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十五夜会2019.11.20
アドラインプラスの小野です。
第72回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回の十五夜会は、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんで開催致しました。
第72回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 8名
・イラスト制作 3名
・カメラマン 0名
・ホームページ制作 2名
・映像制作 1名
・その他 11名計26名のうち初参加の方は4名で、保育士をしている方、デザイナー兼DJをしている方、会社でデザイングループのマネージャーをしている方、デザイン会社を経営している方でした。
交流内容
今回のメインゲストは、豆本作家のhokori(松下 寛子)さんです。
松下さんは、ウェブ会社でプログラマー兼コーダーのお仕事をしながら、豆本作家としても活動しています。
当日は、豆本の魅力を伝えたいという事で、様々な豆本を見せて頂きながらお話をしていただきました。豆本について
はじめに豆本(ミニュチュアブック)の規定のお話がありました。
豆本は規定サイズがあって、手のひらにおさまる76×76ミリ以下のものを豆本というそうです。
また、これより大きいものをマクロミニチュアブック、小さいもので7ミリ以下の物をマイクロブックというそうです。
豆本は、歴史的にもかなり古い時からあるらしく、最古の豆本は、古代メソポタミア文明で発見された、楔文字で刻まれた約4センチのねんど板と言われているそうです。日本では、奈良時代に百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)という高さ約6センチの豆巻物があったそうで、それは日本最古の印刷物でもあるという事でした。また、印刷技術が上がってきて、小さいものでも刷れるようになってきて日本では、江戸時代頃から豆本が増えて来たそうです。増えた理由は、携帯性があるからという事ですが、聖書などを宣教師が持っていくためとか、兵士さんが戦争に行くときにお守りとして持っていったというお話もあるそうです。
豆本を作り始めたきっかけ
松下さんが豆本を作り始めたのは、豆本作家の田中淑恵さんの本と出逢い。その本に豆本の作り方が載っていて、作ってみた事がきっかけになったそうです。豆本は、豆本作家の皆さまが作品展やクラフトフェアなどで販売されているという事ですが、ガチャガチャの景品などでもあるそうで、絵本のように絵が描かれている物から、切り絵のような物を続けた豆本もあるそうです。
当日もいろいろな豆本を見せて頂きました。豆本の作り方を学ぶには
豆本を作ってみたい方は、松下さんが開催されているような教室へ行くのが一番手っ取り早く学べるそうですが、本なども結構出ているという事ですのでそれをみながら作るという事もできるという事でした。さらにもっと知りたい方には、日本豆本協会という協会もあるそうです。
当日は、たくさんの豆本を持って来て頂き、見せていただきました。
多彩な仕掛けがある豆本もあり、豆本の世界の深さを感じる会となりました。次回の十五夜会
次回のメインゲストは、おたまじゃくしという屋号でイラストレーターとして活躍されている、なるさわいつおさんにお話をして頂きます。
なるさわさんは印刷会社からイラストレーターの事務所勤務を経て、フリーのイラストレータとして活動しています。また、作家活動などもされいて、色々なグループ展などにも参加されています。当日は、イラストレータで作成するイラストの描き方を説明していただけるという事です。
ご興味ある方はぜひ、ご参加頂きまして、繋がって頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。 -
みんなのいろいろ2019.10.23
メインストリートから外れた路地を歩いてみる。
フーテンの寅さんのように気の向くまま風の吹くまま、A地点からB地点へという縛りから自らを解き放ち、見知らぬエリアを彷徨っていると思わぬ発見に至ることがあります。
それが今回の採集物。
青地に白文字のシンプルなデザインと突き出し看板という合わせ技で目立つ上に、その詩的な屋号にハッとさせられました。発見した時間帯が営業時間外だったためシャッターは降りていましたが、どうも地図のお店らしいです。
彼方ということは、つまり「地図の指し示す先にあなたの向かうべき目的地がある」という立体的な意味が含まれており、あまつさえ人生観をも醸しているかのようで美しい。なんと秀逸な屋号なのでしょうか(感動)
HPを見ると地図とはこんなにも種類の幅があるものなのかと驚かされる位に様々なものを取り扱っているようです。
小さい店構えながら、ここから始まる冒険もあるのかもしれないと想像すると、なにやら壮大でもあり重要拠点とも感じられてワクワクする気持ちを禁じえませんでした。
こういう様々な思いを馳せることができる屋号はそれだけでご飯が三杯たべられます。〈writing:兼松〉
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十五夜会2019.10.22
アドラインプラスの小野です。
第71回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回の十五夜会は、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんで開催致しました。
第71回「十五夜会」参加者
・デザイン制作 5名
・イラスト制作 4名
・カメラマン 1名
・ホームページ制作 2名
・映像制作 2名
・その他 12名計26名のうち初参加の方は5名で、アニメキャラクターのイラストをモチーフに似顔絵を描いている方、デザイナーシェアハウスに住んでいて本業とは別にラジオパーソナリティをしている方、クリエイターの派遣をしている方、カナダに住んでいてカメラマンをしながらWEBデザイナーを目指している方、ブランディングを得意とするデザイナーの方でした。
