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  • 十五夜会
    2023.10.24
    デザイン関係者の交流会 第110回十五夜会【ご報告】

    アドラインプラスの小野です。
    第110回「十五夜会」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
    今月は総勢14名の方にお集まりいただきましての開催となりました。

    第110回「十五夜会」参加者

    ・作家 1名
    ・デザイン制作 2名
    ・イラスト制作 0名
    ・カメラマン 0名
    ・ライター 1名
    ・ホームページ制作 3名
    ・動画制作、映像制作 0名
    ・その他 7名

    計14名の内、初参加の方は4名でした。
    ホームページ制作のデザイナーとして働いている方3名と、コワーキングスペースの運営から交流会の主催までを行なっている方が参加していただきました。

    交流内容

    今回のメインゲストは、マインドプットノート開発運営チーム 代表 キシモトシンジ さんです。
    岸本さんは、パチンコ業界でソフトの開発をしています。
    プライベートの時間を活用して、コワーキングスペースでマインドプットノートという、アイデアを促進するノートアプリの開発を進めています。

    当日は名作文学である、夏目漱石の「坊ちゃん」や太宰治の「人間失格」の書き出し風にキシモトさんはこんな人という形で自己ご紹介をしていただきました。
    子どもの頃は、親とは真逆の性格でとても幸せに暮らしていました。小学生の頃は近くでとった竹を加工して秘密基地を作ったり、友達とのサバイバルゲームでは竹を使って自作で弓矢を作り、エアガンを持ってきた友達と対決するなど物作り好きな少年だったそうです。

    高校の時はミニ四駆が流行っていて、みんなはメーカーから出ている市販品を制作しているのに対して、プラ板などを加工してモーターなどつけて完全にオリジナルで作ったりしていたそうです。また、中学生時代には、ファミコンにはまり、自分でプログラムを書いてゲームを作って遊んでいたそうです。それ以来今までずっとプログラムを書いているそうです。

    岸本さんは、みんなが恥ずかしがってやらないことをやりまくってきた人生です。
    学生時代は、劇団を作り、ご自身で演出したり台本を書いたりなど幅広い活動を行いました。

    他には司会をしたり、プレゼンを行ったりと色々な事にチャレンジされました。
    劇団時代に3ヶ月で10本ぐらいの新作を書かなくてはいけないという状況があった時に、編み出したアイデア出しの方法があります。それは、とにかくたくさん書き出すということ。
    今でも困ったら、とにかくたくさん書き出してみるということを実践しています。そうすることで自分の考えがきちんとあらわとなり、他の人に伝わるものが出来上がると思うし、それを見た人に感動を与えられるといいます。今のチャットGPTで作った文章では、まだ思いは伝わるような文章が書けないと感じています。

    ここでマインドプットノートについて説明していただきました。
    マインドプットとは、考えること。インプットとアウトプットの間にあるもので、人間らしいアルゴリズム化できない考えのことと岸本さんは定義しています。インプットを私のアウトプットに変換する力。言い換えれば、人の祈りとか、願いとか欲望などを表す事柄の事です。

    ここで、栓抜きを開発した人を例に挙げて説明をしていただきました。
    すごいアイデアほどどのように思いついたか説明ができない。いきなり思いつくものである。「アイデアの作り方」という本に書いてあるそうですが、データを集めて、しっかり考えて、一回忘れる。そうする事でいきなり思いつくそうです。つまり、脳に課題とネタを与えると無意識で考えてくれるらしい。ということです。

    次に、無意識は何をしているのか?という事で、ある絵を見ながら、どのように感じたかを参加者に報告してもらいました。すると脳内に自然とパターンを作り出していたり、みる人の願いや欲望によって色々な形に捉えることがあるということが分かりました。

    旅行に行きたい場所を考えるというテーマで、マインドマップを深く考えてた例をあげていただきました。
    ここで書かれたことを整理してみると、旅行に行きたい場所を考えるという目的が、美味しいもの巡りなど他の目的にもなっている事に気づきました。人の考えから生まれた情報というのはとても素晴らしいと思う。関連要素を並べると別のパターンが浮かび上がってくる、ということがわかりました。
    つまり頭の中に色々な情報を並べておくと、脳が無意識に整理してくれるということです。

    最後に、このようなアイデアを考えて整理するという楽しい作業を効率よくやるために、マインドプットノートを活用してください、とお話されました。マインドプットノートは、パターンを見つけるために視点を切り替えるツールになります。
    スマホなどでネタを集め、マインドマップやアイデアボードでパターンを浮かび上がらせることができます。これを活用してやりたいことは、日々の生活や仕事にもクリエイティブを活かして行きたいということ。
    そして、私たちは生きていくためには、生み出すしかない。ということで、お話を締めくくりました。

    ご興味がある方は、以下をご覧ください。
    https://mindputnote.com/

    次回の十五夜会

    第111回「十五夜会」
    【日時】2023年11月15日(水) 19:00~22:00
    【会場】や台ずし 錦二伏見町 3Fレンタルルーム
    〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-7-25 澤井ビル
    【職種】 クリエイター
    【報告者】柏木れいな さん

    詳しくは以下をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。

    みなさまのご参加お待ちしております!

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