113回「十五夜会」
【日時】2024年1月15日(月) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】 デザイナー
【報告者】クリエイトイクス 代表 佐藤 幹雄 さん
【参加費】4000円(税込)
※次回から物価高騰により参加費が変わります。詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.11.29
アドラインプラスの小野です。
第111回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢13名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第111回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 4名
・カメラマン 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 6名計13名の内、初参加の方は1名で、仕事をしながら、イラストレータとして活動している方でした。
交流内容
今回のメインゲストは、柏木れいなさんです。
現在は会社に勤めながら、副業でイラスト制作をしています。趣味はお絵かき、コスプレ、アニメ鑑賞など一つの事に没頭するというよりは、色々なことを楽しむのが好きなタイプ。最近好きなコンテンツは、ツイステとミニオンズです。ミニオンズは、特にハマっていて毎日30分ずつ映画を見ています。また、誰かの推しを聞いたりするのも好きなので、色々とお話を聞かせくださいとの事でした。ここからは実績紹介です。
最初の制作は、シェアスペースで一緒になった方の動画作りでした。
その後、スイーツのデザインをしました。よくいただく仕事は、イラストでアイコンを制作するお仕事です。個人の方が、ブログやコーポレートサイトで使うアイコンなどを作成してます。当初はイラスト1本で行こうと考えていた時期もあるそうですが、どうしたら自分自身も楽しみながら仕事ができるのかを考えて、イラストを絡めたアイコン、動画編集など色々模索しながら仕事をしています。他には、漫画制作も行っています。
セリフを考える事が苦手なため、あまり向いてないかなと思っているそうですが、趣味では今後も描いていきたいと思っています。また、アクリルで絵を描くことも好きで、キャンパスに絵を描いているそうです。
これ以外にも、Youtubeのサムネイルのための絵を描いたり、キャラクターのデザイン、アニメーション制作、趣味でグッズ制作をしたりと幅広いジャンルで作品を作られています。最後に、今後やりたい事として「クリエイターズカタログギフト」というサービスを紹介していただきました。
こちらは、友達のためにクリエイターの人達が描いた絵を贈れるサービスという事で現在ホームページも制作中という事でした。クリエイターの方を応援するサイトにしたいという思いがあり、一緒に活動してらもらえるクリエイターの方を募集しているそうです。まだ、開発途中という事なので、内容は若干変化するかもしれません。色々とご意見をいただきたいという事で、報告終了後も熱心に皆様とお話をされていました。報告終了後の質問タイムでも、クリエイターズカタログギフトの内容やネーミングに対しての質問などもあり色々な意見が出ていました。最後は、みんなで恒例の15のポーズで記念撮影をして十五夜会が終了となりました。
次回の十五夜会
次回の報告は、十五夜会では初めての学生のメインゲスト山崎文也くんです。
プロダクトデザインを行う学生ですが、色々なコンペに応募して、賞を取ったりしています。
実際に販売されている作品もあり今後の活躍が期待の学生さんです。
ぜひ当日お話を聞きに来てください。第112回「十五夜会」
【日時】2023年12月15日(金) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】 学生
【報告者】山崎文也さん詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.10.24
アドラインプラスの小野です。
第110回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢14名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第110回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 0名
・カメラマン 0名
・ライター 1名
・ホームページ制作 3名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 7名計14名の内、初参加の方は4名でした。
ホームページ制作のデザイナーとして働いている方3名と、コワーキングスペースの運営から交流会の主催までを行なっている方が参加していただきました。交流内容
今回のメインゲストは、マインドプットノート開発運営チーム 代表 キシモトシンジ さんです。
岸本さんは、パチンコ業界でソフトの開発をしています。
プライベートの時間を活用して、コワーキングスペースでマインドプットノートという、アイデアを促進するノートアプリの開発を進めています。当日は名作文学である、夏目漱石の「坊ちゃん」や太宰治の「人間失格」の書き出し風にキシモトさんはこんな人という形で自己ご紹介をしていただきました。
子どもの頃は、親とは真逆の性格でとても幸せに暮らしていました。小学生の頃は近くでとった竹を加工して秘密基地を作ったり、友達とのサバイバルゲームでは竹を使って自作で弓矢を作り、エアガンを持ってきた友達と対決するなど物作り好きな少年だったそうです。高校の時はミニ四駆が流行っていて、みんなはメーカーから出ている市販品を制作しているのに対して、プラ板などを加工してモーターなどつけて完全にオリジナルで作ったりしていたそうです。また、中学生時代には、ファミコンにはまり、自分でプログラムを書いてゲームを作って遊んでいたそうです。それ以来今までずっとプログラムを書いているそうです。
岸本さんは、みんなが恥ずかしがってやらないことをやりまくってきた人生です。
学生時代は、劇団を作り、ご自身で演出したり台本を書いたりなど幅広い活動を行いました。他には司会をしたり、プレゼンを行ったりと色々な事にチャレンジされました。
劇団時代に3ヶ月で10本ぐらいの新作を書かなくてはいけないという状況があった時に、編み出したアイデア出しの方法があります。それは、とにかくたくさん書き出すということ。
今でも困ったら、とにかくたくさん書き出してみるということを実践しています。そうすることで自分の考えがきちんとあらわとなり、他の人に伝わるものが出来上がると思うし、それを見た人に感動を与えられるといいます。今のチャットGPTで作った文章では、まだ思いは伝わるような文章が書けないと感じています。ここでマインドプットノートについて説明していただきました。
マインドプットとは、考えること。インプットとアウトプットの間にあるもので、人間らしいアルゴリズム化できない考えのことと岸本さんは定義しています。インプットを私のアウトプットに変換する力。言い換えれば、人の祈りとか、願いとか欲望などを表す事柄の事です。ここで、栓抜きを開発した人を例に挙げて説明をしていただきました。
すごいアイデアほどどのように思いついたか説明ができない。いきなり思いつくものである。「アイデアの作り方」という本に書いてあるそうですが、データを集めて、しっかり考えて、一回忘れる。そうする事でいきなり思いつくそうです。つまり、脳に課題とネタを与えると無意識で考えてくれるらしい。ということです。次に、無意識は何をしているのか?という事で、ある絵を見ながら、どのように感じたかを参加者に報告してもらいました。すると脳内に自然とパターンを作り出していたり、みる人の願いや欲望によって色々な形に捉えることがあるということが分かりました。
旅行に行きたい場所を考えるというテーマで、マインドマップを深く考えてた例をあげていただきました。