前回に引き続き海外在住の方にご参加頂き、グローバル化を感じる交流会となりました。交流内容
今回のメインゲストは、ビジネスモデル構築&集客プロデューサーの永島寛之さんです。
永島さんは、個人事業主を中心にしたビジネスモデルの構築・イベント集客のアドバイスを行なっています。
当日は、ご自身の行なっている集客の方法をセミナーのような感じでお話して頂きました。集客の定義、集客の基本、アナログ・デジタル集客の特徴を知る事を当日の目標としてお話していただきました。時間の関係で自己紹介や実績などは飛ばしてお話していただきましたが、後程頂いた資料を見せて頂いていると集客のコンサルの実績も複数お持ちである事がわかりました。
集客はなぜ難しく感じるのか
集客は難しい、大変だという人は多いが、それはなぜだと思いますか?という問いかけから始まりました。
それは皆さんのゴールが集客する事になっているから大変に感じるのであって、そのサービスや品物などを買って頂いた方が幸せになるという事がゴールになっていれば、押し付けではなく、その人のために行なっている事になるので、集客のイメージががらりと変わるというお話がありました。集客の定義とは
集客の定義とはどんな事ですか?また自分自身の集客について明確に定義を答える事ができますか?という質問がありました。
集客はしたいと考えていても、その定義について深く考えた事がある人は少ない。まずは、その定義をしっかり考える事が大切であるという事でした。さらに、集客の種類はどれぐらいあるのかについてもお話がありました。
アナログの方法、デジタルを使った方法など、別紙で頂いた資料は、詳しく情報がまとめられていてとても参考になりました。集客で大切なこと
集客に大切な5つの事の中にも出てきましたが、ペルソナを作り自分自身がターゲットとする人を詳しく理解して、どのようなアプローチをするのが効果的かをきちんと把握した上で、行動する事がとても大切という事でした。
最後に交流会などで知り合った人で、どうしてもお近づきになりたいと思った人にどのようにしてアプローチをすればいいかをお話していただきました。
相手に興味を持ちきちんと話をするのはもちろんですが、相手の話をきちんと覚えていて次回あった時などにその事にふれる事などもとても大切だという事でした。他にも封筒で手紙を出す時に使う魔法の方法も教えていただきました。とても勉強になる事ばかりで充実した報告になりました。
詳しく知りたい方は、ぜひ永島さんが行なっているセミナーに足を運んでみてください。
集客がより楽しく、楽しくできるようになる気がします。次回の十五夜会
次回11月15日のメインゲストは、豆本作家のhokori(ほこり)こと、松下 寛子さんにお話をして頂きます。
松下さんは、10年程前から豆本の制作をはじめ、日本豆本協会会員、本づくり協会会員などの協会にも所属し、豆本の作家として活動をしながら、ワークショップなども行なっています。
当日は作品なども見せて頂きながら、お話を聞かせて頂けると思いますので、ご興味ある方はぜひ、ご参加頂きまして、繋がって頂ければと思います。よろしくお願い致します。 -
みんなのいろいろ2019.10.04
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
「デザイナーの日常」第5回は、前回に引き続きトリエンナーレ。あいちトリエンナーレとは
2010年から3年に1度開催されている国際芸術祭。
会場は、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館、四間道・円頓寺、豊田市美術館・豊田市駅周辺です。
今回紹介するのは、名古屋市美術館の作品です。名古屋市美術館
会場に入ってすぐに見えるのが碓井さんの作品。
作者自身が不妊治療を経て、妊娠3ヶ月頃に制作していた作品と言うこともあり、生殖や生命倫理をテーマに制作されています。モチーフが左右対称に描かれているのは、染色体の構造をイメージしているそうです。
母性を感じる作品が天井から吊り下げられており、揺り籠やベビー服などのアップリケや刺繍が優しい光に包まれています。今津景《生き残る》
インドネシアを拠点に活動されている今津さんは、Photoshopなどを使って下絵を作っていて、その下絵を元に油絵の具で描かれていました。
この作品の横には、回転するプロペラに映像が映し出されていて、オラウータンが可愛く動き回っていました。
描かれた動物を見て思わず「可愛い」と言ってしまいますが、絶滅の危機に瀕する動物や絶滅した動物、銃を構えている人間など、現実世界で起こっている問題が描かれていています。モニカ・メイヤー《The Clothesline》
※当初の展示内容とは異なりますトリエンナーレの開催に先駆けてワークショップが行われ、4つの問いかけに回答が寄せられました。その回答が洗濯バサミで留められていたようです。『表現の不自由展・その後』が中止になったことを受け、記入されるはずだった未記入のカードが破られ床に散乱した状態になっています。
名古屋市美術館の地下1階では、モニカさんの同意のもと、自主的な企画として《子ども版 The Clotheslin》が行われていました。「子どもとして、嫌だな、と感じたことはありますか? それは何でしたか?」という質問に対してのコメントが展示されています。また、愛知県美術館の8階では、『表現の不自由展・その後』の展示スペースへ続く扉に「日常で見つけた差別や偏見、我慢や諦め」や「自由を奪われた」経験を紙に書いて壁に貼っていくスペースがありました。
桝本佳子《五重塔/壷》ほか
陶磁器って器なら食材を盛りつけたり、壺なら花を生けたり。
それぞれの用途に合わせて形を作り絵付けがされるものですよね。
けれど、桝本さんの作品はどれも陶磁器の概念を覆すものばかり。
桝本さんのサイトには、〈用途のある形であるはずの器型をしておきながら、 実際には使用されずに飾られるだけという存在〉に注目し、〈装飾されるだけならばどんな形でも良いはずですが、あくまで器型をしているのはなぜか。〉と書かれていていました。
用途や装飾の枠に囚われない、ユーモア溢れる飾られる為だけに作られた作品に、心を奪われてしまいました。今回はここまで。長くなってしまったので、続きはまた次回に。
早くしないとトリエンナーレが終わってしまう!
