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    2021.05.28
    Kのこんなデザイン見つけた!|番外編〈後編〉

    平野甲賀氏の回想録後編です。
    さて、前回は松本市を訪れた主目的であったセミナーのお話をしましたが、今回はセミナーの企画に併せて平野氏の作品展示が松本市随所にて催されていたので、そちらを訪れた時のお話をしします。


    〈採集場所:喫茶茶房かめのや〉写真はクリックで拡大
    蔦に覆われたビルの1階にある純喫茶。ここで非常に正しいナポリタンを美味しく食べましたが居心地が良くて時間が無限に溶けていきそうでした。
    こちらでは一文字にクローズアップし、平野氏ならではの視点で解体し再構築したものが展示。



    〈採集場所:恋する虜〉写真はクリックで拡大
    古民家の部屋割はほぼそのままにイベントスペースとして開放されているようでした。カフェスペースも併設されているので休憩することもできます。
    展示は平野氏がてが手掛けた装丁が主でした。


    〈採集場所:マツモトアートセンターGALLERY〉写真はクリックで拡大
    芸大・美大系の予備校の一角にあるギャラリーです。スペースとしては広くはない印象でしたが、壁面にみっちりと手掛けられた仕事が貼られてあり見応えがありました。


    展示されていた作品群は平野氏が過去に手掛けた膨大な仕事のほんの一部だったのでしょうが、どの仕事も一文字一文字が豊かな表情を持っていて、何より手に取ると不思議な高揚感が得られるパワーが感じ取れました。彼の手により性格を与えられた本たちは幸せだったのではないでしょうか。
    また書店や図書館で彼らに再会しにいこうと思います。本当に長年お疲れさまでした(合掌

    ブログを書き終え、そういえば…と探したらば私の書棚にも彼の手掛けた仕事がありました。
    過去の私えらかったな。
    枝川公一:著『東京読本』1991年発行

    〈採集場所:自宅〉クリックで拡大

    〈writing:兼松〉