ここで書かれたことを整理してみると、旅行に行きたい場所を考えるという目的が、美味しいもの巡りなど他の目的にもなっている事に気づきました。人の考えから生まれた情報というのはとても素晴らしいと思う。関連要素を並べると別のパターンが浮かび上がってくる、ということがわかりました。
つまり頭の中に色々な情報を並べておくと、脳が無意識に整理してくれるということです。最後に、このようなアイデアを考えて整理するという楽しい作業を効率よくやるために、マインドプットノートを活用してください、とお話されました。マインドプットノートは、パターンを見つけるために視点を切り替えるツールになります。
スマホなどでネタを集め、マインドマップやアイデアボードでパターンを浮かび上がらせることができます。これを活用してやりたいことは、日々の生活や仕事にもクリエイティブを活かして行きたいということ。
そして、私たちは生きていくためには、生み出すしかない。ということで、お話を締めくくりました。ご興味がある方は、以下をご覧ください。
https://mindputnote.com/次回の十五夜会
第111回「十五夜会」
【日時】2023年11月15日(水) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】 クリエイター
【報告者】柏木れいな さん詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.09.29
退屈を捨てて街に出よう
街歩きイベントへの参加がここ最近のマイブームです。
愛知県名古屋市は何もないという評価を世間からは受けがちですが、とんでもない。
視点を変えれば本当に面白いものこそ街の随所に紛れていることがよく分かります。
それは都市とそこに暮らす人達とで積み重ねた歴史により熟成された芳醇な香りをまとっているように思います。
ということで、今年も毎年恒例の『やっとかめ文化祭DOORS』に参加してきました。
本開催は10/28から(ブログ執筆時は9/29)なのですが、一足先にプレイベントが7コース催され、その内の『観音さまが見守る道徳から名古屋初の水族館へ〜100年前の理想郷を歩く』コースに強く興味を惹かれたので参加しました。丘に上がったクジラに進路を取れ
今回の街歩きイベントの拠点となったのは名古屋市の道徳。おそらく初めて降り立った地でした。
集合場所である道徳駅は装飾性を配した簡素な造り(失礼!)で周辺も静かな佇まい。ですが、この何でもない様子に逆に期待感をそそられました。
まずは私的に一番に見たかったソレを目指し、ツアー一行の足が向かったのが道徳公園。
大正14年に徳川家より分譲された土地の一部が公園として整備され、昭和2年に竣工。96年前です。すごい!
ソレは公園敷地の中心あたりにありました。
じゃじゃん!実物大の背美鯨を模したクジラ型噴水施設(会いたかったよぅ!)
100年近く、このクジラはここから激動の時代の移り変わりを、つぶらな瞳で見守り、また数えきれないほどの人たちに子供時代の記憶の一部として刻まれてきたのでしょうね。
とても感慨深い心持ちとなります。
今でこそ干上がったかのような窪地に置かれた彫像のように見えますが、昔はプールとして活用されたそうです。
令和3年10月に登録有形文化財として登録。
ちなみに、制作者はコンクリート彫刻家の後藤鍬五郎。東海市聚楽園の大仏像も彼の手によるもの。名古屋の道徳はコンクリ製の観音様に見守られる街だった
クジラにサヨナラを告げて、街歩きを再開。
かつて道徳公園の敷地と隣接するように、南側の土地には映画の撮影所があったそうです。
京都のマキノ撮影所が手狭となったことから中部撮影所として、日本映画の父と言われたマキノ省三が撮影所として昭和2年から使用。
8本の作品を制作した後に不幸なことにマキノ氏による失火をきっかけに撤退、別の撮影所へ譲渡されるなどの紆余曲折を経た後に撮影所としての使用は短命に終わり、建設から僅か数年で閉鎖(Wikipedia)
同敷地に後に建てられた中学校の横を通りから眺めつつ、かつての痕跡も何も残って無いけれども、ここは当時は華やかな映画スターが行き交う場所だったのだなと思うと夢の中の出来事のようで、少し物悲しい気分になりました。もののあはれなり…。そこから住宅街へ移動して、不思議な区割りの町並みを実際に歩いて体感。
史実としては実施されなかったものの遊郭地としての計画があったそうで、それを前提にして土地が区画整理されたようです。
(明確な資料が残されていないので、全て推察の範囲としておきます)更に歩を進めた先で違和感を持った路地のT字路。
説明によると今はもう跡形も無いですが、ここにはかつて道徳観音山(昭和5年竣工)と呼ばれた人口山の行楽施設があったとのこと。コンクリート製の躯体の上から土が盛られた山の高さは13メートル。観音像が立つ頂上からは道徳の町並みが展望が出来たそう。
中は上下二層構造になっていて、2階はダンスホール(計画のみで中止)、1階はアイススケートリンクに喫茶室。
麓には池のようなプールが設えられていて、13メートル上の頂上から滝のように水が注がれている当時の写真も残されています(Wikiに写真あり)
道徳住民には憩いの場所であり信仰対象にもなっていましたが、昭和39年に管理会社からの事前説明もないままに突然に解体。このあと、ツアーは港にあった跳ね橋の痕跡や明治の終わり頃に造られた名古屋教育水族館跡地を見に行くのですが、ここでは割愛します。
街に歴史あり。
今、この時代に生きている私達の足元にも、かつて何かがあったわけで、知らないままに過ぎ去っただけで、きっとたくさんの事が歴史のはざまに埋もれている。
痕跡さえも無くなったとしても、こういった逸話をパズルのように拾い集めて後世に残す語り部が居るからこそ、拡散してまた未来へと繋がる。
歴史はそうやって残されていく。
今回がその好例だなと、道徳の街歩きを振り返って思いました。今回ツアーに参加した際に道徳が公式に作った記念誌が配られました。
街の住人達による証言や秘蔵の古い写真も沢山掲載されていて、とても資料価値の高い本となっています。
道徳学区連絡協議会により編集・発行された、誰もが入手できる本ですので機会がありましたら手にとってみてください。〈writing:兼松〉
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十五夜会2023.09.20
アドラインプラスの小野です。
第109回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢24名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第109回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 1名
・カメラマン 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 2名
・動画制作、映像制作 4名
・その他 12名計24名の内、初参加の方は6名でした。
デザイナーとシステム開発、ゲーム開発の営業、テレビタイトル、CG、テロップ、
パネル制作などを行っている会社の社長とその社員の方が参加していただきました。交流内容
今回のメインゲストは、クリエイター専門の派遣会社フェローズの吉田 幹成さん、奈良 康孝さんです。
今回お話しただく奈良さん、吉田さんはともに東京から名古屋に来ています。
奈良さんは1年半ほど前、吉田さんは2年ほど前ぐらいから名古屋にいらっしゃるそうです。
お二人とも名古屋には縁もゆかりもなかったそうです。
十五夜会などのクリエイティブな人が集まる交流会に積極的に参加しながらご縁を深めてきました。
名古屋のクリエイティブに貢献していきたいと抱負を語りました。次は、会社の紹介です。
拠点は、国内に12拠点、プラス、シンガポールとハワイです。社員数は約150名ぐらい。
メインの仕事は、人材紹介です。特徴は、ダブルサイド・エージェントという形で紹介を行なっています。他社だと、クライアントへの営業マンとクリエイターを紹介するコーディネーターは別の人が担当するとの事ですが、フェローズでは1人の担当が両方を担当する形をとっているそうです。