________________________________________________あいちトリエンナーレ
2019年8月1日(木)〜10月14日(月/祝)
https://aichitriennale.jp/ -
これサポ交流会2019.09.29
9月26日19時から、第28回の福祉関係者の交流会「これサポ交流会」を、
新栄グリーンハイツにある「ぶくパル」さんをお借りして開催致しました。
参加者数は、6名。様々な業種の方にご参加いただきました。今回、マイビジネス報告をしてくれたのは、一般社団法人キャリア戦略開発協会 代表理事の菅野 祥一さん。キャリアコンサルタントとして、個性分析をベースとした働き方改革に貢献する研修とセミナーを行なっています。
今回は、個性心理学を使ったコミュニケーションの取り方のお話をしていただきました。
菅野さんは東京生まれで、奥さまが名古屋出身という事もあり、現在は名古屋で生活をされています。
以前の仕事は転勤が多くコミュニケーションに悩み、個性心理学とであってコミュニケーションを円滑にする方法を知り、コミュニケーションで困っている人達をもっと助けたいという思いで独立されたそうです。個性心理学は、生年月日をもとに統計学を用いて、動物に例える事でより親しみやすくわかりやすくしたもので、自分の本質、表面、意思、希望などを表現する動物12種類に分け、さらにその動物の中もいくつかのパターンに分けて、最大60個に分類しています。また、動物の個性を3つに分類して、MOON、EARTH、SUNというのに分けて表します。この3分類は、ヒューマンリレーション(ジャンケンの法則)として、自分の情報の伝えやすい人、伝えにくい人などが決まっているとの事でした。その区別を知っているだけでも、誰かに物事を頼む時に、自分から伝えるのか、誰かに伝えてもらうのかで、全然コミュニケーションの取り方が違うというのも伺いました。
このコミュニケーションの違いを上手く活用すれば、営業マンがお客様と交渉する時にどんなタイミングで交渉すればより確立が高い制約が取れるか、どのように説明したらお客様によりご納得が頂けるかなど、アプローチの方法が分かります。また、子育てに悩む親御さんにも、お子さまの本質を知る事で、お子さまとの接し方、教育のポイント、お子さまの反応する言葉などを使いながらお子さまと接する事ができるので、より深いコミュニケーションをとる事ができるようになります。コミュニケーションツールとしての個性心理学の応用で、コミュニケーションに悩むより多くの人が繋がれる社会になる事ができればと感じました。もちろん、色々な所で、この個性心理学を応用して、仕事、家庭に活かす試みもされているという事で、事例を元にお話をしていただけて、とても勉強になりました。
菅野さんは、個性心理学のインストラクター資格講座もおこなってます。このツールを使ってコミュニケーションをよりよい物にしたい方は、ぜひこちらの講座を受講してみてください。当日は、参加者が少なかったため、懇親会でもより深い話をたくさんの説明や事例を聞く事ができたので、とてもおトクで濃密な時間を過ごす事ができました。
次回の第29回これサポ交流会は、10月をお休みしまして、11月27日水曜日に開催いたします。
マイビジネス報告は、株式会社アドラインプラス、代表取締役の小野裕司が皆さまのご縁を繋ぐ「猫の手アプリ」についてお話をさせて頂き、その後、猫の手アプリの登録、繋がりの設定などを行いたいと思います。ぜひ、ご参加頂いて新たなご縁を繋げて頂ければ幸いです。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.09.27
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
「デザイナーの日常」第4回は、前回に引き続きトリエンナーレ。あいちトリエンナーレとは
2010年から3年に1度開催されている国際芸術祭。
今年の会場は、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館、四間道・円頓寺、豊田市美術館・豊田市駅周辺です。愛知芸術文化センター
まずは、メイン会場の愛知芸術文化センターから。
この会場は特に作品の数が多いので、会場の様子を写真中心にお届けします。
クラウディア・マルティネス・ガライ《・・・でも、あなたは私のものと一緒にいられる・・・》※当初の展示内容とは異なります
写真には写っていませんが壁面にポスターが掲示されており、本来の展示空間とは異なる状態になっていました。
ワリード・ベシュティ「FedEx」「トラベル・ピクチャーズ」※当初の展示内容とは異なります
バンドTシャツを縫い合わせて作られたこの作品には、24個のスピーカーが設置されています。
ですが、「表現の不自由展・その後」の展示中止に伴い、本来の作品とは異なり
スピーカーは音を奏でることもなく剥き出しになっていました。この空間は、ダンボールの造形を研究してきた愛知県内の小学生「ダンボール研究会(通称ダン研)」のメンバーが中心となって、建築家の遠藤幹子さんと日比野克彦さんと共に使い方の決まっていない遊具などが作られた空間。
定員入替制ですが、来場者は自由に遊ぶことができ、大人も子どもも無料で入場・参加できるので、特に子連れの方に人気でした。
私は一人で行ったので、横の見学通路からひっそり観察しました。笑他にも見たい作品はあったのですが、「表現の不自由展・その後」の展示中止に伴い、展示室が閉鎖されている箇所もありました。展示室すら入ることができず、作品を目にすることも出来ません。
