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これサポ交流会2019.07.30福祉関係者の交流会 第27回これサポ交流会【ご報告】
7月25日19時から、第27回の福祉関係者の交流会「これサポ交流会」を、
新栄グリーンハイツにある「ぶくパル」さんをお借りして開催致しました。
参加者数は、10名。様々な業種の方にご参加いただきました。
ご参加頂いた方には、ご自身で障がいをお持ちの方に向けた事業をしたい人や、
今取扱いしている信託型の保険を使って、障がいをお持ちのご家族に生活の安心を
届けたい人などがご参加して頂きました。今回、マイビジネス報告をしてくれたのは、
株式会社みんなの福祉村 代表取締役の大林 俊之さん。
就労継続支援B型事業所「じゃがいも」の管理者兼サービス管理責任者であり、
社会福祉士でもあります。当日は、障害(精神障害、知的障害、身体障害、難病)がある方の現状、
サポートに関してお話をしていただきました。
はじめに、障害を持つ人との接点があるかどうかについて質問がありました。
参加者の皆さまも全員が何かしらの障がいを持つ方との接点をお持ちでした。
日本の人口の約7%の方が何かしらの障がいを持っているそうです。
予想以上に多かったので、びっくりしました。障がいは、見た目では
判断できない精神的なのも含まれるので、多いという事が分かりました。就労継続支援B型事業所じゃがいもさんでは、「その人なりの成長と
ハピネスを応援するのが私たちの使命です」を理念に
「楽しむ、働く、相談する、潜在能力を発揮する!」いうステップで
ご自身が考える幸せの追求を行なう事ができます。
管理をするのではなく、居場所を提供して、自分自身の体調に合わせて
そこでの過ごし方も決める事ができるのが特徴です。
作業としては、福祉機器の梱包、草刈り、お弁当作り、アクセサリー製作、
販売などをおこなっているそうです。今以上に、きちんと収益があがる
仕事をもっと増やして行きたいとお話をされていました。賃金についてですが、出勤に対する評価と実作業の作業時間に対する評価を
7対3で賃金に反映させているそうです。
ですから、途中で体調が悪くなった場合でも、賃金は減ってしまうのですが
休む事もできるし、休んでいる仲間にも不満がでにくい
という事でした。素晴らしいしくみだと思いました。
また、月曜日から金曜日は、仕事。土曜日は楽しみがあるという事でメリハリを
つけて活動を応援しているそうです。「じゃがいも」という名前に込められた想いですが、
じゃがいもはカレーに入っている素材という事で、なくてはならない存在。
カレーはみんなから好かれているので、ここにきている子たちも、
皆さまから好かれるような存在になってほしいという想いから
その名前を付けられたそうです。今後の活動として、喫茶店を経営する目標もあるという事で、
そこではカレーを販売したいとおっしゃっていたのが、印象的でした。次回の第28回これサポ交流会は、8月をお休みしまして、
9月26日に開催いたします。マイビジネス報告を行なってくれるのは、
ホンマルラジオ愛知、代表の菅野 祥一さんです。
菅野さんは、一般社団法人 ISD個性心理学協会のマスターインストラクターと
一般社団法人子育てカウンセラー協会のマスターインストラクターの資格をお持ちです。
当日は、どんなお話がきけるか楽しみにしていてください。アドラインプラス 小野