そのため、どちらにもきめ細やかな情報を提供でき、ご紹介のスピードも速いというメリットがあります。また、実際の案件を進行する場合でも、お互いへのスピーディなフィードバックやきめ細かいフォローができるので、クライアントからは安心して仕事を任せていただけるし、クリエイターはストレスなどが溜まりにくいそうです。お互いの潤滑油の役割をフェローズさんが担っているという事です。
他の仕事としては、提案営業。
セミナーの主催、企業のピーアール活動への協力や、研修をサポートしたりなどクリエイティブに関わる仕事には幅広く対応をされているという事でした。具体的な職種は、映像のAD、ウェブのデザイナーをはじめ、ゲーム業界、アニメ業界などです。変わった職種では、専門学校、大学の講師の紹介なども行なっています。幅広くクリエイティブの人材などとの関わりがあるため、人材不足の際はお声かけ頂ければ、何かのご協力、解決ができるとのことです。
また、フリーランスの方にも仕事を紹介したりも行なっていますので、興味がある方は声かけくださいともお話がありました。さらに、フェローズでは、フェローズクリエイティブアカデミーという名称でセミナーを開催しています。
コロナ禍では、オンラインセミナーが続いていたが、リアルでの開催も始まったとの事。プレミア、アフターエフェクト、イラストレーター、フォトショップ、一眼レフの撮影、ペラ1枚でまとめるデザインの仕方など幅広いセミナーを開いているそうです。セミナーといえば、クリエイティブNEXTという題名で、毎月1回オンラインセミナーも行われています。
こちらは、クリエイティブ業界の先駆者の方々がとても登壇する学びの多い無料セミナーです。以前私も参加させていただきましたが、最新のクリエイティブを知る上でとても有益な情報が聞けると感じました。興味のある方は参加してみてください。他には、クリエイターズステーションというウェブマガジンも運営してます。名古屋のクリエイティブ企業に取材に行ったりして、企業情報を発信しています。弊社も以前に取材をしていただき掲載していただいています。無料で取材をしますので、ぜひ活用してくださいという事でした。
加えて、映画、こどもミュージカル、学生を対象にしたフェイルフェスティバルで作品を募集するなど様々なイベントも主催されています。クリエイティブに特化し、情報発信、情報提供、教育などクリエイターを大切にするために様々な活動をされているフェローズの吉田さん、奈良さんの報告でした。
年々事業を拡大されていて、どんどん新しいことにチャレンジをし、成長されていいます。
その根本には、経営理念、社長の想いなどをしっかりと受け継いで、クリエイターを大切にする気持ちが根付いているという事を強く感じました。最後に最近定番の十五夜会のポーズにて参加者の皆様と記念撮影を行いました。
次回の十五夜会
第110回「十五夜会」
【日時】2023年10月15日(日) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】 システムエンジニア
【報告者】キシモトシンジ詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.07.23
アドラインプラスの小野です。
第108回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今月は総勢16名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第108回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 5名
・イラスト制作 3名
・カメラマン 0名
・ライター 1名
・ホームページ制作 3名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 3名計16名の内、初参加の方は2名で、デザイナーとLP専用のホームページ制作を行なっている方でした。
交流内容
今回のメインゲストは、コピーライター「ことばの制作所」代表の小澤直人さんです。
はじめに、自分の興味のある話をしたいということで、アマゾンで「珍獣大決戦」という興味深い本を見つけたというお話から始まりました。世界的で珍獣というと、シーラカンスが一番有名らしいです。という振りから、日本で見られる珍獣たちという中に「オザール」という珍獣がいる。今日はそのオザールの生態を紹介してみましょう、という事でお話がスタートして行きました。
オザールはおとなしい性格で、危害を加えることはない。実は、人見知りで仕事場では社交的に振る舞っているという事でした。十五夜会の当日もまだ、2、3人ぐらいとしか名刺交換をしていないので、終了後は積極的に名刺を配りにきてほしいと言われたので、会場から笑いがおきました。
27歳でコピーライターとして大手広告制作会社に採用されたが、全く何もわからない0からのスタートだったそうです。当時は、大手広告代理店の仕事をこなしていました。実績を積み、10年前に独立し、フリーランスとして活動してきました。生息地は、岐阜県の岐阜市。活動拠点は名古屋市がほとんどです。
コロナでほとんどの仕事がオンラインになってしまったので、自宅兼事務所にて巣篭もりの状態で生活しています。コロナ前は、取材で北海道千歳市から九州は鹿児島まで広範囲で出没していました。残念ながら沖縄での仕事がないため、生息地を沖縄まで伸ばせていない事をとても残念がっていました。次にどんな仕事をして生活してきたかを紹介していただきました。
名鉄・名古屋三越、積水ハウス、司法書士協会などの販促物、各企業の会社案内などに携わったという事でした。他にも、芸能人の取材も行われるそうです。芸能人の取材は、取材時間が十分に取れない場合もあるそうです。そのような場合には、事前に出されている本などからの情報を頼りに事前に質問内容を考え、回答も想定して準備をしておき、聞き取りを行うことで時間を短縮するそうです。このように聞き取り時間が極端に短い場合で、数ページの記事を偽りなく書くことは、とても綿密な準備が必要で大変な苦労があるというお話がありました。次にコピーライターとはどんな仕事であるかという説明をしていただきました。
コピーライターは単にコピーを作るだけの仕事では無く、販促の企画からアイデア出し、ヒアリング、制作管理、専門のアドバイザーとしても幅広く活動します。そのため社長さんの愚痴を聞くことなどもあるそうです。基本的には、常に下調べをして現場に向かうということを当たり前として仕事をしています。最近多くなっている仕事は、ホームページのお仕事です。
中身の骨組みから原稿作り、SEO記事の作成までを幅広くこなしています。
業種は、建設会社、コンサル会社、整体、工業系、医療系、その他色々と実績があるそうです。フリーランスになってからは、生き残りのために色々な仕事やツールをこなしてきました。
要するに雑食ということです。雑食ではありますが、単に仕事がいただければいいとか、お金を頂ければいいとかではなく、関わる会社の社長や担当者がどのようにしたいのかという想いをくみ取って極力言語化するということを意識しています。そして、収集した情報を元に提案を考えていくというスタイルで仕事を行なっています。そのため、直接クライアントと話すことができない代理店の仕事は現在はあまり行なっていないそうです。最近では、オザールさんのように企画立案から入り、全面を構成したりできるコピーライターという職種はかなり希少種になっているそうです。今多いのは、単にホームページの記事を書くだけのウェブライターで、副業でやっている人も多くいるそうです。
最後に、オザールは絶滅危惧種でもあるので、絶滅しないように餌をきちんと与えてください。という事で話を結んで、楽しい報告時間が終了しました。今回のご報告は、企画から最後の落とし所までの流れがきちんとしていて、わかりやすく楽しい報告でした。
そして十五夜会終了直前にはいつもの15ポーズで記念撮影をしました。
オザールさん楽しいお話をありがとうございました。来月の8月15日はお盆のため、お休みとさせていただきます。
1ヶ月空きますが、次回は9月15日に開催いたしますので、皆様お楽しみにしてください。次回の十五夜会
第109回「十五夜会」
【日時】2023年9月15日(金) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】クリエイター派遣
【報告者】フェローズの皆様株式会社フェローズ (FELLOWS Inc.)