表現の自由とは何なのか、アートとは何なのか、改めて考えさせられました。「表現の不自由展・その後」ばかりが注目されていますが、素敵な作品は沢山あります。
作品の多くは写真撮影が可能なので、気に入った作品を記録に残せるのが嬉しいです。
ただ、写真では伝わらない迫力や感動、会場の空気などもあるので、
まだ見ていない方は、ぜひ会場で実物を見ていただきたいです。沢山ある作品の中で、自分の記憶に残る作品に出会えると嬉しいですね。
この会場だけで長くなりましたので、他の会場はまた次回に。
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あいちトリエンナーレ
2019年8月1日(木)〜10月14日(月/祝)
https://aichitriennale.jp/ -
十五夜会2019.09.24
アドラインプラスの小野です。
第70回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回の十五夜会は、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんで開催致しました。
第70回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 11名
・イラスト制作 5名
・カメラマン 0名
・ホームページ制作 1名
・映像制作 1名
・その他 10名計29名のうち初参加の方は12名で、十五夜会が始まって依頼の初参加が多い交流会となりました。
初めての参加者は、グラフィックデザインをやっている方が3名。
ホームページ制作を行なっている方が1名。
イラスト制作とデザイン制作の両方をやられている方が2名。
岐阜で印刷会社を経営されている方に、錦でDJをされている方や、コピーライターをされている方。
女性の活躍できる職場として、ウェブサイト制作、データ入力、翻訳などを行なっている方。
仕事に応じて、適正なイラストレーターやデザイナーをマッチングし仕事を紹介している方。
パリにお店をお持ちで、キャラクターグッズなどを作成展開し、日本のサブカルチャーをフランスにて広めるためにイラストレータなどを探しに来た方など。
沢山の方にご参加頂きました。交流内容
今回のメインゲストは、イラストレーターのイワタニ ユウスケさんです。
イラストレーター歴が約20年というベテラン。プログラミングの勉強をしていたが、独学でイラストの勉強をして、デザイン会社の仕事を経てイラストレーターとして独立。独立当初は、人見知りのため、なかなか話をする事が難しく仕事を取るのに苦労したが、積極的に交流会、飲み会などに参加をして仕事を探すようになった。あまり飲み会に参加し過ぎて、体を壊しかけた時期もあったそうです。また、名刺を宣伝ツールとして使っている人が少ない時代に、名刺の裏面を辞書の一部のように見せるデザインにして、消しゴムのカスが嫌いという表現を使い、自己紹介文を書く事で、デジタルで絵を描く事が得意であることをアピールする仕掛けを考えて、自己アピールを行なっていたそうです。
独立当初は、お客様も少なかったためタッチを固定しないでイラストを書いていたが、段取りが組みにくい案件、製作過程が分かりにくい作りにくい案件などを形にする仕事が得意とわかり、そのような依頼が多く来るようになっていったとの事でした。例えば、スキー場のコースとリフトを記載するイラストマップを1から作る仕事だったり、バイクのカスタムパーツを取り付けた完成イメージを企画段階から作ることだったり、誰もがやれそうでも、やれない創造力の必要な仕事に特化して作業をしてきたそうです。
しかし、独立から10年ぐらい経って周りの友人達がどんどん評価されていくのをみて、イラストレーターとして自分も認められたいという心境の変化やデジタルよりもアナログが好きだという事を改めて感じるようになり、2010年頃からアートイベントに参加したり、デザイン団体に加入したりして色々な賞などにも積極的に応募するようになり活動の場を広げて、2015年頃から少しずつ認められるようになり今があるそうです。
今後のイワタニさんの活躍が楽しみになる報告となりました。次回の十五夜会
次回10月15日のメインゲストは、ビジネスモデル構築&集客プロデューサーの永島寛之さんにお話をして頂きます。数多くのイベントを主催し、集客をする仕事をしています。
デザインとはちょっと違いますが、販促としての考え方などはとても参考になると思います。ぜひ、ご参加頂きまして、皆さま繋がって頂ければと思います。
よろしくお願い致します。 -
2019.09.20
今回はいつもとは趣向を変えましょうか。
サインや看板というものは屋外に置かれる媒体のため、紫外線や風雨といった過酷な環境に晒され続ける運命にあり、まさに雨ニモマケズ風ニモマケズ状態です。
それらは幾年月を重ねることで当然劣化していき、宿り主である建物と共に味わい深い趣を深めていきます。エイジングというやつですね。
という事で今回は私の目にとまったエイジング系の看板をご紹介。〈サンプルA・B〉筆文字系です。
昔の塗料は現在とは違って紫外線に弱かったのでしょうか。
お家では影の薄いお父さんのように…文字が消えかかっています。
サンプルAは雨だれの錆が加わり、侘び寂び感を醸し出していますね。
サンプルBに至っては渾身の筆書きです。とめはねの痕跡もうっすらと見られて面白い。〈サンプルC〉立体看板系です。
これは材質自体が板金だからか、良い錆が出ていて味わい深い。
建築物としてもセンターの小窓が可愛らしいのが見所の一つでした。〈サンプルD〉
何て書いてあるのか読めない系。
PTIOIAN IHIBATA?
どうもパーツが欠落しているらしいし、デザイン重視のタイポグラフィのようですね。
OPTICIAN SHIBATAと解読(Oにしか見えないC。Sも難読…)。メガネ屋さんでしたか。
こうやって謎解きをする要素があるのも楽しいなと再発見。
ちなみに渋ビルではおなじみの角丸サッシの窓である事もポイントが高い。〈サンプルE・F〉
これも筆文字系ですが少し珍しいタイプの看板です。
手で触れていないので確信はありませんが、古めかしさからみてガラスに書かれた電飾看板のようです。
表面の均一な光沢感から察するに裏側から鏡像で文字を書いた後に白い塗料を全面に塗ったのだろうなと推察。
よくぞ今日まで割れずに残っていてくれました。これは貴重!今回紹介した看板はおそらくどれも閉店したお店と思われますが(違っていたら御免なさい!)、本来の役目を終えてもその存在感が感じられるのは、そこに店主の愛着や職人の技が籠もっているからなのだろうなと思いました。
〈writing:兼松〉
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みんなのいろいろ2019.09.06
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
「デザイナーの日常」第3回は、トリエンナーレ。あいちトリエンナーレ2019
2010年から3年に1度開催されている国際芸術祭
『あいちトリエンナーレ』が2019年8月1日からスタートしました。
今年の会場は、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館、
四間道・円頓寺、豊田市美術館・豊田市駅周辺です。4回目にして初めてフリーパスを買ったので、
今年は余裕を持って各会場を巡ることができそうです。私は、8月中に豊田市美術館・旧豊田東高等学校、円頓寺・四間道エリアと
サカナクションの音楽プログラム『暗闇 -KURAYAMI-』に行ってきました。
また、追って感想を書いていきたいと思います。写真に写っている雑誌『 OZmagazine 』8月号が「夏のアート旅」ということで
「あいちトリエンナーレ」についても情報が載っていました。
トリエンナーレだけではなく、開催地にあるカフェなども載っているので
芸術祭を鑑賞しながら、街中を探索するのも楽しみです。
最新号ではないので、バックナンバーが置いてある
本屋さんに行った際にチェックしてみてください。________________________________________________
あいちトリエンナーレ
2019年8月1日(木)〜10月14日(月/祝)
https://aichitriennale.jp/ -
これサポ交流会2019.07.30
7月25日19時から、第27回の福祉関係者の交流会「これサポ交流会」を、
新栄グリーンハイツにある「ぶくパル」さんをお借りして開催致しました。
参加者数は、10名。様々な業種の方にご参加いただきました。
ご参加頂いた方には、ご自身で障がいをお持ちの方に向けた事業をしたい人や、
今取扱いしている信託型の保険を使って、障がいをお持ちのご家族に生活の安心を
届けたい人などがご参加して頂きました。今回、マイビジネス報告をしてくれたのは、
株式会社みんなの福祉村 代表取締役の大林 俊之さん。
就労継続支援B型事業所「じゃがいも」の管理者兼サービス管理責任者であり、
社会福祉士でもあります。当日は、障害(精神障害、知的障害、身体障害、難病)がある方の現状、
サポートに関してお話をしていただきました。
はじめに、障害を持つ人との接点があるかどうかについて質問がありました。
参加者の皆さまも全員が何かしらの障がいを持つ方との接点をお持ちでした。
日本の人口の約7%の方が何かしらの障がいを持っているそうです。
予想以上に多かったので、びっくりしました。障がいは、見た目では
判断できない精神的なのも含まれるので、多いという事が分かりました。就労継続支援B型事業所じゃがいもさんでは、「その人なりの成長と
ハピネスを応援するのが私たちの使命です」を理念に
「楽しむ、働く、相談する、潜在能力を発揮する!」いうステップで
ご自身が考える幸せの追求を行なう事ができます。
管理をするのではなく、居場所を提供して、自分自身の体調に合わせて
そこでの過ごし方も決める事ができるのが特徴です。
作業としては、福祉機器の梱包、草刈り、お弁当作り、アクセサリー製作、
販売などをおこなっているそうです。今以上に、きちんと収益があがる
仕事をもっと増やして行きたいとお話をされていました。賃金についてですが、出勤に対する評価と実作業の作業時間に対する評価を
7対3で賃金に反映させているそうです。
ですから、途中で体調が悪くなった場合でも、賃金は減ってしまうのですが
休む事もできるし、休んでいる仲間にも不満がでにくい
という事でした。素晴らしいしくみだと思いました。
また、月曜日から金曜日は、仕事。土曜日は楽しみがあるという事でメリハリを
つけて活動を応援しているそうです。「じゃがいも」という名前に込められた想いですが、
じゃがいもはカレーに入っている素材という事で、なくてはならない存在。
カレーはみんなから好かれているので、ここにきている子たちも、
皆さまから好かれるような存在になってほしいという想いから
その名前を付けられたそうです。今後の活動として、喫茶店を経営する目標もあるという事で、
そこではカレーを販売したいとおっしゃっていたのが、印象的でした。次回の第28回これサポ交流会は、8月をお休みしまして、
9月26日に開催いたします。マイビジネス報告を行なってくれるのは、
ホンマルラジオ愛知、代表の菅野 祥一さんです。
菅野さんは、一般社団法人 ISD個性心理学協会のマスターインストラクターと
一般社団法人子育てカウンセラー協会のマスターインストラクターの資格をお持ちです。
当日は、どんなお話がきけるか楽しみにしていてください。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.07.29
何と申しましょうか、とても惹かれる物件です。
かつてカメラ屋を営んでいた事は間違いないとは思うのですが〈小笠原〉は何でしょうかね?
カメラのキタムラのように〈カメラの小笠原〉とここまでを一括りにした屋号?
しかし、助詞がありませんから決め手に欠けます。そもそも離れ過ぎですしね。
古い建物と見受けられるので、おおらかだった頃の時代の空気をとても感じます。
〈カメラ〉の字面もカチッとした安定感があって素敵。
黒くて太い眉毛の店主のお顔が思わず想像されます。
建物自体も、じっと見つめていると横の仕切りによって三段組みの紙面レイアウトにも見えてきますから、これはもうりっぱな職業病ですよ、まったく。(建具の縦横のラインを文字のグリーキング表示と見立てます)
それにしても、あらゆる開放部が光の侵入を拒むかのように、しっかり閉じられています。
はっ!もしやこの建物自体が巨大な暗室となっていて、ピンホールカメラなのかもしれませんよ?じゃあ出入り口らしき箇所の丸い穴がピンホール?
「屋号ではなく、これはカメラだよ、持ち主は小笠原さん」
そう言う事なのでしょうか?