https://www.fellow-s.co.jp/詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.06.19
アドラインプラスの小野です。
第107回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
総勢13名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第107回「十五夜会」参加者
・作家 0名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 1名
・カメラマン 3名
・ライター 1名
・ホームページ制作 1名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 3名計13名の内、初参加の方は5名で、デザイナー、コピーライター、見習いカメラマン、イラストレーター、ディレクターと幅広い職種の参加者でした。
交流内容
今回のメインゲストは、鉄道写真家「Yoshi ヨシ!」代表 石黒義章さんです。
はじめに、日本に鉄道ができて150周年になるという紹介がありました。鉄道写真を見せていただきながら、撮影秘話やエピソードなどを交えてお話しをしていただきました。桜と蒸気機関車
蒸気機関車は、日本全国でまだ数台程度保存されていて走っているそうです。
時刻表などに使われる写真として撮影されたという事ですが、桜は1年中咲いているわけでないのと、時刻表の印刷のタイミングがあるため、利用する9ヶ月ぐらい前に写真を撮影しておかないといけないという事でした。
言われてみれば納得ですが、確かに季節感が出る写真などは前撮しておく必要がありますね。新幹線
この写真は、過去に撮影した写真です。昔よく走っていた新幹線の写真です。
この写真は、700系の新幹線が引退するときに、コロナが流行ってしまい、イベントが中止になった関係で、新幹線の顔の部分に「700ありがとう」という文字を入れた新幹線が走ったそうです。その時に取られた写真です。マークが入っているところをメインに取らないといけないことや、新幹線の車両数の多さも表現するために、確実に車両が入るような形で撮るということを意識して撮影された写真です。
この写真は、富士山をバックにして撮った写真です。
新しく車両が出た場合によく撮影する場所として、日本を象徴する場所である富士山をバックにして撮影することが多いそうです。ここで雑談として新幹線内の3列シートの中央部分は、5cm他よりも大きく作られていると言うことを教えていただきました。みんな嫌がるかもしれないが、少しだけゆったり座れるサイズになっているとのプチ情報でした。この写真は、黄色の新幹線(ドクターイエロー)です。
月に6〜8回程度走るそうで、どこでどのタイミングで走るかは公表されていないそうです。
撮影場所は、岐阜県垂井町です。石黒さんが新幹線を撮りに来る時のために、地元の農家の方が、わざわざアジサイを毎年育ててくれているそうです。所有地での撮影のため、このように協力して頂ける人がいるのはとてもありがたいとの事でした。季節感のあるより良い写真を撮るためには、所有地での撮影も必要になります。地元の方とのコミュニケーションを大切にしながら撮影されている事が伝わる楽しいエピソードもお話していただきました。この写真は、黄色い新幹線がひまわり畑を通る瞬間を撮影しに来た人々を遠目から撮影したものです。
黄色い新幹線が黄色いひまわり畑を通るのは珍しいということで、たくさんの方が撮影におとづれていたそうです。名鉄電車
昔、アドラインプラスが運営するギャラリーバー TORIDE(トリデ)で開催された餃子8耐というイベントで、偶然隣に居合わせた方が名鉄電車の広報をされている方だったそうです。
そのご縁が繋がって仕事をいただくことになり、撮られた写真という事でした。TORIDEが閉店した今でも継続的にお仕事をされているという事で、ご縁の繋がったエピソードとして石黒さんがお話をしてくれました。岐阜の樽見鉄道
これは岐阜の樽見鉄道の夜桜と電車の写真です。
ライトアップされてとても幻想的な1枚になってます。地元の方が、気に入ったから欲しいという要望があったらしく、何店舗かのお店に飾られれているそうです。三重県近江鉄道
これは、三重県近江鉄道で取られた蛍と電車の写真です。
蛍が飛んでいるという情報はあったが、どのあたりに飛んでいるのかが分からなかったため、地元の皆さんに2、3日かけて複数の聞き込みをして教えて頂いた場所でやっとの事で撮影できた写真という事でした。これは、近江鉄道で蛍を探している時に撮った写真です。
夕日になってきたため、とてもいい雰囲気になったところで偶然走ってきた電車を撮った写真で、某新聞会社さんにて掲載されたそうです。雪景色の電車
最後に紹介するのは、高山で撮った雪の中の電車の写真です。
昨年は、2回ほどしか雪が積もらなかったそうで、撮影が大変だったというお話でした。
撮りたい構図があっても、その環境があるとは限らない。
とても厳しい中で撮影できた貴重な写真を見ることができました。石黒さんは、毎年、来年度にきちんと使える写真を残すために、かなりの責任感を持って撮影に行かれているのだということをお話になりました。
鉄道写真家として素晴らしいなと感じるエピソードやお話しがたくさん聞けて、とても楽しい報告でした。
当日見せて頂いた写真を全部は紹介できませんでしたが、石黒さんは時々イベントでお話しをされています。
興味のある方は、石黒さんからの情報をfacebookなどで調べてみてぜひイベントに参加してみてください。
とても楽しいお話であっという間の時間でした。最後に報告終了後に聞いたお話ですが、今では構図を考えて1発でトリミングもせずに動いている電車を撮影できるようになったという事も伺い、25年間続けられている努力の結晶が形になっているんだなということを感じました。
楽しい報告をありがとうございました。次回の十五夜会
第108回「十五夜会」
【日時】2023年7月15日(土) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
【職種】コピーライター
【報告者】ことばの制作所 代表 小澤直人さん詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.05.17
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
先月末の話しですが、豊田市美術館で開催されている「ねこのほそ道」展へ行ってきました。ねこのほそ道(豊田市美術館)
しゃがんで猫の目線で作品をみたり、天井を見上げると面白い変化があったり。
猫の作品ばかりの展示ではなく、様々な角度からみた日常を感じられる面白い展示でした。
面白くて気がついたら2周していました。
授乳室や茶室にも作品があるのでお見逃し無く。(授乳室は誰も使用していない時にお邪魔しました。)
火曜・金曜には茶室でねこまんじゅうも頂けたりします。毎回顔が違うねこまんじゅうも楽しみの一つでした。
「ねこのほそ道」展の図録が素敵で、何度も手に取り見てしまいます。
作品に関する文を読んで「ふふっ」となったり、印刷されている紙が面白くて断面に見とれたり。
本の断面を触ると猫をなでているような気になったり。(一個人の意見です)
猫と紙好きにはたまらない1冊でした。最後に、ミュージアムショップで可愛い猫ちゃんたちをゲットし、とても充実した1日となりました。
平日だったので混雑も無く、時間に余裕があったのでボランティアガイドさんの案内と共に鑑賞できました。
みなさんと一緒に見ていると、また違った発見があり楽しかったです。
本展示は5/21まで。巡回もないので予定が合う方はぜひ。■ ねこのほそ道
会期:2023年2月25日〜2023年5月21日