余白が多すぎて妄想を膨らませずにはいられない不思議な物件です。〈writing:兼松〉
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十五夜会2019.07.16
アドラインプラスの小野です。
第69回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回の十五夜会は、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんで開催致しました。
第69回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 4名
・イラスト制作 2名
・カメラマン 0名
・ホームページ制作 1名
・映像制作 1名
・その他 8名計17名のうち初参加の方は4名。
仏像を修理・修復している方や、印刷会社でディレクター兼営業をされている方。
映像制作を中心にし、ボランティアで児童養護施設に楽器をプレゼントする活動をしている方。
フェイシャルリンパマッサージ、幸せ顔メイクレッスンを行なっている方にご参加頂きました。交流内容
今回のメインゲストは、一般社団法人キャリア戦略開発協会の代表理事 菅野 祥一さんです。
菅野さんは、一般社団法人 ISD個性心理学協会のマスターインストラクターと一般社団法人子育てカウンセラー協会のマスターインストラクターの資格をお持ちです。
今回の十五夜会では、ISD個性心理学のお話をしていただきました。菅野さんは多くの転勤経験があり、人間関係に悩んだ時期もあったという事でこの個性心理学と出逢いました。
参加者のみなさんに、これからの人間関係、コミュニケーションの何かの役に立てばという事で今回は、
そのさわりの部分をお話していただきました。四柱推命が元になっていて、個性心理学という名前では
広まりにくいから、動物占いという名前で広まったそうで、大まかには60分類に分かれているそうです。はじめにコミュニケーションとはという事からお話は始まりました。
コミュニケーションとは、色々な手段を使ってお互いに情報を伝えあう事です。
また、人は知らない人からの電話やお誘いには冷淡になる。でも会えば会うほど、好意を持つようになります。
だからこそ自己紹介は大切だそうです。さらに、人は自分の価値観に基づいて行動をしており、自分の価値観を認めてほしいという考え方があるのと同時に自分と違う価値観を認めないという事があるため、相性が生まれるそうです。個性というのは性格の一部分で、先天的な個性は変わらないが、どんな環境で育つかなどで、個体差が出てきます。今回は、その先天的な個性の部分について知ろうという事でお話をしていただきました。
先天的な個性は大きく、月、地球、太陽の3つのグループにわかれるそうです。
月のグループは、みんなと仲良く生活をしたい。地球のグループは、自分のペースで自分の世界をつくりたい。
太陽のグループは、てっとり早い方法で、いつも元気に輝く成功者になりたい。という特性を持つそうです。
この3つのグループについて色々な例を出して頂きながら、具体的にお話をして頂けたのでとても分かりやすかったです。お互いの違いを理解できた事で、今後のコミュニケーションに活かせればとおもいました。
興味がある方は、9月1日に13時から中川区で初級講座のセミナーがあるという事ですので、ぜひ参加してみてください。次回の十五夜会
さて、来月の8月15日は、十五夜会はお休みとなります。
次回は9月15日になりますので、よろしくお願い致します。 -
みんなのいろいろ2019.07.03
こんにちは。アドラインプラスの舘です。
「デザイナーの日常」第2回は、デザイン誌。みなさんは、本はお好きですか?
私は本が好きで、学生の頃はよく図書館に行っていました。
今でも仕事終わりや休日には本屋に行き、ついつい買ってしまうので
会社のデスクにも自宅にも積読が増える一方です。そんな私が紹介したいのは「デザインのひきだし」という本。
デザインのひきだしとは
2007年に創刊されたこの本は、プロ向けのデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌で
奥の深いデザインや印刷の世界を知ることのできる1冊です。
学生時代に初めて買って、こんなにデザインの世界って面白いんだ!と思いました。
実際の仕事では、こんなにも凝った印刷加工をすることは稀なのですが
普段仕事では使わない印刷方法を知ることができ、とても勉強になるのです。今回は「凸版印刷でモノ感あふれる紙ものづくり」特集。
表紙から触りごたえのある紙質に、凸版印刷がされています。私は、活版・凸版印刷を実際に試したことがないので
実際に印刷された表紙や付録を見るだけでワクワクしてしまいます。今回は本誌よりも付録の紙見本帳の方が厚みがあって、なんと本誌の2倍の厚み。
見応え読み応えたっぷり。この本は人気が高まる一方で、発売日に書店に行かないとすぐに売り切れになってしまう程。
店頭で見かけた方は、ぜひ手にとって見てみてください。
まだ知らないデザインと印刷の世界を知ることができますよ。________________________________________________
「デザインのひきだし」
プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌 37
特集活版・凸版印刷でモノ感あふれる紙ものづくり
グラフィック社編集部 (編)
発売日:2019/06/10 -
みんなのいろいろ2019.07.03
先日、大須をとぼとぼと歩いていましたら、車道を挟んで反対側の区画にある古びたビルが目に入りました。
〈アサヒビール〉のネオン管看板(いいよね!)が目についたのでレトロで素敵だ!と思い、採集すべくいそいそと道路を渡って近寄ったのですが、わたし次の瞬間ボスキャラとエンカウントしてしまいました。
下にある〈赤門 大甚支店〉をご覧ください。
遠目には刷毛で書いたような手書き文字に見えたのですが目を凝らして見ると、なんとなんとタイル文字でした。近くで見ると解像度の低いビットマップデータのようにエッジがジャギー状態ですが、とめはめをきちんと意識した繊細な仕事ぶりが素晴らしいです。
想像でしかないのですが書体の見本や緻密な図面なんてものはなく、現場での直感的な経験値のみでの仕上げではないかなと推察。
まさにタイル看板界のフォントデザイナーや!(彦摩呂風に)
名もなき職人の手仕事に乾杯!〈writing:兼松〉
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これサポ交流会2019.07.01
6月27日19時から、第26回の福祉関係者の交流会「これサポ交流会」を、
新栄グリーンハイツにある「ぶくパル」さんをお借りして開催致しました。
参加者数は、12名。様々な業種の方にご参加いただきました。今回、マイビジネス報告をしてくれたのは、salon舞 代表の石黒はる美さん。
サロン経営とドテラ社のメディカルアロマアドバイザーなどを行なっています。当日は、ドテラ社のエッセンシャルオイルに関してのお話をしていただきました。
美容室を開業してから10年程たった頃にドテラのエッセンシャルオイルと出逢って、
その後ドテラのメディカルアロマアドバイザーを取得されたそうです。ドテラのアロマとの出逢いは、ご自身が体調不良になった時に、
薬などを飲んでもひどくなる一方でなかなか治らない事が続いていて咳込むと
なかなか咳が止まらなくなる事が多かった時に、お店でエッセンシャルオイルを使うようになった所、
その症状が緩和された事がきっかけで、美容師だからこそ、どうせお店でも使うならより良いものを
使いたいという事で、良いエッセンシャルオイルを探していた所、友人の紹介でドテラの
エッセンシャルオイルと出逢ったという事でした。香りの信号は、0.5秒で脳に直接はたらくため、目のように錯覚を起こすという事は無く、
香りの嗅ぎ間違いなどはないそうです。そのため、香りにより記憶が戻ったりする事もあるため、
認知症の予防等にも使われる事が多くなってきているとの事でした。また、ドテラのエッセンシャルオイルの場合は、手に直接塗って芳香を楽しんだり、摂取もできるそうです。
当日は、ペッパーミント、オレンジ、ラベンダーの臭いを手に塗って、臭いをかがせていただきました。ペッパーミントは、嗅ぐと頭がすっきりとするそうです。また、熱い夏には、脇の下に塗る事で、
体感を-4度ぐらいにできるという事で、これからの熱い時期にはとてもいい物だとおもいました。オレンジは、母乳と同じそせいのオイルという事で、男性の方は、安心して物事を進められる
という効果もあるそうです。また、オレンジジュースを飲むのは甘くていやだと感じるときなど、
水に1滴たらしてジュース代わりに
飲む事もできるそうです。ラベンダーは、眠れない、あがり症の方など落ち着きたい時に使うとよいオイルで、
ワインに入れて飲んだりしてもいいそうで快眠の効果もあるそうです。このようにアロマを使って、集中力をましたり、快眠を得たりと普段の生活へ上手に取り入れる事ができれば、
より快適な生活をおくれるようになる事を教えていただきました。次回の第27回これサポ交流会は、株式会社みんなの福祉村 代表取締役 大林 俊之氏にお願いします。
大林さんは、障害者就労継続支援B型事業所「じゃがいも」を運営しています。
また、「親なきあと」相談室の名古屋の事務局も行なわれています。
障害者福祉に関心がある方は、ぜひご参加頂ければと思います。
当日は、どんなお話がきけるか楽しみにしていてください。アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.06.19
初めまして、2010年入社の舘(旧姓:山口)です。
この「デザイナーの日常」では、日頃私が興味を持っているモノやコトをテーマに仕事以外の日常をお伝えしていこうと思います。
よろしくお願いいたします。愛知県美術館へ行ってきました
記念すべき初投稿は「美術館」。
とある雨の降る日、リニューアル後初の愛知県美術館へ
「アイチアートクロニクル1919-2019」を見に行ってきました。
メインビジュアルは鷲尾友公さん。(実は高校の先輩なのです)アイチアートクロニクル1919-2019
洋画グループ「愛美社」の第一回展が開催された1919年から、
2019年までの100年分のアートシーンを観ることができます。
100年分の作品を観れるというだけあって、見ごたえのある作品数でした。入り口に置いてある作品一覧もA3サイズの両面印刷が2枚分で、
手に取った時点で「今からこんなにも作品を観られるのか」という
嬉しさと若干の不安がよぎりますが
年代ごとに配置されているのでとても見やすかったです。個人的に、名古屋丸栄百貨店のエレベーターの扉絵で有名な
東郷青児さんの作品を観ることがてきて嬉しかったです。
(展示作品は、エレベーターの扉絵とは別の作品です。)絵画や彫刻だけでなく、前衛パフォーマンスアート集団である
ゼロ次元の這いずりパフォーマンス動画だったり、
ゼロ次元の中心人物だった岩田信市さんの「ウォーキングマン」で
1969年当時の名古屋の街並みを見ることができたり
いろんな角度から愛知のアートシーンを堪能することができました。
この展示を500円で観ることができるのが信じられません。そして、図録はもはや教科書。
336頁で厚みのある内容。税込1,600円とお手頃価格でした。
時間のある時に、ゆっくり読みたいと思います。展示は今週末(6月23日)までです。お見逃しなく!