会場:豊田市美術館
出品作家:泉太郎、大田黒衣美、落合多武、岸本清子、佐々木健、五月女哲平、中山英之+砂山太一
https://www.museum.toyota.aichi.jp/徳冨満──テーブルの上の宇宙
愛知県美術館と同時期開催していたコレクション展も素敵でした。
愛知県美術館で展示のチラシを見て、とても楽しみにしていた展示で
作家さんのことは詳しく知らなかったのですが、何か惹かれるものがありました。2001年に35歳の若さで亡くなられた徳冨満さん。
どんな人だったのか気になり、後日ネットで調べてみると
情報誌AACのウェブマガジンで徳冨満さんに関する記事を見つけ、さらに興味が湧いてしまいました。愛知芸術文化センター 情報誌AACウェブマガジンVol.114(2022.12号)
ウェブマガジンはこちらで読めます■ 徳冨満──テーブルの上の宇宙
会期:2023年2月25日〜2023年5月21日
会場:豊田市美術館※愛知県美術館での展示は既に終了しています。
愛知県美術館の会期:2023年1月14日〜2023年3月14日 -
十五夜会2023.05.04
アドラインプラスの小野です。
第106回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
総勢10名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第106回「十五夜会」参加者
・作家 2名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 6名計10名の内、初参加の方は0名でした。
交流内容
今回のメインゲストは、編み工房Iwao 坂本巌くん。
実は1994年タイのバンコク生まれ。生まれて2年半ぐらいバンコクで過ごし、日本に来ました。
幼少期は獣医になりたかったが、高校でデザインについて勉強してデザインに興味が湧き、高校3年生の時にはファッション甲子園で愛知代表にも選ばれたそうです。コンペで文部科学大臣賞をとった事もあるそうです。
その後家具の勉強がしたいという事で、名古屋造形大学で家具について勉強をしていました。家具を作る会社に入りたいと思い就職活動をしていた時に、アドラインプラスが運営するギャラリーバー「TORIDE(トリデ)」と出逢います。
そこで、ポートフォリオを持って、デザイン関係者の交流会「十五夜会」に初参加。参加者の方から、ポートフォリオに関しての沢山のダメ出しをされて、とても悔しい思いをします。見返そうと何度も作り直したポートフォリオのおかげで、遊具メーカーに就職ができ、今ではダメ出しをしてくれた方に感謝しているという事でした。
遊具メーカーでは6年ほど勤めて退社し、自分と向き合う時間の中で手芸作家の道を選びました。
今はまだ副業としてですが、今後は、本業にできるように頑張っていきたいと思っています。今まで作ってきた作品を紹介して頂き、簡単に作り方も教えてくれました。
まずは、Adobe Illustratorで横50個・縦84個のマスを作り、その下のレイヤーに写真を配置し編み図を作成します。その編み図を元に編んでいく作業をします。1つのカバンを作るのにトータルで最短で5日、最長で7日ぐらいはかかるという事でした。各部分の細かいところにまでこだわって、手作業で丁寧に仕上げているという事でした。編み物を始めたきっかけは、母方の祖母の影響だそうです。
おばあさんはよくセーターなどを編んでいたそうで、お母さんやおばさんも一緒に楽しく編み物をしていたそうです。そこで編み物に興味を持ち、一緒に編み物をする事になったそうです。
おばあちゃんはすでに他界してしまっているので、もっと早く一緒に編み物をする機会があれば色々な事を学ぶことができたのにと後悔しているそうです。編み物以外のもう一つの作品は、刺繍です。
編み物をしているうちに、もう少し違うことができないかと思い刺繍を始めたそうです。
黙々と細かい作業の繰り返しが、とても自分には合っていると感じているそうです。
始めは刺繍キットで作り方を学び始めたようですが、その後Tシャツやズボンなどにも刺繍をしていきます。
メーカーで作られたものに刺繍して販売した場合、著作権がどうなるのかなど色々と問題に感じ、付属品としてどこにも付けることができるワッペンの製作に取り組み始めます。昨年神戸で行われた物販イベントに参加しますが、ワッペンの売れ行きはあまり芳しくなかった。売れ行きが悪かったことを分析し、アイロンが必要で貼り付ける生地が限定されるワッペンではなく、ブローチを製作をしていくと決めたそうです。
坂本くんが作る作品に動物が多いなと思ってましたが、小さな頃に獣医さんになりたかったということを聞いて納得しました。トライアンドエラーを繰り返して成長していく坂本くんを、今後も応援したいと思う報告でした。
今後の目標は、クリエイターズマーケットへの出店と、minneでの販売を増やしたいということでした。
6月に開催されるクリエイターズマーケットに出店されるそうなので、行かれる方はぜひ坂本くんのブースにもお立ち寄りください。minne「IWAO1118’S GALLERY」
https://minne.com/@iwao1118つくるひとの祭典「クリエーターズマーケットvol.48」
開催日:2023年6月17日(土)・18日(日)
開催時間:11:00 〜 18:00
会場:ポートメッセなごや2・3号館
https://www.creatorsmarket.com/次回の十五夜会
5月15日は、小野所用のためお休みとさせて頂きます。
次回は6月開催で、メインゲストはデザイナーのYoshi 石黒義章さんです。第107回「十五夜会」
【日時】2023年6月15日(木) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.04.11
4月15日の十五夜会への申し込みされる方へ
大量の迷惑メールが届いておりまして、
一時的に申し込みフォームを非公開にしております。お申し込みを希望される方は、
直接小野メールアドレスまでご連絡をお願いします。
わからない方は、アドラインプラス の会社までお電話ください。4月11日9時現在
アドラインプラス 小野
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十五夜会2023.03.23
アドラインプラスの小野です。
第105回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は初参加の方が4名で、総勢20名の方にお集まりいただきました。第105回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 6名
・イラスト制作 1名
・ライター 0名
・ホームページ制作 2名
・動画制作、映像制作 2名
・その他 8名計20名の内、初参加の方は4名でした。
初参加者としては、店舗のデザインを行なっている方。
手などのパーツモデルをやっている方。
イベント会社を経営している方。デザイン会社を経営している方でした。交流内容
メインゲストは、イラストレーター兼、デザイナーとして活躍中の、スミマミデザインの鷲見真実さんです。
当日は、自己紹介から始まりました。専門学校時代に弊社が運営していたTORIDEというギャラリーバーで学生展に参加しました。そこで知り合った人の紹介でゲーム会社に入り6年ほど勤めてフリーランスとなって活動し2年程になります。そして、現在はイラスト活用に特化したデザイナーとして活動しています。
例えば、イラストメインの本、イラストの入ったチラシやバナー、イラストの入った動画などを作ることが多く、よく頼まれているということです。「自分の制作物で人々を喜ばせることが大好きな人です」という簡単な紹介がありました。その後、ゲーム会社時代の詳しいお話がありました。
ワンダープラネット株式会社に入社した当時は、今でも世界的に楽しまれているゲーム、クラッシュフィーバーを担当されていたそうです。はじめは、UI、バナー、ディレクションなどの業務でたずさわり、その後アートディレクターも兼任されて企画などにも携わっていたそうです。当時はイベントなども積極的に行っていたそうで、ファンの方との交流イベントやイラストコンテストなどのイベントも企画して行い、どうしたらユーザーが楽しめるかを突き詰めて、アイデアを出してイベントを作っていたそうです。その時感じたことは、作り手の熱量が、ユーザーの熱量に比例するということ。
より多くのユーザーに楽しんでもらうには、イベントの目的を、より明確にしてユーザーの予想を超える最高のパフォーマンスを出すことがとても大切である。また、ユーザーは単に、物を購入するということではなく、心を動かす体験を買うということを目的としているということも学んだそうです。
何より、自分たちが作ったもので、最高の体験が提供できるというクリエイターという仕事が本当に楽しいということを感じた6年間だったそうです。8年経った現在でも、世界的にとても売れているソーシャルゲームの制作に関われた事がとても良い経験となりました。というお話がありました。このような経験をした後で、他の事にもチャレンジしてみたいと思って、独立をされました。
代表的な仕事としては、「一気にビギナー卒業!動画でわかるAfterEffects教室」という本の表紙のキャラクターと冊子のイラストを担当しました。こちらの本は、アマゾンでベストセラーになったり、AfterEffectsでも一番売れている本だということです。他にも、幅広く実績をご紹介していただきました。現在は、まだ実績公開できないものも多いとのことで、自主制作も紹介していただきました。
3Dアニメーションの制作や、3Dで作ったものを逆に平面的な2Dに落とすなどもチャレンジしました。自主制作を続ける理由としては、チャンスが来た時に、いつでも手を動かせる準備をしておく。という事が大きいという事でした。
また、制作工程の紹介としてイラストをどのように書いているかを動画として見せていただきました。
動画でみると出来上がるまでの工程がとてもわかりやすく理解することができました。最後に、十五夜会で出会った方とも一緒にお仕事をされているという事を伺い、人との出会いや繋がりをとても大切にされているなと感じました。
今後は、専門学校で講師もされるという事で、ますます活躍が楽しみな報告となりました。次回の十五夜会
次回、106回目のメインゲストは、編み工房Iwaoの坂本巌くんです。
当日はどんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。第106回「十五夜会」
【日時】2023年4月15日(土) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.03.17
街は無名な意匠であふれている
唐突ですが古い商店に掲げられた看板文字に惹かれませんか?
何かの用事で出向いた先に商店街を見つけたとします。
そうなると本来の用件そっちのけで、物件を見逃すまいと全方位へとロックオンしてしまう、これはもう重度の症状を発症することに。
趣のあるもの、異彩を放つ癖の強いもの、文字の作りが簡略されていて難読なもの、大量生産されて平滑化した意匠が氾濫する現代において、オートクチュールのような唯一無二のその存在感に惹きつけられる事を誰が責められようか(誰も責めない
そして、それらは恐らく無名な人々による手仕事なのだと思い至ると、胸も熱くなるというものです。もう昨年11月の話となりますが、やっとかめ文化祭にて「レトロな看板の文字をみつけよう!書いてみよう!のらもじ in 円頓寺」というワークショップがあったので、我が意を得たり!と参加してきました。
今回はその時の振り返りブログとなります。看板文字について、わしも考えた
当日はお天気に恵まれ、看板文字ハントには絶好な日和となりました。
会場は円頓寺商店街の近くにあるなごのキャンパス。初めて赴く場所でしたが、かつての小学校をリノベーションした施設でした。今にも子ども達がそこかしこから顔を出してきそうな様子。
ワークショップ講師はのらもじ発見プロジェクト主催の下浜さん。
最初に概要について座学を受けた後に、参加者全員で円頓寺商店街へと散策に繰り出し、看板文字ハントを決行。
普段の単独行動では気が向くままに歩き回ってのハントですが、この日は集団行動。
講師の下浜さんが予め下見されたルートに沿って商店街を歩き、要所々々で立ち止まっては看板文字のつくりに対しての見どころ解説があったり、店主さんが看板に使われたロゴタイプを制作依頼した当時の話をしてくださったりと、単独行動では収集出来ないような逸話も聞くことが出来て、もうハントだけですでにお腹いっぱい。
最初は戸惑いがちだった参加者たちも、われ要領を得たりと能動的に看板文字を楽しげにハントし始め、場の雰囲気が良い感じに暖まり始めたのが伝わってきて心地いい。ああいう時の包まれるような一体感が堪りません。様々な看板文字が収集されました。一見ただの壁面にみえても、よく見るとかつてあったであろう看板の痕跡を発見、なんてことも。
無いものを想像して創造するって難しい
ハントで文字の収集も終え、次はいよいよ実践タイムとなります。
ここで講師の下浜さんが主催しているのらもじ発見プロジェクトについての簡単な説明を。
「のらもじ」とは看板屋によって書かれた屋号のデザイン自体を指し、ほぼ無名であった彼らのセンスに対して敬意を表し、のらもじと呼称されているようです。
採集した看板の数文字を基に、文字のつくりを分析し、体積を何十倍にも膨らませて、平仮名もしくはカタカナとして50音分を作成して、あまつさえ配布用にフォント化までやってのけるというアートプロジェクト。今回のワークショップもそのプロジェクトになぞらえて、のらもじを基にして最大4文字をデザインしてみようという内容なのですが、つまり看板には「めかぶ」としか書かれていないのに、基デザインから推測し「ししゃも」へと文字を創作するわけです。これは中々にハードルが高い。
専用の用紙が参加者へと配られ、各々が取り組んで行きます。私が選んだのはインテリアショップのクマザワさん。
じっくりと分析し、用紙へ思い思いのカタチ(私は自分の名前を)で定着させていきますが、一発で決まるものではありませんから、何度も消しては書いてが繰り返されていきます。
私は仕事に限らず趣味の範疇でも、こういった手作業を昔からやってきているので、まだ何とか自走できますが、皆が皆そういう事に携わってきた経歴があるという訳ではないので苦戦している様子が空気から伝わってきましたが、そういう方には講師の下浜さんからの神アドバイスが的確に入っているのが聞こえてきました。
ちなみに下浜さんの本業はバリバリのグラフィックデザイナーですので同業者。ゆえに匂ったのでしょうね。直ぐに同業者と見抜かれました汗
書き終えた文字は係員である、やっとかめ大使の方が縮小コピーしてくださり、缶バッチにして完成となります。作成した文字。それを基にして作った缶バッジ。
ワークショップは全体で4時間と、これまで参加したやっとかめ文化祭のプログラムの中でも最長の類となりましたが、散策して手を動かしてと、久しぶりに自身の知覚を最大限に研ぎ澄ましたことから達成感と満足感が得られ、終わる頃には心地よい疲れに包まれていました。
今年も何のプログラムが用意されるのかと10月の到来が楽しみです。帰り際に参加者全員へ配られたお土産のシール
公式によるレポートはこちら
やっとかめ大使レポート〈writing:兼松〉
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十五夜会2023.02.21