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愛知県美術館リニューアル・オープン記念
全館コレクション企画「アイチアートクロニクル1919-2019」
2019年4月2日(火)〜6月23日(日)
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
10:00〜18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
毎週月曜日は休館日
観覧料は一般 500円 -
十五夜会2019.06.18
アドラインプラスの小野です。
第68回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回の十五夜会は、名古屋市新栄にある「ぶくパル」さんで開催致しました。
第68回「十五夜会」参加者
・作家 1名
・デザイン制作 6名
・イラスト制作 3名
・カメラマン 0名
・ホームページ制作 4名
・映像制作 2名
・その他 12名計28名のうち初参加の方は6名。
ウェブのコーディングをされている方。ECサイトを中心にウエブサイトを作っている方。
企業のブースなど、空間のプロデュースをされている方。
インターネットラジオを使ったブランディングをしてコンサルティングしている方。
写真の専門学校に通う学生の方が2名でした。交流内容
今回のメインゲストは、クローバー株式会社の林 祐樹さん。
当日の報告では、カメラマンとして撮影した写真を見せて頂きながら、カメラマンになるまでと広告カメラマンはどんな写真を撮っているのかについてお話していただきました。子どもの頃から写真が好きだったそうで、写るんですなどのネガフィルムの時代に写真を始めたそうです。
中学校に入ってから初めて一眼レフを手に入れ、写真部に入って好きな物を撮っていて、専門学校に入って本格的に写真を学び、スタジオに就職。10年間位たった頃に、今の職場に転職されたそうです。就職した当時は、周りがすでにすべてデジタルカメラになっていて、アナログのフィルムはほとんど使わなくなっていたそうです。林さんがされている広告カメラマンは、報道カメラマン、ウエディング、写真館などを除く部分のカメラマンでとても守備範囲が広いそうです。東京では、各ジャンルが分かれて専門的な部分だけを行なう仕事も多いが、名古屋では専門的な部分に絞ると仕事量が少ないため、食べていくまでの仕事が無いらしく、お客様のニーズに合わせて色々な仕事をこなせないといけないそうです。
また、名古屋は製造業が多いため、工場などが多く会社案内、コーポレートサイトなどの案件での撮影が多く、BtoBの仕事が多いそうです。発注先としては、代理店、デザイン会社、プロダクションからの仕事が多いでそうですが、自分のやりたい仕事をするには、自分自ら営業をかけないといけないという事でした。デザイン会社に営業に行くと、人が取れますか?と聞かれる会社が多いそうで、人物の撮影にも力を入れ、たくさんの実績をつくりポートフォリオも作ったそうです。最近では、ホームページ上で映像を流す事が多くなって来たため、動画の撮影などの仕事も増えてきているという事でした。
林さんの撮影の強みは、工業高校を出ているため工場内の機械についての知識などがあること。どのような特性を持つ機械でどのような動きをするのかがわかるため、撮影のポイントも押さえているので、作業者と機械とがとても自然に馴染む撮影ができるという事でした。
次回の十五夜会
来月7月15日のメインゲストは、ホンマルラジオ愛知 代表の菅野 祥一さんです。
菅野さんは、ラジオ番組を通じてブランディングや企業や個人事業主のコンサルティングをしています。
当日は、どんなお話がきけるかを楽しみにしていてください。
ぜひ繋がって頂き、インターネットラジオを活用して自己アピールツールを増やして頂ければと思っています。 -
児童福祉の架け橋2019.06.11
当社で運営している、児童福祉の架け橋。
最近、支援者がとても増えてきています。児童福祉の架け橋の仕組みとして、施設の人、子どもたちが必要としている物がリストになっていて、その品物を買ってあげることができる仕組みがあります。施設の方は、必要にしている物だからもらってうれしい。
支援者も必要だと感じた物を予算に合わせて選ぶことができ送ることができます。
ご自身の送ったものを使ってくれてる子どもたちの姿を思いうかべながら品物を贈る事ができるので、支援者にもとても喜ばれています。5月は199個の物が様々な施設に届きまして、
温かい支援の輪がだんだん広がってきています。さて今回は、児童福祉の架け橋にて紹介している、岡崎平和学園さんの移転の費用を集めるためのクラウドファンディングがありますので、ご紹介をしたいと思います。
現在の施設が、老朽化している事、水害の恐れがある事、土地の賃借の問題があるという事で、施設の建てかえ、移転をするための費用を集めています。まだまだたくさんの支援金を必要としているという事でしたので、
余力のある方は、ぜひ支援をして頂けますと助かります。
また、余力のある方をご存じの方が身近にいらっしゃる場合は、お伝えいただけると助かります。
クラウドファンディングはこちらのページをご参考にしてください。
挑戦期間: 2019年6月1日(土)〜 2019年6月30日(日)23:00まで寄附金の募集に関してのお申し込みの詳細はこちらを参考にしてください。
よろしくお願い致します。
アドラインプラス 小野
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みんなのいろいろ2019.06.08
最近、うちに来た猫ちゃん。名前はココちゃん。
お年寄りが飼っていたそうだが、病気となり飼い続けられないという事で、うちにやってきました。
のそのそと歩く、温和な6歳のオス猫ちゃん。人間でいうと40歳ぐらい。
なんとなく、顔つきもちょい悪オヤジで、ちょいとメタボ気味。(体型は飼い主に似ている)小さな型には収まらない豪快さと堂々とした振る舞い。しかし目的を見つけると顔つきがかわり、
高速パンチを繰り出す。
まさに別人のよう。当社で今進めている「猫の手アプリ」のイメージキャラクターとして、
猫の手を貸してもらいたい。
頼んだぞ。ココ。何となくアプリのイラストに似ている気がするのは私だけでしょうか?
小野
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みんなのいろいろ2019.06.06
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みんなのいろいろ2019.06.05
突然ですが、皆さんデザインは好きですか?
好きにもレベルがありますよね。
本屋さんでデザイン書籍を手に取るくらいは意識の高い方から、デザインの事を考えるあまり「私、もうダメぇー!」と身悶え、崩れ落ちるレベルまで様々かと思います。
ここではそのどちらともつかない、ゆる〜いレベル、ねえねえ、こんなのあったよ?という感じで、街の雑踏の中に埋もれているデザインにフォーカスを当てていくぞ!と発作的に思いついた連載をしていこうと思います。
結果、デザインが意外に身近なものであることが伝われば良いなと願いつつ。
以上、ごあいさつまで。ここでフォーカスを当てたいのは看板ではなくて下の張り紙です。
え?これがデザイン?と訝しげに思わないでくださいね。
これぞ広告の原点だ!と呼び覚まされたからです。
誰かが誰かに向けて何かを伝えたがっている。
そのお手伝いをするのが私たちアドラインプラスのお仕事なのです。
この緊急感を誘うメッセージ、シンプルながらにグッと来ませんか?
思わず、私が来た!と駆けつけたくなりますよね?よね?(強請る
雨垂れ(!)だけ赤いのもチャーミングでポイント高いです。
何よりも目にした瞬間に、ふふふっ♪と私は和ませられました。
こういうタイプの告知は街の中に潜む一服の清涼剤だなと思います。〈writing:兼松〉