アドラインプラスの小野です。
第104回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は初参加の方が非常に多く、総勢18名の方にお集まりいただきましての開催となりました。第104回「十五夜会」参加者
・作家 0名
・デザイン制作 2名
・イラスト制作 0名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 1名
・その他 15名計18名の内、初参加の方は6名でした。
初参加者としては、当日のメインゲストのnon-fatの横井さん。
企業の広報として働いている方。ヘアースタイリストをやっている方。デザインをやっている方。
旅行業を行なっている方。クリエイティブデイレクターをされている方などです。交流内容
今回のメインゲストは、「伸びしろの塊ユニット」non-fatの横井さんと清水さんです。
当日は、メインゲストとして、お二人にはミニライブを行なって頂きました。
初めは、演奏からスタートしました。1曲目はオリジナル曲で「日常」を披露して頂きました。
その後自己紹介。non-fatは2021年12月に結成したばかりのユニット。
ライブハウスや路上でライブ活動を行なっています。
十五夜会で歌う機会をいただきありがとうございますとお話していただきました。2曲目もオリジナル曲で「パズル」。とても素敵な歌声が、会場に響きわたりました。
参加者も携帯で写真を撮ったり、動画を撮ったりなど思い思いの方法で歌を楽しみました。この後、non-fatのロゴを募集の告知がありました。
その中で彼女たちのユニット名であるnon-fatについても説明がありました。
non-fatを直訳すると「無脂肪」という意味です。脂の無いという所から、しつこくない。つまりさっぱりとした飽きのこないミュージシャンを目指したいという想いでこのユニット名をつけたという事でした。そしてこのユニットにロゴを作ってくれるデザイナーさんを募集しました。
採用された方には賞品として無脂肪にちなんで「ヒレ肉2万円分」をnon-fatを応援してくださるスポンサーの方から提供していただけるという事です。と報告があり、さらに「カンガルー」というオリジナル曲のCDを2枚サイン入りでいただけるという事でした。3曲目は、カバー曲で「歌うたいのバラッド」でした。斉藤和義さんの歌ですが、男性が歌うのと、女性が歌うのでは、やはり印象が違うなと感じました。
4曲目は、オリジナル曲で「カンガルー」。
5曲目は、オリジナル曲「消えたあかりの先に」でした。キャッチフレーズが「伸びしろの塊ユニット」と言われるだけあって、今後の活動がとても楽しみに感じたライブでした。演奏終了後には、参加者の皆様と積極的に話をして感想などを聞いていたみたいです。
この十五夜会から羽ばたいて頂き、いつか、夢である武道館ライブを達成できるように頑張ってもらいたいと思います。ちなみに、ロゴ募集の締め切りは3月31日まで。
応募は、十五夜会に参加したことがある方が条件となります。
応募希望の方で、まだ十五夜会に参加したことがない方は、ぜひ次回ご参加ください。
ご応募をお待ちしております。次回の十五夜会
次回、105回目のメインゲストは、鷲見真実さんです。
デザイナー鷲見さんは、ご自身のイラストを用いたデザイン制作をメインに活動しています。
当日はどんなお話が聞けるか楽しみにしていてください。スミ マミ デザイン
https://www.sumimami.com/第105回「十五夜会」
【日時】2023年3月15日(水) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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十五夜会2023.01.19
アドラインプラスの小野です。
第103回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は初参加の方と久しぶりに参加される方もいて、17名の方にお集まりいただきました。第103回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 4名
・ライター 0名
・ホームページ制作 0名
・動画制作、映像制作 0名
・その他 8名計17名の内、初参加の方は3名で、2月にライブを行っていただくnon-fatの清水さんと、福祉系の会社を経営されている方、デザイナー兼レンタルキッチンのついたギャラリーを経営されている方でした。
交流内容
今回のメインゲストは、デザイナーの田中農さんです。
当日は、過去の仕事についてとインデザインの使い方についてのお話をしていただきました。正月らしく、カルタのデザインで田中さんの名字である「たなか」から始まる文字で過去のお話がはじまりました。たまたま出会ったアルバイトで、印刷会社の製版の準備と刷版の仕事をする事になりました。
当時はアナログとデジタルが混在する時代で、オペレーターとして写真の分解に関しての作業を黙々とこなしていたそうです。印刷会社で行っているオペレーターからデザイナーになりたいと思い、印刷屋をやめてその後、広告代理店を営む会社に入社します。その会社の社長と二人で展示会などの設営から、チラシ制作、ポスター、案内状などのデザインまで幅広く、ジャンルを問わずなんでもデザインをしていたそうです。
また、印刷物に関しては自力で営業を行い、給料が安かった事もあり副業も認められていたそうで、派遣社員としても働いていたそうです。その派遣社員時代の中で、今でもやっている仕事は、サインデザインの仕事。
当時は大手ゼネコンさんなどとのやりとりが多く、とても大変だったそうです。不況もあり、広告代理店を退社。
独立して最初の頃は、得意先を行脚したり、新規の獲得に奔走していました。
その後、順調に仕事を取れるようになったのはいいが、過剰に仕事を取りすぎたため、体を壊してしまった事もあり、今では横のつながりを大切にして無理の無いように仕事を行っているそうです。
また、20代ごろに知り合った人からも今でも仕事をいただく事もあり、仕事が安定してきたそうです。
さらに奥様が印刷会社の分解の仕事を行っている関係で、配色などは奥様にも相談して行う事もあるそうです。
おかげで、お客様から褒められる事もあり、奥様は強力な助っ人となっているという事でした。その後、実績紹介となりました。
以前の報告の時に、インデザインを使えるという話をしたら「すごいね」と言われた事もあり、今回はインデザインで行なった仕事の紹介とインデザインの使い方も一緒に報告していただきました。
冊子の流し込みなど、統一フォーマットに文章を流し込んだり、マークを表示させるなど自動的に行うことができるのがインデザインの強みです。ページ物は、流し込みしたデータを後から他にもルビが個別にふれるため、文字が移動した時にも一緒に移動するからルビが多い教科書などのページ物の仕事には役立つそうです。
そのため、頁単価が安い仕事でもある程度は割りが合うような割りが合うようにできるため、仕事が取りやすくなるという事でした。
参加された皆様も実際文字が流し込まれたり、文字がマークに変わっていくところを実演で見ることができたので、少しは理解が深まったのではと感じました。他の人があまりやりたがらない、安くて量が多い仕事でも効率化を測ることで、単価が合うようになったり、仕事がもらえるようになります。素晴らしい企業努力であるなと感じました。
次回の十五夜会
次回のメインゲストは、non-fatというユニットで音楽活動をしている横井さんと清水さんです。
当日は、簡単な自己紹介とミニライブを行っていただきます。non-fat(ノンファット)
https://lit.link/nonfat25non-fatのユニットロゴ募集中!
更に積極的に活動をしていく「non-fat」のユニットロゴを募集することになりました。
現在、十五夜会に集うデザイナーの皆さまにロゴ制作のコンペを依頼中です。参加条件:十五夜会に参加したことがある方。もしくは参加されたことがある方からの紹介。
締め切り:2023年3月31日まで。
特典:採用された方には、特別に特典もございます。詳しい募集要項と特典に関しては、十五夜会に参加してお確かめください。
十五夜会の参加と、ロゴデザインコンペへのご応募をお待ちしてます。第104回「十五夜会」
【日時】2023年2月15日(水) 19:00~22:00
【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。
みなさまのご参加お待ちしております!
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みんなのいろいろ2023.01.01
年賀状、どうしていますか?
新年2023年が明けました。本年も宜しくお願い致します。
年賀状の話ですが毎年どれくらい届きますか?
昨今、年賀状終いが私の周囲でも加速しつつあるように見受けられます。
LINE、TwitterなどのSNS系がコミュニケーション手段として浸透した現代、人との繋がりがネットワーク上で密になった反面で様々なことの省略化も進みましたので、これも当然の流れかと。
ですが企業においては新年のご挨拶として、まだまだ有効な手段ではないかと思います。
ただし、これまでの通りに郵送に頼った年賀状だけでは想定内のものになりがちですよね。わだば年賀状の動画を作る!と決意する
弊社でも、そこのところを何とか出来ないかと考えていましたが、折しも昨年2022年はモーショングラフィックスによるムービー制作に力を入れた年でもありました。
有限会社ピーズグリーン様
この案件では制作したビジョンムービーと名刺を連動させ、YouTubeへ誘導するという仕組みを提案。
ピーズグリーン様の案件を応用し、今回は年賀状を入り口にしてムービーへ誘導という流れにたどり着きました。
これで今まで以上に新しいアピールが可能となります。
さあ、ムービーで何を表現するか?
年始にお手にとって頂く年賀状ですから、モーションを派手に使用した尖ったものよりは、和やかなものが新年にはふさわしい。
来年の干支はなんだったかな?と思ったら兎ですね。
兎が軽快に跳ねていく様子は、企業としても飛躍していくイメージに重ねやすそう。
兎→お月見→月に住む兎…と連想ゲームでストーリー作りをしていきます。
通勤電車の中で全体のシーンが浮かび上がったので、忘れない内にiPhoneにメモ。発想から書き留めるまで、その間5分。〈メモ〉
JUMP!
背景白、月が浮かんでいる
クルッと回転すると表面が割れた中にうさぎが寝ている
こちらに気がつき目を覚まして顔を出す
月の光の輝きが増す
それらを一掃跳びしていくうさぎ
制作実績が浮かび上がる
実績のみにクローズアップ
業務内容がスライド
ジャンプして空中にシルエット化して静止
ジャンプ!とタイトルがイン今あらためて見ると、ちょっと何言っているのか分かりませんね、という箇所もありますが汗
ふわふわしたイメージを定着させよう
まずは手書きで思い浮かべたシーンを描きます。
絵コンテに沿って素材をシーン毎に用意していきます(ここではIllustratorを使用)。
全体のトーンを統一するために、テイストを突き詰めていく工程です。
より具体的なシーンを作り込んでいくとモーションのアイデアや音のイメージなども浮かんでくるので、後で見返せるようにコメントも置いておきます。アピールしたい重要なシーンとして、これまでの実績を網羅していきます。
ここが一番の見せ場ですので効果的な絵作りの意識が必要ですね。静止画に命を吹き込む魔法を発動
ある程度の素材作りが終わったので、次はモーションを付けていきます(ここからはAfter Effectsをメインに使用)。
After Effectsのコンポジション(シーンを作成する最小単位の場所。イラレで言うところのアートボードですかね?)に、Illustratorで作成した素材を読み込ませます。
その前の準備として、動かす要素を全てレイヤーに分けていきます。兎の耳、頭、前足、胴体…などといった感じに。ここで神プラグインと誉れ高い『Overlord』が活躍します。
詳細は割愛しますが、Illustratorで作成した素材をAfter Effectsへ効率よく受け渡すためには無くてはならないプラグインです。本当に便利!おおまかになりますが、そうやって各シーンとして小分けで作成したコンポジションを作成していき、メインステージとなる別のコンポジションのレイヤーへ入れ子状態で配置していって、全体のシーンを組み立てていきます。
月をふわふわ浮遊させたり、兎の動きにブラーをかけたり、その都度で各パーツの心地の良い出現タイミングなどを細かく調整して、最後にSEと音楽も付けてムービーの完成です。
Adobe Media EncoderにてMpeg形式で動画データを書き出し、YouTube Studioにて動画を登録して公開ページのQRコードを発行。
別で作成してもらっていた年賀状にQRを載せてもらって印刷所へ入稿。これが2023年の年賀状。月の裏側には兎が住んでいたというコンセプトです。
新年のご挨拶ムービー
モーションを使用したムービー制作を承っています
モバイルが情報収集および発信の要となった現代ではYouTube、TikTokなどといった動画投稿型SNSの利用が今後も拡大していくと想像されます。
またWEBにおいてもファーストビューを動かすことによって、経営理念などを明確に表現しているサイトを多く見受けられます。
静止画では表現しきれない内容でアピール可能なムービーは、アイキャッチとして閲覧者にきっと刺さることでしょう。
現在、弊社ではモーションでの制作を承っています。
興味を持たれた方、実際にムービーの導入を考えている方、まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら→ お問合せフォーム
〈writing:兼松〉